2016年11月10日に発売されたPS4 Proの消費電力を実際に測ってみた。


 PS4 Pro(CUH-7000)になってスペックアップしたので、心配した消費電力も、最大で170Wを超えることがないので、ホッとしている。
 先行して2016年9月に発売された、PS4 Slim(CUH-2000)は、 消費電力を3割減らして税別価格を3万円以下にしてきた製品。実測、〜140W程度ということだ。 そもそも、歴代のPS4で200Wも使うモデルなんかないぞ!
 ※アフィリカスが「PS4 消費電力」のキーワードで、「PS4の消費電力は200W 」というデマを流しているが、まったくのデタラメだ。このアフィリカスのバカは、「定格消費電力」の意味を自ら解説しているわりに、まったく理解していない。実測値で話をしなきゃならないのに、カタログの定格消費電力で語ること自体が間違いなんだけどねぇ。低学歴で無教養なヤツが、アフィリをやるから、こういう間違いを平気で垂れ流すんだよな。


以下古い内容。

 2015年6月発売のPS4(CUH-1200)は、初期のPS4(CUH-1000)と比べて消費電力が8%減って、筐体の重さも1割程度軽くなって、誤動作の原因だった電源スイッチも静電式から、メカニカルスイッチに変更になった。

 2016年11月 PS4 Proが加わって、電源周りがまた逼迫してきたので、AVアンプをHDR、UHD(4K)パススルー対応のものへのリプレイスをにらんで、配線を見直している。

no title

とりあえず、電源ケーブルに札を付けて混乱しないように…。

 1

 これで、コンセントに差しているのが、どのゲーム機やACアダプタなのかが、ケーブルを伝って確認しなくて良い。昔のACケーブルや中華のパチモンは、糊に反応しACケーブルの被覆樹脂が溶けるものもあった。

 さて、前置きはこれくらいで、

  PS4で遊びつつ、自作機でエンコしようとしたら、UPSの警告音がピーって、なり始めた。

おいおい、初代PS3じゃねぇんだけど? って、調べてみた。

旧PlayStation 4(CUH-1000)の消費電力は、140〜150W

 ワットチェッカーで代用。電流プローブを買ったので、より正確な測定が連続的にできるようになったので、記事を別に起こし中。

 計ってみた。電力料金は、1Kwh=29円で換算。 

 スタンバイモード時は8W。一日で5.6円。パソコンのスタンバイモードやBlu-rayレコーダの待機状態並。

3

100V/0.08A。いいかんじだ。

4

スタンバイからの復帰。95W。最近の小型デスクトップPC並の消費電力。2.8円/時。

5

何も操作しない状態(アイドリング)だと、85〜90Wで推移。

6

KNACK(ナック)を始めてみると、増える増える(笑)100W超え。

7

キャラが激しく動く時は、3D演算が必要なので130W超え!

8

145Wくらいまで上がる。ブロードキャスト(配信)もすれば、もう少しパワーを使うので、上がる。

結論、150Wといえば、そこそこな消費電力になるので、AC電源周りは、それなりに考えた方が良い。

PS4の1時間あたりの電気代は4円。

 電気代は、一般家庭で(電力会社で違うけど)1Kwhで20.34〜28.98円。

 仮に、29円/時として計算すると、PS4本体の電気代は、140〜150W、平均140Wとして1時間で0.14Kwh、つまり4.06円。

 50インチクラスの液晶テレビでPS4を遊んでいても、最近のモデルは150W以下、AVアンプ・サラウンドシステムがスピーカ7個を鳴らしてもウーハー込みで(ワシのVSA-920で)40W程度なので、1時間でPS4と合わせても8円くらい。これにネットワーク類の電気代をいれても、1時間10円弱。

消費電力が130〜145Wなんだから、発熱が初代PS3並にでることが分かるので、空冷にも気をつけないと…。

停電対策電源(UPS)にPS4をつなぐことをオススメ。

 バックグラウンドでゲームソフトをダウンロードするPS4、スタンバイか付けっぱなしにすることが多くなる。

 2015年3月26日のシステムソフトウエアアップデート2.50でアプリケーション(ゲームソフト)を起動したままスタンバイモードに出来るようになった!

 そこで、ネットワーク機器(ブロードバンドルータ、光端末、イーサネットスイッチングハブ等)と一緒に、無停電電源装置(UPS)をつけておくと、安心だろう。

PS4につけるUPS(無停電電源装置)をオススメしたい理由とウンチクは4つ


  1. スタンバイ時の瞬間停電で、システムが飛ぶのを防ぐ。
  2. 契約電力が小さい家庭での、ブレーカ落ちに対応可。
  3. 大きめのUPSでネットワーク機器と一緒に電源のバックアップをつけておけば、10分ほどの停電にも耐えられる。
  4. 矩形波、正弦波のどっちかと言われれば、正弦波の方がトラブルが少ないけど高いよ。

 まー、800Wとか、1KWクラスのでかい無停電電源装置を必要とした水冷のPowerMac G5のUPSのことを考えれば、安いので十分だ。

 ただし、UPSも、3〜4年で中の鉛バッテリーを交換する必要があるので、互換バッテリーが安いものを選ぶのがコツだ。