LEDのヘッドライトは生活必需品です。夜間、天井裏や暗い倉庫での作業、日没が早い冬期の農作業、夜明けの雪かき等で無くてはならない存在です。
充電式、ヘッドライトの点灯を手をかざすだけでオンオフできる赤外線センサー付きのLEDヘッドライトを買って使ってみたところ、いままで使ってきたヘッドライトの中でも好印象なので記事にします。
Litomというブランドで、Amazonで3千円で買いました。時々タイムセールで安くなるので、2400円ほどで買えることがあります。
Litomの充電式ヘッドライトの主な特長
- 赤外線センサー付き:ジェスチャーセンサー機能、手や顔など赤外線センサーに反応するものでオンオフができる
- 後頭部の電池パック部が単三電池3本ではなくてリチウム充電バッテリーボックスになっているので軽い。
- LEDの明るさが最大で220ルーメンと3千円という価格帯では明るい。
- LEDの集光的な照らしとデフューザー(ハニカムレンズ)で光を拡散することができる2種類を切り替えられるので便利。
- 後頭部のバッテリーボックス部分は、赤いLEDの点灯や点滅ができて、テールランプ風になる。
があります。
カタログスペックでは、
- バッテリー電圧は、3.7Vのリチウムイオンバッテリーで容量は、2000mAh
- LEDは、CREEの白色LEDと、赤色LED
- 防水は、IPX6
- 重さは、約165g
といったかんじです。
LITOM LEDヘッドライトのフォトレビュー
日本語の説明書。本体、充電用のmicroUSBケーブルです。日本語と英語の説明書は中華のわりに良くできています。
いままで3千円弱のLEDヘッドライトを買ってきましたが、年々品質が良くなっていて、昨年(2016年に)買ったLITOMのLEDヘッドライトはかなり良いと思います。
ゴムバンド、ヘッドライト部、電源部、それをつなぐケーブルです。「つくり」は良くて、数ヶ月でちぎれたり壊れたり、ほころんだりしていません。
後頭部に位置する電池パックには、充電用のmicroUSBポートがあってキャップでふさがれています。赤いスイッチは、バッテリーボックスが赤く点灯、点滅するためのバックライト用です。
2秒以内に2度押しをすると、点灯と点滅に切り替わります。2秒経ってから1度押すとオフになります。
バックライト用のスイッチにはもう一つ役割があって、バックライトの赤いLEDが点灯点滅している時に、バッテリーボックスの充電池の残量を知ることができます。
LED表示で、緑なら60%以上、赤点灯なら30〜60%、赤点滅なら30%以下となります。バッテリー電圧が3.7Vから、2.8Vまで下がると自動で消灯してバッテリーの過放電によるダメージを止めるようになっています。
LEDライト部のスイッチは、6つのモードのループになっています。
「白色LEDのハイ(明るい)」→「ミドル(普通に点灯)」→「ロー(暗めで点灯)」→「SOS点滅」→「赤LED点灯」→赤のLED点滅」です。
使いたいモードで、スイッチを三秒長押しすると、赤外線センサーでのオンオフになります。
手をかざすとオンオフができます。だれか他人の顔が近づいてもオンオフします。体温程度のものがあれば、ぬるま湯のようなものに近づいてもオンオフします。炎などの熱いものには反応しません。
ですから、手袋をしていたり、人が周りにいる環境では、この機能は使えません。
ヘッドライトをつけて真暗な道をゆっくりと走ったり、自転車でゆっくりと走る時は、前全体を照らすように光を拡散しなくてはなりません。一点だけを照らす灯りでは、真暗なあぜ道をさっさと歩くことすらできないんです。光を拡散するハニカムレンズ(デフューザー)が、このヘッドライトにもついていて、スライドすることで一点だけを照らす時と、全体を広く照らす時とで使い分けられるようになっています。
灯りは拡散すると暗くなりますから、一番明るいハイモード(カタログでは220ルーメン)で使うことになります。一番明るいハイ(カタログでは220ルーメン)の点灯時間は、連続で8時間ということですから、用途的に十分でしょう。ちなみに、ミドルにすると20時間点灯ということです。実際には、その6〜7割の時間点灯すれば、御の字なので、期待できそうです。
ってか、そんなに長時間点灯して使ったことがありません。せいぜい2時間程度です。
ヘッドライトのチルト(前傾)は、俯角(水平から下へ)です。6段階のクリック感のあるステップがあって、そこからはフリーで下まで回ります。この辺の造りもユーザの使い勝手を反映して作られていますね。
まとめ
以上、LITOMのLEDヘッドライトを紹介してみました。年々良くなるので、これは!と思ったモノは買って試していますが、このLEDヘッドライトは、コスパ的に満足できるものです。いままで買ってきた中華のLEDヘッドライトがあまりにも使えなさすぎたというのもありますね。
これから、さらに良いものが出てくることに期待したいです。
それから、microUSBポートで充電する時は、ヘッドライトは使えません。microUSBに通電した途端、LEDは消灯する保護回路が付いています。スマホ用のモバイルバッテリーを使って連続使用はできないことは知っておきましょう。
夏場の暑い時期に、ヘルメットではなく直に被る場合は、ヘッドバンドに汗が染みこんで塩を吹くようになります。機器自体は防滴なのでヘッドバンド部をそのまま洗うことも可能です。それでも、頭頂部の部分ハゲ防止のためにも、タオルで頭を覆ってから、ヘッドライトを被ることをおすすめします。
中華のブランドなので、同じ製品でも他のブランドで売られていることもあるので、よく似た製品を見つけたら、追加しておきます。
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