そろそろ、うちのPowerBook G4を持ち歩くものの、スペック的に厳しいものになってきたので、新しいポータブルのMacを考えている。
ただ、今、ノートPCを持って集えば、そのほとんどがMacBookで、珍しくも糞もない。ディスプレイのバックライトを透過して白いリンゴマークが光るApple Inc.のポータブルならではの優越感を味わえた頃が懐かしい。
iPhone は、小中学生がもって歩くスマフォの入門機。MacBookも誰もがもっている、持って歩いて自慢できるどころか、恥ずかしい上に、他人に間違えて持って帰られてはいけないと、カバーを掛けたり、シールを貼ったりとiPhone並の涙ぐましい努力が必要になってしまった。

前置きはこれくらいにして、スペックを整理しよう。

MacBook Air 2012年midモデルは、性能アップで価格が据え置き

MacBook Air 11インチ:64GB ¥84,800
1.7GHzデュアルコアIntel Core i5 プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)
4GBのメモリ
64GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000

MacBook Air 11インチ:128GB ¥94,800
1.7GHzデュアルコアIntel Core i5 プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)
4GBのメモリ
128GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000

MacBook Air 13インチ:128GB ¥102,800
1.8GHzデュアルコアIntel Core i5 プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大2.8GHz)
4GBのメモリ
128GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000

MacBook Air 13インチ:256GB ¥128,800
1.8GHzデュアルコアIntel Core i5 プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大2.8GHz)
4GBのメモリ
256GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000

MacBook Airの共通のインターフェイスは
USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1
MagSafe 2電源ポート
SDカードスロット(11インチモデルは無し)

USB3.0を2つ持っていることだけでも十分なのに、サードパーティからThunderbolt接続の拡張ドックの発売がアナウンスされて、拡張性が少ないとは、もはや言えなくなる。
ただ、筐体の関係で動画をキャプチャーしたり、編集するには少しCPUパワーが足りないので、動画をメインで扱うユーザはMacBook Proを選択するべきだろう。
ワシ的には、この4つのモデルの中では、13インチの安い方を10万円弱で欲しい。

MacBook ProがApple Inc.の主力商品なのが分かる構成
Thunderboltにより、デスクトップとポータブルの垣根をとっぱらった豊富な周辺機器の利用が可能になった。

MacBook Pro 13インチ: 2.5 GHz ¥102,800
2.5GHzデュアルコアIntel Core i5
(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)
4GB 1,600MHzメモリ
500GB 5,400rpmハードドライブ
Intel HD Graphics 4000
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

MacBook Pro 13インチ: 2.9 GHz ¥128,800
2.9GHzデュアルコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
8GB 1,600MHzメモリ
750GB 5,400rpmハードドライブ
Intel HD Graphics 4000
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

MacBook Pro 15インチ: 2.3 GHz¥154,800
2.3GHzクアッドコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
4GB 1,600MHzメモリ
500GB 5,400rpmハードドライブ
Intel HD Graphics 4000
NVIDIA GeForce GT 650M、512MB GDDR5メモリ
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

MacBook Pro 15インチ: 2.6 GHz¥184,800
2.6GHzクアッドコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
8GB 1,600MHzメモリ
750GB 5,400rpmハードドライブ
Intel HD Graphics 4000
NVIDIA GeForce GT 650M、1GB GDDR5メモリ
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

RetinaディスプレイでないMacBook Pro で共通なのは、
とりあえず、8倍速SuperDrive (DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW)はついているようだ。

MagSafe電源ポート
ギガビットEthernetポート x 1
FireWire 800ポート(最大800Mbps)x 1
USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1
オーディオライン入力とオーディオライン出力(13インチは兼用)
SDXCカードスロット
Kensington社ケーブルロック用セキュリティスロット

MacBook Pro 15インチ:2.3 GHz Retinaディスプレイ ¥184,800
2.3GHzクアッドコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
8GB 1,600MHzメモリ
256GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000
NVIDIA GeForce GT 650M、1GB GDDR5メモリ
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

MacBook Pro 15インチ:2.6 GHz Retinaディスプレイ¥238,800
2.6GHzクアッドコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
8GB 1,600MHzメモリ
512GBフラッシュストレージ
Intel HD Graphics 4000
NVIDIA GeForce GT 650M、1GB GDDR5メモリ
内蔵バッテリー(最大7時間駆動)

MagSafe 2電源ポート
Thunderboltポート(最大10Gbps)x 2
USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
HDMIポート
ヘッドフォンポート ←わざわざヘッドホンアンプつけたのかな?
SDXCカードスロット
Apple Thunderbolt - Retinaアダプタ(別売り)
Apple Thunderbolt - Gigabit Ethernetアダプタ(別売り)

USB3.0を標準搭載し、Thunderboltと併せて、周辺機器への接続においても、そこらのWindows ノートと比べて、圧倒的に優位になっている。もはや、向かうところ敵なし。ただし、BootCampでWindows 7や8専用機として使うには、まだドライバが揃っていないので、すぐにWindows 専用機として使うのは性急すぎるぞ。焦る乞食は…。

