セレクター、スイッチャー、HDMIケーブル、アナログの配線を、見直している。もはや、なにが?どこに?なんで?つながっているのか? わけがわからん状態だ。
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概要配線図を示す。
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注意→著作権保護法の改訂により、2013年1月1日から、DVDやBlu-rayやSACDのリッピング、HDCPを回避してキャプチャーすることは違法になるため、2012年10月からはD4端子によるアナログでのキャプチャーとディスプレイをHDMIカメラで「映り込み」録画するシステムに切り替えた。

既存の録画システムに、H.264 Pro Recorderを組み込んだ。Intesity Proが480pに対応せず1080iまでしか対応していないので720pで常に入力されるようにAVアンプを使っている。現実的な録画した時のデータ量を考えると720p/60fpsが一番扱いやすい。
D3の1080iはデインターレースの手間を考えると機器へのコストアップやかかる時間、その割には720pと変わらない動画品質になるので、私は720p/60fpsが好きだ。

そもそも、HDMIの分岐の際に、せっかく1080pというプログレッシブな画質で観られるのにキャプチャーボードの対応解像度が1080iまでしか対応していないばっかりに、1080iというスダレ状のインターレース画質でがまんしなきゃいけないというのがおかしい。ディスプレイ側のデインターレース処理で1フレーム遅れるんだよ。

かといって、1080p/30fpsとなると、ハードウエアエンコーダか、ソフトウエアエンコーダをつかって圧縮しないと、記録するHDDは高速RAIDシステムが必須になるから、普通の家庭の小中学生の小遣いでは無理

 
  

AVアンプはHDCPのHDMIしか入力を許さずHDMIの映像のみしか出力しない。さらに音声もデジタルはデジタル、アナログはアナログのみの出力になるように徹底したコピー防止策がなされているので、ゲーム機から音声を別に出力し、アンプを介さないように工夫する必要がある
HDMIの難しさは、各種機器の相性問題があるということ。
私はHDMI接続が嫌いだ。なぜなら原因不明の相性問題が少なからず存在するからだ。ケーブルの問題?コネクタ?機器の問題?給電の問題? ループしている?等々 一つ一つつなぎ治して、検証していく必要がある。




HDMIの信号を見失う。分岐、分配がうまくいかない。機器の認識の優先順位がおかしい等、複雑に配線すればするほど、問題は複雑怪奇に、解決しにくくなっていく。これは、うまくやっている人の環境を聞いて回るしかない。

注意→著作権保護法の改訂により、2013年1月1日から、DVDやBlu-rayやSACDのリッピング、HDCPを回避してキャプチャーすることは違法になるため、2013年以降はD4端子によるアナログでのキャプチャーとディスプレイをHDMIカメラで「映り込み」録画するシステムに切り替えた。

このため、21013年以降は、HDCPを回避する機器の販売、購入はできなくなった。
従来通りのD4、コンポーネント接続が簡単でいいかも?
とくにHDMIにこだわりがなければ、D4端子およびコンポーネントでの接続をすすめたい。1080pでの取り込みより、720pの方が気のせいかPro Recorderの発熱が少ないようだ。
ハードウエアエンコーダには必ず分岐(分配)信号をいれるようにしよう。
HDMI、D4のアナログ入力のどちらも、遅延(ラグ、ディレイ)がかなりあるために、ゲームプレイに限らず、操作に支障がでるくらいだ。ハードウエアエンコーダのキャプチャー機器から録り込んだプレビュー画面でゲームはできない!
気をつけなければならないのはアナログ入力部分のコネクタ形状。RCAでなくてBNCで、音声は標準モノラルジャック。
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音声でRCAで片方がモノラルの標準ジャックというケーブルがないので、適当に組み合わせていくしかないのかもしれない。オーディオの自作ができるようであればケーブルも自作するべきだろう。
 
アナログのD4ならHauppage HD-PVRという選択肢もある。
ボードならColossusというのがある。
安いので、Colossusを買って試してみたいと思っていた矢先にH.264 Pro Recorderが本当に発売になるということで後回しになっている。もう数ヶ月Pro Recorderの発売が遅れていたら、こっちを買って試し始めていただろう(笑)。
私はメーカのドライバの対応姿勢を重視する。
Macで使う、あるいはWindowsで使うにしても、ドライバやキャプチャーするアプリケーションの対応についても考慮しなくてはいけない。

たとえば、Blackmagic Design社のIntensity Proの発売当初からMac OS XもLeopard、Snow Leoと順次対応してきてくれている。
当初はコマ落ちして使えなかった純正のキャプチャーソフトBlackmagic Media Expressも、最新VerではApple ProResのエンコードもサポートし、二時間くらいの連続録画もコマ落ちなしでへっちゃらでやってくれる。HDMIの信号を掴む安定性は定評がある。
Pro Recorderについても1080pのメニューから720pのゲームに解像度が変わっても、録画はそこでいったん終了するが、HDMI信号を見失って止まることはない。
そういった、後々のメーカ側のサポートを考えていくと、高い安いの判断がちがってくるはずだ。

来週にもMac OS Xは最新の10.7になる。となれば、キャプチャー環境も対応してくれなければ、最新のOSを使えず、古いままのOS環境で使うことになる。