Apple Inc.もやってくれるよな。なんの通告もなく、Mac OS X 10.6.8(Snow Leopard)でのMailで、@me.com(@mac.com)にアクセスできなくなった。先日IMAPにしたら読み込みができて送受信が可能になったのに、この2月10日以降で、それもできなくなった。原因はメールサーバの割り振りが自動になったために、手動で設定できないSnow LeopardのMailでは読めないということだ。p04-imap.mail.me.comというかんじでサーバ番号みたいなのが、頭につくようになった。グレー表示で変更できないので、万事休す。おそらく、自動設定でユーザが簡単にいじれないようにしている模様。どっかのplistとかを書き換えればいいんだろうけど、面倒なのであきらめた。

仕方がないので、安定性を優先して10.6.8のままで使っていたメインのMac ProもLionにアップグレードした。

で、ダウンロードしたInstallESD.dmgを調べたところ、オンラインによるディスクイメージダウンロードのメリットが生かされていることを確認。インストールディスクイメージ自体が10.7.3であることが分かった。常に、最新のVerのOSをダウンロードしてインストールするので、インストール後にアップデートをする必要がないということだ。

ということで、さっそく、10.7.3のLionのインストールDVDを焼いて、USBにも復元してUSB起動のLion起動用メモリを作成している。
IntallESD.dmgをうまく抽出できる人なら、ディスクユーティリティでDVDを焼いたり、8GBのUSBに復元して使う。
iPhone やiPad買って、この夏以降でMacを買った「にわかマカー」には、Lionがプリインストールされていて、InstallESD.dmgを手に入れることが難しいんだけど、外付け16GBのUSBかSDカードをつけて、それに新規にLionをインストールしてやることで、緊急用の起動ディスクとして使えるので、備えがないにわかマカーには是非やっておいた方がいいだろう。
いや、是非やっておくべきだな。そもそも、外付けHDDをつけてTime Machineでバックアップも録っていないってのが、マジで多いから。データを失っても困らない程度の扱いならいいんだけど。iPhone やiPadの母艦として使うわけだから、そこそこ重要なんじゃないかな?