メモリがオンボードになった。メモリがボードに直にハンダ付けでは、増設はできないので買い換えるしかない。極限まで薄くしたRetinaディスプレイも分解不可能。バッテリやSSDドライブですら交換は難しいという。したがって、修理はiPhone やiPadとおなじく、整備品と交換ということだな。今後、ジャンクで買ってニコイチにして使うみたいな方法は、もう無理ってことだ。

RetinaディスプレイのMacBook Proは光学式ドライブを搭載しないので、必要な人は別途購入が必要。
RetinaディスプレイのMacBook Proには、LAN(Gigabit Ethernet)すら省く潔さがApple Inc.らしさだな。

電源部のコネクタがMagSafe 2になって、改良されたみたいだ。MacBook用のサードパーティから正規にACアダプタや車で充電できるDCアダプタが発売されない理由は、このMagSafeのライセンスをApple Inc.がサードパーティに許可しないから。元々、不適切なDC(直流)電源で電源部の故障が多かったということと、バッテリーの充電に絡んだ発火事故など電源に関するトラブルで、過去に何度もリコールを強いられてきたApple Inc.としては、電源周りは、誰にでも自由にさせんぞ!ということか。


いままで、Windows パソコンしかもっていないのに、iPhone やiPadを持ち歩き、「アップル、マジ最高」とドヤ顔をしていた連中が、MacはUSB3.0が無いからと買わない(買えない)理由を挙げていたが、それもできなくなるな。
強いて言うなら、なにもかにも… すべてがオーバースペック。

個人で、メール、Web閲覧(ネットサーフィン)。カメラで撮り貯めた写真や動画を整理、編集して、YouTubeやニコ動などの動画サイトにあげたり、自分の趣味のことをブログにかいたりする程度なら、もう一番安いスペックのものでも、十二分すぎて、もったいないくらいだ。

単純にネット上の動画やサイトを読むだけ、自分から情報発信をしないネットユーザなら、iPadで十分だ。 

RetinaディスプレイのMacBook Proを買うのは、マカー系ブロガの自慢のネタにしかならない。自営なら経費で買えるので、躊躇無く買うヤツのほとんどが節税しつつってヤツ。

Retinaディスプレイの製造が安定し、歩留まりも良くなって価格的に安くなってきたら、13インチやMacBook Airへの搭載も次期モデルで実現してくるだろう。
17インチのMacBook Proがラインナップから「一時的に」無くなったのは、17インチサイズのRetinaディスプレイがコスト面で搭載が難しいからだと、ワシは勝手に解釈している。

ポータブルのMacばっかり何台も買って、都会住まいの華麗な生活をブログに書きたいボクチン系マカーは、まよわず(ローンを組んででも)Retinaディスプレイ搭載のCTOフルスペックのMacBook Proを注文するべきだ。もう、これ以外Apple Inc.の製品で他人に自慢できる機種はない。

しかし…、iPad 3、iPhone 5でRetinaディスプレイになった、そのうち、24インチ、27インチクラスのRetinaディスプレイもでてくれば、グラフィックカードの能力も必要になってくるし、高精細なディスプレイを生かし切れる動画や画像データの大きさもハンパ無くなる。ディスプレイ画面が大きくなればなるほど、72dpi→220ppiの超高精細Retinaディスプレイを駆動するMacのハード側のパワーがさらに必要になる。 

繰り返すが、もはや、すべてがオーバースペックだ。


結論、ワシが2012年夏のMacBook Proを買うとしたら、13インチの一番安いヤツを買う。
2013年2月MacBook Pro 2900/13 MD102J/A を購入。
MacBook Proの13インチかMacBook Airの10万円の、どっちにするか? というレベルの低い話(経費で落とす場合、一括償却資産の都合で10万円以下なら転売時の会計処理も簡単)でもうしわけない。個人で購入した場合でも、安いクラスのMacBook を丁寧に開封し付属品を一切なくさないようにして一年使い、新しくスペックアップした同程度のMacBook と買い換え、古いのはオクや知人に売り抜けるのが、一番得な買い方になるだろう。
 

Macを買ったぜぇ?、どうだすごいだろ〜? という時代は、十年前から既に終わっている。iPhone やiPadのフィーバー(死語(笑))の余波で、中高校生レベルの自慢アイテムに成り下がったものの、今北情弱連中にとって、まだまだ魅力のあるプロダクツに見えるのだろう。

所有する物にこだわりがあるとブログで自慢するには、その人のセンスが問われる。その難しい(厳しい)課題は、昔から何も変わっていない。

小遣い月額10万円のワシらが月額千円の小学生に見せびらかして、優越感に浸るんか?

単に店で売っているものを(世界中から)金を出して買ってきて、そのまま自慢しても、大人の世界では、それが自慢にならない。完成品ではなく、ジャンクや部品の状態から、それを使える状態にする、自ら考え組み合わせて工夫して使いこなす。その作品や結果は良い、成功に越したことはないが、失敗でもかまわない。やったこと自体が自慢できる。それは、簡単そうに見えて、ほんとうに難しいんだよね。