- 有線：アナログ音声をAUX端子にアナログケーブルでつないで使う。
- 無線：Bluetoothで接続する。
- 無線：FMトランスミッターでラジオを通して聴く。
でも、スマホやタブレットで動画が見たいとなると、車のダッシュボードに、iPhone やiPod touch 6をおかなければならない。iPadやNexus 7とか大きすぎて、交通安全上車載はあきらめた方が良さそうだ。
最近の車は、エアバッグが開くのに邪魔にならないように、ダッシュボードに物が置けないように様々なデザインと工夫がされている。とくに、プリウスは、みんな乗っているから分かると思うけど、スマホを置く場所がない。
特に、プリウスは、クレイドル、ホルダー、何を買ってどこに付けて良いのやら？ （安いカーナビを付けたユーザは）誰しもが悩んでいることだろう。
ロジテックダイレクト・セールで、500円で買った、スマホ・ホルダーの問題点は、
- 左のグローブボックスの開閉に干渉する。
- iPhone の取り外しがしにくい。
- エアコンの吹き出し口なので助手席側の風の向きが変えられない。
- エアコンの吹き出し口のハネに引っかけて使う方式だ。左のグローブボックスには、ティッシュ箱を入れているので、頻繁に開閉する。iPhoneやiPod touch 6を装着したときに、左にはみ出てつけていると干渉してしまう。
- iPhone の場合、電話がかかってくると、外すのに手間取る。
- iPhone、iPod touch 6、Androidのスマホなど、リチウム充電池は異常加熱で爆発引火する。
- 夏場の炎天下に駐車するときは、サンシェード（日よけの銀色のアレ）をフロントガラスに立てかけるんだけど、車内に置かないように持ち歩く、あるいは、グローブボックスやセンターボックスに収納するために、いちいち外すのが面倒だ。
車のナビ・カーコンポの高級なのであれば、Bluetooth内蔵だし、車内にマイクがついていて、iPhone を手に取ることなく、通話ができるんだけどね。うちのは、最低グレードの車に、これまた最低グレードの純正ナビだから、そんな高級な機能が付いていない。
エアコンの風の向きを変える羽根に取り付ける構造は、風の向きを固定してしまうという致命的な欠点がある。
ワシは、Wi-Fi SDカードリーダに保存した音楽、動画をストリーミングで再生しながら、常に充電しているので、iPhone は、動画デコードの処理と充電で熱を持つ。夏場は、冷房の吹き出し口になるので、冷え冷え。冬は、そこそこ熱くなるという…。
いろいろ不便や不満があるので、今回、Spigenのヤツを買ってみたわけ。Spigenって韓国メーカなのか。なら、素材は日本製を使っていることが多いので、アレだな（笑）。
Spigenの車載スマホ・ホルダーの内容物。
箱は、こんなかんじで、特筆すべき事はない。
車のダッシュボードなどに貼り付けるため、脱脂用のアルコールの濡れティッシュが付いている。あとは、取説と正規品であるシリアルナンバーの紙。パチモンを警戒してだと思うが、なんだかね。
重さは、150g弱。結構、重い。エアバッグの上に置いていたら、こいつが顔にぶつかってくると思うと、アレだよね。でも、全体はゴム様樹脂なので、顔面から後頭部に突き抜けるような弾にはならない。
Spigenのスマホホルダー ステルスは、くの字構造でスマホをはさむ。二段階の角度になるようにできている。スマホは原則横に挟むみたいだけど、縦に挟めるのはiPhone 6までで、Plusのでかいヤツは無理だろう。
接着面は、粘着材が貼ってある。何度か、張り直しができるタイプで、ドラレコを貼るのにも使われているヤツと同じだろう。
プリウスで、iPhone、iPod touch等のスマホの置き場所に悩んでいるヤツは、安いグレードに乗っているヤツ。
繰り返すが、車の高級なナビであれば、iPhone やiPod touch を専用ケーブルでつないだり、Bluetoothでつないで、操作をナビのパネルでする。だから、グローブボックスに収納しておく。ワシのような最低グレードのナビだと、音声はアナログのAUX端子へ、映像は入力できないし、操作は、iPhone （iPod touch 6）に直にさわってやるしかない。
で、iPhone やiPod touch 、Androidスマホを車のどこに置くか？で悩んでいる人も、少しはいるはずだ。
