キングストンのポータブルWi-Fiドライブ。
→Wi-DriveをRetina iPad(iPad 4)につないで動画を観る
→Wi-DriveをKindle Fire HDにつないで動画を観る。

 
Amazonで投げ売りだった。
32GBの方はAmazonの在庫が捌けたようで、元の値段にもどった。まだ16GBは残っている模様。私は32GBの方を4千円くらいで買った。
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これは、かさばるゲームのプレイ動画をいれてiPhone 4で再生している様子。1時間2.5GBのmp4ファイル。2012年10月以降。著作権改訂法が成立したのでWiiやXBox360でプレイした画面を自分で録画したものなら持ち歩いていても、道ばたで警察に職質されて調べられたとしても問題ない。

32GBのUSBメモリのうち、ソフトが占有しているので、実質30GBくらいしか有効に使えない、iPhone なみの大きさのUSBメモリとしても使えるから、32GBのUSBメモリが千円だから、用途を考えると16GBで2千円、32GBなら4千円くらいならお買い得と言える。

なぜ、これが売れなかったか?
それは、

Wi-Driveの使い勝手が悪く価格も高かったから。

iPhone 4Sの発売とほぼ同時期にでてきたものの、16GBなど容量の少ないiPhoneやiPadを所有する人向けのデバイスという位置づけだったんだろう。しかし、いざ、ふたを開けてみれば、32GBや64GBの大容量のiPhone 4Sを選択するユーザが多かった。

スマートフォンのうちiPhone 4Sをわざわざ買うユーザの多くが「見栄っ張り」であることは間違いない。またdocomoやSoftBankからauへのMNP特典を利用して32GBや64GBの高いiPhone 4Sを買った人も少なくないはずだ。
これが、iPhone 2や3Gのころの、真のガジェット好きしか興味を示さなかった時代なら、ウケたんだろうけどね。今のゆとり第2世代には取り扱いが難しい。

MacにつなぐとUSBメモリとして使える。
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このWi-Driveの仕組みはMS-DOSフォーマットのUSBメモリに、Wi-FiでアクセスするためのWebサーバを組み込んであるという単純なもの。CD-ROMという部分にWebサーバが入っている。専用の無料APP(Wi-Drive)をiTunesストアからダウンロードしてきて使う。USBメモリ部分にフォルダを作って、そこに対応しているフォーマットの動画ファイルや音楽、写真などをコピーしておけば、あとは、iPhone やiPadのWi-DirveというAPPを起動してアクセスし、メモリ内のファイルを再生するという単純なモノだ。

しかし…
たとえば、5千曲で23GBほどのiTunesのフォルダをそのまま入れたりすると、iPhone 4からWi-Driveのアプリを起動してWi-Driveにアクセスし、曲が表示されるまで十分弱かかる。曲のリスト演奏、全体のシャッフル演奏はできるが、ブラウズは実用レベルではない。遅くてつかいもんにならん!!と窓から放り出したくなる。
容量の関係で、プレイ動画の1時間2.5GBのmp4ファイルなら、ぜいぜい12時間分、7,8個のファイルくらいしか入らないので、ブラウズはサクサクで使える。

iPadならUSBメモリを差し込むアダプタもあるし、iPadユーザは、こういうのをわざわざ使わないだろうね。
給電のみのUSBをつないでやるとバッテリーが長持ちする。
さらに、頭にくるのが、バッテリーの持ちの悪さ。
USBをパソコン(Windows やMac)につなぐとWebサーバが停止する。そこで、USBの給電のみでつないでやると再生しているファイルのみは最後まで再生できる。曲のシャッフル演奏は再生停止するまで。

騙し騙し使うことになる。そういった使い方まで工夫して使わなくてはいけない。
Androidなど数あるスマフォの中でも、おバカでも扱えるiPhone、激増しているゆとり系おバカなiPhoneユーザが、こういう手間のかかることをやれるのか? だから、売れなかったんだよ。
トランセンドの方が安くて良いかも。
StoreJet CloudっていうWi-Driveと同じような製品がトランセンドという、キングストンと競合するメモリーメーカからでている。32GBで4千円ちょい、64GBでも8千円弱。

フォーマットがFATで4GB以上のファイルが扱えないという問題はNTFSにフォーマットし治すことで解決できる。ただし、MacからNTFSのフォーマットのストレージを読み書きできないので、USBでMacとつなぐ場合にはNTFSで読み書きできるアプリケーション&ドライバをインストールする必要がある。

今はParagon NTFS for Macの最新版Verはダウンロードした方が安い。

経験的に、1時間3GB以下のmp4ファイルにして分割することをオススメしたい。
たとえば、4時間の連続プレイ動画を720pで撮ったとしても、実際には1時間くらいで休憩が入っていてゲームを操作していない時間があるはず(笑)。
さらに、「にわか」が一番やりたいだろう、二時間半の動画(笑)を電車や飛行機、バスなどの移動中に観る時も同じだ。
一部二部というかんじで分けた方がFATの4GB制限もかからないし、そもそも、持ち出して動画を観るという用途から考えて、Wi-Fiによる読み込み時間も短い方が使い勝手がよいはずだ。
マクセルからもSDカードのWi-Fiアダプタがでている
マクセルからAirStash Wi-Fi SDカードリーダー(MAS-A02A)というのもある。これも、Wi-FiでiPhone 等に接続できるストレージとして使える。SDカードの抜き差しで、本体にUSBで接続してコピーする手間がかからない、WebDAVサーバ機能ももっているので、Wi-Fi経由でアップ&ダウンロードできるとか、マニアックな使い方ができる。バッテリー内蔵なので充電はUSBからということは同じ。

これも買って見て試して観たい一品。

→Wi-DriveをRetina iPad(iPad 4)につないで動画を観る
→Kindle Fire HDでWi-Driveにいれた音楽や動画を観る。

REX-WIFISD1 Wi-Fi SD カードリーダー(スマホ充電機能付)を買った。
クラウドでダウンロードしてくればいいやということは日本では通用しなくなる?!。
今回の著作権保護改悪法は、ダウンロードすることを禁じている。拡大解釈するかしないか?は司法判断となるだろうが、いくらでも拡大解釈は可能のため、クラウドでのダウンロードは、絶対に自分が録音、録画したものであると法廷で証明できるもので無ければならないので、録音中に家族や自分の声が混じっていたり、Movieには自分の姿や家族の姿が映っているものでなければならないことになる。となると、クラウドに、CDやDVDからリッピングしたような音楽データや動画をアップロードして、スマフォで再生なんて街の中ではできない。
警察官に職質されて、「スマフォ見せて、クラウドアクセスできるの? あー、このファイルダメでしょ。はい何日何時何分、著作権法違反で現行犯逮捕。」なんてね。笑えない時代になる。

いや、過去の歴史からみても、国が滅ぶ混乱前は政府による言論統制や国民の自由を大幅に抑圧することが必ず起きているから。そういう時代になったということに気がつかない国民は、まだまだ多いよな。平和ボケもココまでくると痴呆だ。