各論。 Wi-Fi(無線)LANの接続設定。もちろん、固定IPアドレスにする。




MacBook の無線LAN(Wi-Fi)の設定の手順は大きく分けて3工程。準備→設定→テスト。
  • MACアドレスをメモる。
  • Wi-Fiの設定をする。
  • ブラウザでルータのMACアドレスアクセス制限への登録
  • 固定IPアドレス設定。
  • 2.4GHz、5GHzの各バンドで接続テスト。

MacBook Pro 2900/13 MD102J/AとAterm WR9500Nを例にして、無線LANによる接続方法とテストを行う。
 
MacBookのWi-Fi(無線)のMACアドレスを調べる。
左上のリンゴマークの「このMacについて」から、「詳しい情報…」のボタンを押して、「システムレポート…」をクリック。あるいは、アプリケーション/ユーティリティ/システム情報のアプリケーションを直接ダブルクリックで起動。

左カラムの「ネットワーク」の 「Wi-Fi」を選択。
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ここで、MacBook Proの中にはAirMac Extreme が入っていて、Boardcom BCM43xx系のチップが使われていることがわかる。

「ローカルWi-Fiネットワーク」には、ECで始まる隣の情弱クソ若夫婦の家の無線LANのSSIDが表示されている。我が家の無線LANは、ステルス設定なので表示されない。
とりあえず、赤い矢印のトコロにMACアドレスがあるのでメモる。

他にも、「システム環境設定」
→「ネットワーク」→「Wi-Fi」を選択し、「詳細…」から「ハードウエア」のところを見れば書いてある。
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無線LANの設定をする。
「システム環境設定」→「ネットワーク」→「Wi-Fi」か、上のメニューバーの扇形のWi-Fiのアイコンをクリックして、「”ネットワーク”環境設定」を開く…」
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「Wi-Fiを入にする」で始める。
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これまた、隣のクソ家族のSSIDが表示されて鬱陶しい。我が家のWi-Fi(無線LAN)は、ステルスなので表示されない。から、「他のネットワーク…」を選択して、SSIDから一つ一つ入力していく。

ちなみに、我が家のメインの無線ルータはNECのAterm WR9500Nで、SSIDは2.4GHzのbg、bgw、5GHzのa、awの4バンドを設定する。

まずは、手始めに2.4GHzのセカンダリのbgwでやってみよう。

Safariで、ルータのローカル固定IPアドレスへアクセス。
左サイドカラムの「無線LAN設定」→「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」を開く。
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セカンダリのbgwでMacBook Proをアクセスできるようにしてみよう。
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暗号キーをブラウザに表示されているのを見ながら、間違えないように入力。パスワードを表示のチェックをいれて入力すると間違いがない。で、接続ボタンを押してみる。すると…
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つながらない。なぜなら、ルータのWR9500Nに設定されたMACアドレスフィルタリング機能が働いているから、まだ登録してないMacBook Proは接続出来ない。

そこで、ルータ側に、先ほどメモったMacBookのMACアドレスを登録する。

Safariのルータの設定ページで、「無線LAN設定」→「MACアドレスフィルタリング」→「エントリ追加」で、
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MACアドレスを入力し、ルータに設定を反映させる。WR9500Nは先ほどアクセスして失敗したMacBookのMACアドレスをうっすらと表示してくれているので、入力しやすい。
ルータのMACアドレスフィルタリングの登録で、晴れてMacBookはWi-FiでLANに接続出来るようになった。
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DHCPサーバの自動設定で、ローカルエリア内のIPアドレスはルータによって自動的に割り振られてつながっているのが分かる。
これでは、インターネットやLANでの接続が不安定になる
ので、iPadやiPhone、Kindle Fire HD等携帯ゲーム機の3DSなどと同じように、ローカル固定IPアドレスにする。
とくに、何も考えずに、ルータのDHCPサーバの自動割り当てにしている家庭で、今深刻なWi-Fi(無線LAN)での接続不良案件が急増している。まさに、情弱の極みだな(笑)。
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システム情報をみると、つながったbgwの状態が表示される。
それにしても、隣のクソ家族のSSIDが鬱陶しい。このクソ家族のWi-Fiルータは常に電波を全開で発信し、2.4GHzの11nのチャンネル2を独占してやがる。おそらく、都会の集合住宅だと、こういうのが前後左右、上下にいるから、そりゃ、つながらんわ。

とりあえず、4バンド全部を登録する。
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「a」バンドは、5GHzのプライマリバンド。
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コツは、2.4GHzのプライマリ→5GHzのプライマリ→2.4GHzのセカンダリ→5GHzのセカンダリのように2.4GHzと5GHzの周波数の違うものを交互に登録すると4つ全てが登録できる。これは、Apple Inc.の製品、iPhone やiPad、そしてMacのWi-Fiでだけ、こういう配慮が必要になる。アップルのクソ仕様の一つだ。
ローカル固定IPアドレスにする。

