年末年始は忙しいな(笑)。

LXA-OT1のケースを100円ショップ、ダイソーとかいろいろ行ってみたけど、これといった手頃なものが見つからなかった。スモークのアクリル板を680円で買ってきて、カットしてくりぬいてと思ったんだが、どこにしまったのやら、L型金定規がみつからない。

これがないと、カットするための溝がカッターで彫れない。アクリレート系溶剤(アクリサンデー)等諸々、アクリル板加工の道具を揃え直していたら、6千円とか余分にかかるので、本体より高くつくので、意味が無くなってしまう。

仕方がないので、暫定厚紙ケースでしばらく我慢する。
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さすがに基板むき出しは、格好が良いけど、不用意に壊す可能性がある。すでにステレオ1月号は入手困難で、弄って壊した時のためにバックアップで買おうとしたら、もう手に入らないという状況だったから(笑)。

2004年頃、トライパスのデジタルアンプキットがブレイクして、自作によるデジタルアンプが一般的になった。
トライパスは倒産したものの、パチモン、コピーなんでもありの中華製ならではの展開。トライパスのICによるデジタルアンプが再注目を浴び、2010年前後に再ブレイク。
そして、2011年、震災と円高、世界経済の行き詰まりで、日本経済の落ち込みがひどい。こんな消費マインドが低下しまくっている状況下の中で、唯一、気を吐きまくっているスマートフォンの爆発的普及。
その波及効果で卓上オーディオ、PCオーディオの全盛期に入った感あり。

そんな最中、月刊誌の付録にデジタルアンプがついてきて、その価格が3千円しないときたもんだから(笑)。

中学、高校時代からバブル全盛期にかけて、道楽の一躍を担ったオーディオブーム。それをリアルにやってきたワシら、さんざん騙されてきた経験を持つ。「もうオーディオなんか絶対に凝らない!!」と心に誓ったワシらオッサン達のさび付いた心の琴線に触れたみたいだ。
なにしろ、ブログネタに最も適したアイテムだから(笑)。その影響は如実に表れて、秋月電子とかの電源キットが品薄、品切れ。手頃なアルミケースも売り切れ。秋月電子は中華のデジタルアンプも扱い始めたエレキットの共立はLXA-OT1専用のコーナーをネット販売で力を入れる有様

いや、今の住宅事情や経済状況を考えると、1万円前後、スピーカもそろえて3万円で、自分の居る狭い居住空間で、いろいろ弄って遊べる音響機器というマーケットが見直されているだけ。

こういう卓上、盆栽オーディオは、昔からあったんだけど。
みんな金持ちだったから(笑)。巨大ディスプレイやプロジェクタと囲むように数え切れないスピーカーを並べたシアターシステム、シアタールーム改造とスピーカシステムで一千万円、ケーブル一本20万円、2千円のCDROMドライブをクソ重たい箱に入れただけのCDプレーヤに40万円、クソ重い電気をやたら食うアンプに一台200万で数台買ってつなぎ換えて聞き分けを楽しむ。大理石の床と専用ラック。電源は低圧200Vをトランスでダウンして使う。自己満足じゃつまらんので、友達を呼んで聴かせて自慢してナンボという時代が永く続いたから。

こういう、貧乏人向きのマーケットは見向きもされなかったという面もある。

さて、

今年もリテールのアップルストアに福袋(Lucky Bag)を買うために前日から並んだ人もいたようですな。MacBook AirやiPad2が入っていた人もいたりして、なかなか楽しめたんじゃないかな?
 iPod touchの8GBを今さら貰っても、小学生くらいしか喜ばんか。いや、小学生でもiPhone 4Sでないと「コレじゃない」顔をするね。昔はもっと豪勢なものが入っていて、マカー系ブロガの自慢のネタになっていたもんだけど。年々ショボくなっているみたいだね。
ワシは正月にチョコっと働いて割り増し日当をもらったから、その分でMacBook Proを一台と目論んでいるところだ。

ちょっと前まで、ネットのアップルストアも福引袋(lucky bag)を販売していたけど、一度も買えたことがなかった。その代わりにということなのかな?、日頃は値引き販売をしないアップルストアで、珍しく初売りの値引きセールをやったんだけど、残念ながら食指がうごくものが安くなかったので手が出せず。MacBook Proの一番安いのを3割引でとかってくれたら二台買えたのに。

その中で、 Bowers & Wilkinsの Zeppelin Airってのがある。だいたい400ドルくらいで売られている。B&Wという英国のスピーカーメーカなんだけど、とにかく高い(笑)。アップルのストアでも7万円定価で売られていたのが、初売りで2万円引きの5万円で売られていた。

ワシも、「おー」っと思った(笑)。でもさ、iPod Hi-Fiを思い出して(笑)。あれでも4万円で売られてたから、それを考えると5万円は安いと思ったんだけど。そんなの買う余裕がないし(笑)、置き場所ないし。

ディスプレイが前面左右を埋め尽くすワシの部屋には、ディスプレイの裏に置きたい。でも、このカタチだとおけないし、見た目重視なんで、用途的に意味がない。
昔のラジカセのライン入力にiPod touchを繋いで聴いているワシからすれば、いくら音が良いとはいえ…。繰り返すが、金がないし。

で、いつの時代も、こういうのに飛びつくのは、ここ数年で(今頃になって)Apple Inc.の製品を買いまくっている「にわかマカー」

「Zeppelin Air」でググれ(ハイライトにして右ボタンクリック、「もっと見る」のブログを選択)ば、この正月に買えた人のブログが散見される。
オールインワンってのは飽きるのが早い。
飽きても、あれこれいじれない。とくに、オーディオはスピーカーがほぼ9割くらいを占める大切なものなので、スピーカーの向きだけで、一年中いじって遊べるくらい奥が深いもの。そういうのが、オールインワンじゃできないから。どういうユーザ層が喜ぶのか、だいたいわかるよね。ワシなんか金ないから買えない。

いや、在庫処分で29800円とかだったら、ちょっと考えるけど。
でも、3万円なら、2万円でブックシェルフ型のスピーカと1万円で中華の安いデジタルアンプとDACのセットの方がやっぱりいいんじゃないかと、ループ思考で固まると思う。
強いて、7万円だすのなら、日本製にしとくべき。


そんなこんなで、あいかわらず、ゼルダの伝説 スカイウォードソードをやっている。やっぱ、Wii最高のゲームだ。