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肝心のThunderboltケーブルをMacストアで注文したんだが、まだ来ない。
ということで、週末はこれの接続テストをしていく予定。なぜR6にしなかったのか? もちろん、9万円のR4と14万円のR6だと、Macの修理代53000円を払うことを考えて安いR4にした。

いままでMac ProでHDD4台RAID0(4TB)を使っていて不満がなかったことから、これ以上のディスク速度を求めても、ワシの場合、余り意味が無いと感じたからだ。むしろdaisy chainで、2台め3台目をつないで容量全体を増やす方が、ワシの使い勝手からしていいと判断。

MacのHDDベイに内蔵できる4台を単一のRAID0システムにして、起動ディスクとしていた。データの書き込みも同じディスクしておくことで、一台でもクラッシュしてしまうとデータ全損というハイリスクをとってでも、大容量のディスクを高速で読み書きできることを優先している。
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シーケンシャルファイルの書き込みで、Intensity Proの720p/60fpsの録り込みが非圧縮でギリギリ。
720p/60fps、もしくは1080i/30fps(地デジクラス)の非圧縮のmovファイルは110〜120MB/秒のディスク書き込み速度とはいえ、その帯域は倍を見積もっていても、コマ落ち、音飛びで、録画できないことがかなりの頻度でおきる。これはWindows 7だろうが、Macだろうが同じことで、だめなときはダメというのが、実際に延々と録画していた私の経験則から。

ただ、Apple RAID Cardはバックアップ電池付きのキャッシュメモリが付いていて、こいつがアプリケーションなどの操作時のレスポンスを劇的に向上させてくれるので、ちょっと病みつきになる。これに慣れると、にわかマカーご自慢の
latestなSSDのMacBook Proを触らせてもらっても、あー、かったりー… というかんじ。さらに、QuickTimePlayerでエンコ作業を始めようモンなら・・・ FANがうるせー、あちー。となる

今のMac mini の素なのは、あくまでもMacの修理に出して帰ってくるまでのバックアップということで我慢している。
シングルのSATAな3.5インチのHDD搭載の自作機がシンプルで、結構速いから、そっちばっかり使っている。やっぱ、Mac miniにSSDを増設キットを買ってバラして組み込んででも入れたいという気持ちもわからなくもない。
まー、各人で好みと都合というものがあるから、好きにすりゃいいか。

で、今回の Pegasus R4が、400MB/秒の書き込みというカタログスペックなんで、300MB/秒でればいいかとおもっている。録画機としての意味合いが大きいので、アイドリング200ワットのMacで録画するより、20ワット弱のMac miniと60ワット程度の Pegasus R4となれば、半分以下の消費電力で同じ事が出来るわけだ。

冬場の暖房効果が薄れるが、それは自作機のエンコ・マシーンを増強する予定なので、それで補完、さらにMacを修理して再び部屋の煖房として投入だ。同じ部屋を煖房するなら、単に電気ストーブやヒートポンプのエアコンで熱エネルギーに変換するんじゃなくて、動画のエンコードに使ってから熱エネルギーに変える方がエコだと思う。

Blackmagic Designの純正のキャプチャーソフトのMedia ExpressでProResコーデックが使えるようになったので、ディスクへの負担が激減した。さらに非圧縮movだとコマ落ちの頻度が高くて安心して使えなかった。しかしProResで録画するとその信頼性はかなり高くなって、ゲームに集中できる。しかも、転送速度は720p/60fpsで、20〜30MB/秒。シングルの内蔵HDDで十分な転送速度で録画できるのは、Macにとっては画期的なことだ。

Windows でのアマレコTVとAMVコーデックは、ローコストで抜群の性能と録画品質を誇り、すばらしいキャプチャー環境に変わりない。MacでもProResで録画できるようになったことで、やっと追いついたということだな。

また、その辺は、Intensity Extremeが販売されるのを待ちつつ、いろいろと組んでみながら、遊んでいきたい。