テレビのホコタテという番組でもでてきた、三信ゴムのシリコン粘着シート。残念ながら、シボ加工のパネルには、くっつかない。だから、Nexus 7とかのタブレットは置けない。でも、ケース込み90gのiPod touch 6なら軽いので、こんな傾斜のきついところにも止まる。これでも良いかとおもったんだが…。
ここは、エアバッグの開口部直下になるので、スマホが万が一の時に、助手席の搭乗者（妻）に弾となって突き抜ける可能性があるから却下。メモなど紙キレをくっつけるのに使っている。
こういう、ハンドル前ってのは、まったく使い物にならない。そもそも、目に付く。
右前には、GPSのレーダー探知機を設置するので、スマホを置いても被るだけ。
センターメータの上は、左前方角の死角を増やすだけなので、ダメ。
結局、この辺かな？？ いままで使っていたスマホスタンドの上側。
助手席の前のエアバッグが格納されているので、絶対にここに物を置いてはいけない。
だから、シボ加工っていう、
- つや消しでフロントガラスに映り込まないように、
- 変な物をユーザが買ってきて付けないように、くっつきにくい
プリウスは、メガネ置きがこの場所にある。
上に太陽電池パネルがないモデルは、ここにメガネ置きがある。サングラス置きとも言う。
ワシのプリウスは、旭硝子のクールベールという紫外線＆赤外線カットのフロント・ガラスに換装してあるので、サングラスが要らない。フロントガラスの上縁に青い遮光の部分があるので、サングラス並の減眩効果がある。LEXUSには標準装備のガラスなんだけどね。で、側面の小さいガラスまで、赤外線カットのフィルムを貼ってもらっている。後部座席、ハッチバックは黒い濃いフィルムにしているので、遮光はばっちりだ。
でも、日中熱いのが減るかと思ったけど、期待したほどではなかった。アルミボディと薄っぺらな廃材流用の断熱材がクソ。
で、メガネ置きとして使っていないので、ここにiPod touch 6が収まるから、これを使えないかと思っているんだが…。後部座席の子供は、車酔いするので見れないし、昼間は眩しいという。夜は画面が明るいと車内が室内灯をつけているのと同じくらい明るくなってダメ。
実際にプリウスに車載ホルダーを取り付けてみる。
付属のアルコール布で被着面を綺麗に拭く。
粘着シート部分は、しっかりとくっつくので、シボ加工でもしっかりとくっつく。剥がすときは、ゆっくりと引っ張れば剥がれていく。張り替えは可能だ。
あまり、拭き掃除をしないので、拭いたところが色が濃くなって、染み状になってしまった。
妻に、スマホホルダーの位置に猛烈なダメだしを食らった！
「なんじゃこりゃぁぁぁ！！」と妻に怒鳴られた。- 助手席からセンターメーターが見えない。
- 後部座席の子供もセンターメーターが見えないのは不満。
- ダッシュボードあると目障りなので、いっさい物を置くな！
スマホ・ホルダーの車への取り付け位置決めは、同乗者・家族とよく相談して決めよう！！
で、最終位置は、
助手席、妻の定席の足下に決定。そもそも、我が家のテレビのチャンネル権は妻にしかなく、車中の音楽や動画の選定権も妻にしかない。当然、iPod touch 6のホルダーは、妻の使い勝手最優先で決まった。
夜、ふと見たら、足下に落ちていた。粘着シートなので、長くずっと重力で引っ張られる状態では、外れてしまうってことだ。これで、iPhone やiPod touch 6をつけたら、引っ張られる力はかかり続けるので、ダメってことだな。つ 使えねぇ スマホ・ホルダーだった。誰かにくれてやろう。
3500円は、Spigenというブランドを持て囃すブロガ連中のステマ度を計る勉強代だったということで溜飲を下げる。
どうせ捨てるのなら、すこし改造してみよう。
水平に近いところに置いて を前提だから、アレなんで、傾斜のきついところにひっつけてみたらどうなるのか？ となると、溝の掘り直しだよな と。
ひさしになってしまう部分を切り落とすか…。
これでマシになったな。ヨシヨシ。
Spigenのスマホ・ホルダー ステルスの評価は？
- くの字に曲げたゴム樹脂のオシャレなデザインだけど、3500円は高い。
- アルコールの拭く布は２つ付いてくる理由が、今回の取り付け位置騒動で分かった。
- 「ステルス」というわりに、スマホを付けていないときの存在感は大きい。
- こんなものを肯定する内容で紹介するブロガは、ステマ野郎と断定して良い。
- そもそも、高級なナビを装着した車にはスマホ・ホルダーは必要ない。
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