ゼルダの伝説 スカイウォードソードを相変わらずやっている。
だいたい、2時間単位で録画ファイルを整理したいので、休憩も兼ねて、2時間でいったん録画を終了し、少し休んだり、用事をしたりして、時間があれば次に進めるというパターンだ。

Wiiのゼル伝スカイウォードソードは、480pのアナログ。
SB-RX300Dでシャープの液晶テレビ(LC-225K5)と録画用信号を分岐。液晶テレビの方はD4端子入力と音声入力でつないであるが音はミュートしてある。
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分岐した録画分の信号はD4→コンポーネントのケーブルと音声ケーブルで
AVアンプ(VSA-920)へ入力。
AVアンプからは、HDMIに映像を720pの映像にアップコンバート、音声はスピーカーの5.1chと2chに分けて、2ch側をアッテネータ経由でアナログ音声信号へ。それをHDMIコンバータで音声をミックスして、Intensity Proで録画。
コーデックは、ProRes 422形式。一時間で、60GBチョイの.movファイルができる。2時間で121GB。

QuickTimePlayerで5Mbps程度のmp4ファイル変換する。2時間で121GBが、2時間で6GBちょいになる。
ProRes 422 : 61GB/時→H.264 5Mbps : 3.1GB/時。

ところが。LionのQuickTime Player 10.1(501.5)が、クソったれな動作で、マジで困っている。ほんと、Apple Inc.っていつになったら、すべてがまともに動作するものをリリースできんだろうね?? もう25年過ぎても、常に未完成。不具合だらけ。ったく。
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これは録画機のひとつで、純正Mac、Mac Pro(2008)Xeon4コアX2。Lion 10.7.2にして、QuickTime Playerは最新の10.1だ。で、これで121GBの2時間録画した720p/59.94fpsのProRes422な.movファイルをHD720p(H.264 5Mbps相当)に変換する作業。
かかる時間が約90分と実時間より短いのはいいとしても、できあがったmovファイルはVLCでさえも読めない。出来損ないのファイルを生成してしまう。これは、他の純正Mac Proでも同じでエンコしたmovファイルが読み込めない。
400ワット/時という消費電力と正月という比較的まとまった時間が取れる時を利用して検証した結果が、16GBのメモリを使い切り一時間以上のmovファイルをまともにエンコできないということが分かった。
しかも、エンコしてメモリを使い切ると、Safariを起動していて、それでブログ更新ができない。ATOKの変換ができないくらいに処理を食われる。

Intel Core i7-930の10.6.8のQuickTime Player 10.0では、同じ2時間の.movファイルを1時間半でエンコする。しかもちゃんと表示できる。実時間の以下という、まともな変換時間で変換出来ている。といっても、Mac Proとほとんど時間がかわらない。コア数とスレッド数の関係から、遅くてもいいはずなんだが(笑)

つまり、LionというOSとそのQuickTime Playerが、Snow Leopardと比べて完成されていないということ。
開発リソースをiPhone などモバイル系に振り分けていて、Macはほったらかしなのかも知れないね。
Final Cut Pro X でリリース直後に、あまりの完成度の低さに期待した人たちががっかりしたんだけど、そもそも、アプリケーションの中でも、OSにバンドルされた基本的なアプリケーションの挙動でさえも、こんなレベルだから(笑)。

まー、過去のむちゃくちゃな頃のApple Computerを知っている我々、昔っからのマカーにとっては、これくらいで驚きもしないし、怒りも通り越して、涅槃の境地にならないと、やってられない(笑)。