Windows PCのファイル共有や複数台のMac、iPhone (iPod touch)やiPad、Eye-Fiカード、タブレットPC、ゲーム機等、2台以上がWi-Fi(無線LAN)につながる場合は、ローカルエリア内も固定IPアドレスにしなければならない。
ルータのDHCPサーバのリリース時間などが大きく関係し、DHCPサーバの自動割り当ての性能やクセやバグなどによって、様々なLAN内でのネットワークトラブルが発生する。


主な症状は、
・スリープを解除したMacBook がWi-Fiにつながらない。
・Wii Uがオンラインゲーム中に切れる。
・Windows やMacのファイル共有やリモートができない。
・ネットワーク上のプリンタが見つからない。
・iPhone(iPad、iPod touch)のAirPlay(AirTunes)ができない。
・DLNAサーバからの読み込みができない。
こういった症状が、再現性が低い頻度で起こるので、無線ルータの不具合なのか? Wi-Fiでつながる端末側の設定やバグなどの問題なのか?の鑑別診断が難しくなる。

つまり、iPhone 等タブレットPC等、固定IPアドレスに設定。Eye-Fiカード等、自身の設定で固定IPアドレスにできないものは、MACアドレス指定でルータ側で固定IPアドレスを割り当てる等、DHCPサーバでの自動割り当てを極力しないようにすることが重要だ。


ということで、

いつものように、我が家の固定IPアドレス帳を開いて、MacBookのIPアドレスは126。
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で、192.168.0.126、サブネットマスクは255.255.255.0、ルータ、DNSは192.168.0.1となる。
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これで、適用を押して反映させ、192.168.0.126で接続出来ているのを確認して、「システム情報」でWi-Fiの接続情報を見てみよう。
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2.4GHzのプライマリ接続。転送レートに注目。
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5GHzのプライマリに接続。転送レートに注目。

実際にMacBook ProのWi-Fi(無線LAN)の転送速度を測る。
方法は簡単で、他のMacから、MacBook Proへ、TSファイルをコピーして、アクティビティモニタで、ネットワークの速度を見るだけだ。インターネット上の速度測定サイトでベンチマークをとるのは全く意味のないことなので、そんなので速い遅いを語っている時点で大恥をさらしていることに早く気がつけよ(笑)。

テスト環境は、ルータとMacBook Proの距離は1.5m、間に障害物はないものの、大量のパソコンやディスプレイ他電子機器が稼働しているワシ自慢の書斎だ。

まずは、期待の5GHzプライマリバンドだ。
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はい、だいたい、17〜18MB/秒。USB2.0より遅い。

次に、遅い遅いと評判の悪い、昔は最高に速いと言われていた2.4GHzのプライマリバンド。
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はい、ピークで9MB/秒、途中原因不明の速度低下がある。これでProRes422の一時間録画ファイル60GBをコピーしていたら、日が暮れる。ましてや、1TBのTSファイルの入ったフォルダをコピーしていたら、一昼夜どころじゃ済まないな。 ってことになる。


つまり、

MacBook の無線LANは遅すぎて使い物にならないのは、いつの時代も変わらないってことだ

な。

いや、昔(PowerBookにWi-Fiカードを刺して使ってた頃)から、こうやって実測してたから、これでも優秀な方だとMacBook ProのWi-Fiの能力をワシは高く評価している。
WR9500Nの二個セットを買っているので、デュアルバンドの転送もためしたものの… 450Mbps(メーカー公表値は32MByte/秒)が、なかなかでない。 それはまた別の記事で書こうか。

こういうのを、自分のパソコンで測って、Wi-Fiが実測でナンボくらいの転送速度を出しているのか?をちゃんと把握してから、話せなあかんのにね。

「にわかマカー」の激増で、ブログで「AirMac Extremeを買い増した。爆速です」とか、いい加減なことを書いているバカが増えすぎて、ますます事態を悪化させているわけだな。

昨年の落雷で、NECのAterm WR9500N等無線LANを調べたとき、口コミ掲示板のレベルの低さに、あんぐり口だったぜ(笑)。

こりゃ、メーカも、プロバイダも、そして回線業者のNTTとかのサポート係も、大変だろうな。毎日毎日バカ相手にするのは、ご苦労様としか言いようがない。

USB2.0のUSB→Ethernetアダプタは、最大12.5MByte/秒しかでないんだけど、それでもWi-Fiの2.4GHzを混雑した都会の複合住宅で使うよりマシという…。


まー、あれだ。
どっかの掲示板で、「せっかく光の1Gbps回線を契約したのに速度が出ない」とか言うとるヤツの、回線速度測定環境ってのが、Wi-Fi(無線LAN)である限り、ソイツは速い遅いを語る資格もクソもないってことだな。
また、コメントを付けているヤツも、これまたWi-Fiで繋ぐ、Mac miniとかMacBook Airとか、話にならんってことだ。


関連記事→複数台のMacを持つユーザが当たり前になった今、MacやWindowsPCとのファイル共有を考える


それより、ノイズのない電波暗室をワシの書斎にというのは予算的に無理なので、現行の部屋を使うことで我慢する。その代わり、スペアナを中古も含めて集めたい。