NYダウは、連日最高値を更新中だ。中国のアリババがニューヨーク証券取引所に上場した。時価総額は25兆円と、日本のトヨタ自動車よりも大きくなった。筆頭株主のソフトバンクも8兆円の含み益をもたらすことになった。伊達にハゲていない孫社長の先見性は、あいかわらずのもんだが、そろそろ感がさらに強くなった印象を持つ。

 それにしても、アリババの人気はすごい。同業のAmazonとは桁違いの規模になった。最近の大型上場だったFacebookとも桁違いの上場規模だった。

 こういう大型上場ってのは、なぜか、相場の天井を狙って出てくるわけだけど、一度株を高値で売り抜け、現金でいろんな権益や企業を買い、設備投資をする。株式市場の低迷で株価がさがったところで、株の買い戻し、つまり自社株買いをする。つまり、IPOによる空売りをすることになる。ハゲが、強気でアメリカの通信会社の買収ができたのは、このアリババの上場を進めていたからだ。

 これから、どうなるのか? 興味深い。それにしても、いつ 泡沫がはじけていくのか?が分かれば大もうけできるのに…。