未だに、MacでFAXを送信受信したいという人は、それなりに居るようで、過去に書いた記事をググってやってくる人が絶えない

 アップル純正のUSB接続のFAXモデムが無くなって(Amazonで復活している?→2770円で偽物?検証のため購入→Snow Leopardまでしか対応していない)から、USロボティクスFAXモデムが定番商品として売られていた。しかし、30ドル程度の商品でも日本での入手が難しく取扱業者によっては6千円と高い。

※Apple Inc.純正のモデムは、最近のMac OS Xにドライバが用意されていないため使えない。

互換のあるFAXモデムを探していたら、すでにAmazonの評価で実際に買っていた人が報告していたので、念のために、ワシも買ってレポートする。

PCM-UBAM1-K

内容物は、このモデムと電話線、Windows用のドライバの入ったちっちゃいCD。

はたして、64ビットnativeに起動するMacBook ProのMoutain LionYosemiteで使えるのかどうか?

結論から言うと

2280円のFAXモデム PCM-UBAM1-Kは、MacBook Pro(Yosemite)で使える。

FAXモデムを繋ぐ。

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システム情報でみても、USBにFAXモデムと表示されている。

システム環境設定のネットワークからみてみると

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ネットワークデバイスとしても認識されているので、アナログ電話回線でダイアルアップできるな。こりゃ(笑)。ドライバは標準で良いみたい。

FAXの設定をする。

「システム環境設定」の「プリントとスキャン」で、FAXとして追加できる。

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あとは、いつも通り設定して、書類をFAXしてみる。

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ピックアップして、電話回線につながるときは、緑のLEDが点灯する。ハングアップで切るときは、赤いLEDだけ点灯する。

送信をテストする。

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FAXをMacで送ったことがない人はピンと来ないと思うが、

MacはPDFをFAXする

 ということになる。日頃使っているプリンタドライバを使ってPDFにするので、プリンタは何でも良い。ワードやテキストエディットなど、「印刷する」を選んで、プリントのメニューを開いて、左下のプルダウンメニューから、「PDFをファックス…」を選択する。

 もし、表紙をつけたいのなら「表紙を使用」にチェックを入れる。

 送信相手の電話番号を「宛先」に、いれてやる。あらかじめ住所録にFAX番号を登録しておけば、そっちからもってくることもできる。

ファックス自体の設定は、「ファックスモデム」を選択する。

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ここで設定ができるんだけど、

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 FAXモデムの設定は、自分の回線に応じてやる。

うちのFAX回線は銅線のアナログなので、パルスにするけど、IP電話とか、ほとんどがトーンだな。ピーギョロギョロっていう音ををモニタするスピーカがモデムについていないので、スピーカーはオフでよい。

 送信する回線によって、プリセットを作っておくといいかもしれない。ワシは「パルス発信」だけ登録して置いた。

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FAXの設定と、印刷側で、FAXの手順を間違えなければ、FAXは送れる。


受信もテストする。

FAXも問題なく受信できる。このモデムにはスピーカーが付いていないので、キャリー音をモニタしてリンクするかどうかの確認ができない。

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Macをスリープさせて、電話がかかってきたら、スリープ解除して、FAXを受信することはできない。これは、元々Macに内蔵していたモデムでも出来なかった。

複合機のプリンタが1万円弱で買える時代に、FAXの送受信をMacでやるという人は、ほとんどいないだろう。

→Mac OS X 10.9(Mavericks)で、FAXの受信、送信の検証により、問題なく動作することを確認した。

 ただし、受け側の複合機のタイミングによってはスリープ解除の時間待てないことがあり、リダイヤルの時間によっては無限ループに入ることがあるので、診療情報提供等、重要な書類の送信時には、事務方へ確認の直電話を一本入れておくことを推奨する。

→Mac OS X 10.10.1(Yosemite)でもFAXの送受信を確認。同じチップ(Conexant チップセット)を使っているUSBモデムは使えるはずだ。

Yosemite-fax


アナログ電話回線でダイアルアップ接続する。


プロバイダのダイアルアップ電話番号と、ATコマンドをチェックする。


 PCM-UBAM1-Kが無い場合は、同じFAXの(コネクサントの)チップをつかっているものであれば、同様につかえるはず。