いつも通り結論から言うと、
Anker A7910 ポケット ブルーツース スピーカーは、小さすぎて低音が全然出ないのでツイータースピーカーで聴いているみたい。
以下、諸々気づいた点をSG的にまとめつつ書いていく。A7910 Pocket Bluetooth Speakerの内容物は…

本体、本体の充電用充電用microUSBケーブル、AUX(3.5mm径ステレオミニプラグ)-microUSBオーディオケーブルと巾着、説明書。
電源ボタンの裏側にある、microUSBのポートは、充電とアナログオーディオ入力兼用になっている。
だから、AUX-microUSBオーディオケーブルをつないでアナログ入力で聴いているときは、充電できない。
説明書には、と書いてあるので、それに従う方が良いだろう。「A7910を充電中に音楽を再生することができますか?」の問いに対し、
バッテリーの寿命を長持ちさせるために、スピーカーの電源が入っていない時に充電することを推奨します(特にバッテリーが少ない場合)。
確かにキューブ型の小型Bluetoothスピーカーとしては小さい。


大きさは、45mm角ってことらしい。重さは、90g弱。ほんと小さい。
防水のOmakerM4と比べても小さい。もちろん、A7910は防水でも耐衝撃性能も無いので取り扱いは丁寧に。
iPod touch 6やiPhoneとBluetoothでペアリングする。

電源ボタン長押しで「ポピ」と電源が入り、Bluetoothの接続待ちになる。
iPod touch 6の設定、Bluetoothからみると
Anker A7910と見えるので、タップするだけ。
あとは、好きな曲を聴く。
AndroidのスマホだとNFC対応のものもあるので、スピーカのAnkerのロゴがある辺りにかざすと、NFCでリンクされると説明書に書いてある。
音量調整は、iPod touch 6のミュージックのボリュームからリニアにできる。OmakerM4や他のBluetoothスピーカのように、5段階とかにステップで音量が変わる仕様ではないのが助かる。
ただし、マイクは内蔵してないので、iPhone で聴いていて、電話が鳴っても、このスピーカーで受けることは出来ない。
一辺46mm弱の立方体(キューブ)型の超小型スピーカーなので、他のキューブ型Bluetoothスピーカーよりは低音が出ない。
AUX-microUSBケーブルを使って、A7910のスピーカーの周波数特性を調べてみよう。ミニプラグでプローブを作るとiPhone やiPod touch 6がオシロやスペアナとしてつかえるようになるアプリ、e-scope3in1で、iPod touch 6の内蔵のマイクを使って測ってみよう。まずは、FFTモードで、オーケストラやブラバンでA(アー)の基準音440Hzのスペクトルを見る。
そして、正弦波をスイープ。FFTのスペクトルはピーク保持(ホールド)で。
で、何度か測って見た結果、まぁ、聴いたとおりの、低音が全然でなくて、まるで薄型テレビの安っぽい内蔵スピーカのような特性であることが分かる。
それでも、音量はびっくりするぐらい大きな音で鳴らせるので、仲間とちょっとした集まりで、BGMの再生スピーカーとして使うのは、iPhone やiPod touch 6の内蔵スピーカーで鳴らすのとは、まったく別次元の大きくてはっきりとした音になるので、良いと思う。
まぁ、本来の使い方が、そういう使い方なんで、当たり前なんだけど。
そうそう、音域的に人間の音声は綺麗に再生できるので、営業で、iPad を客に持たせてビデオを見せるようなシーンとかにも使える。
エンクロージャ(箱)が大きいほど低音の共鳴が期待できるので低音域がもう少し欲しいという人は、一回り大きいサイズのA7908、Sound Core Sport、Sound Core、A3143がある。携帯性は大きいだけ、劣ることになるので、適宜、自分の使いたいシーンを思い浮かべて選択しよう。
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