2010年の夏は暑かった。なのに2011年の今は寒い。そして大雪。火山活動は活発になり爆発している。ということは、大地震が起きてもおかしくない。

神戸の震災を体験した人の話を聞くことがあった。夜明けの地震。真冬の地震。
何が困ったって? 寝床から起き出して、靴を探すのに苦労したって。窓ガラスが割れて廊下が裸足で歩けないんだよ。部屋中、物が散乱、ガラス製品は割れて足を傷つける。

だから、震災以来、そのトラウマから枕元には靴と懐中電灯を置いて寝ないと眠れないだそうだ。
とりあえず、瓦礫の中を歩いて配給品をもらいに行くには靴底は厚めなのが安心だ。小さくて明るいLEDのライトは、どこでも手に入る単三電池を使うもの。経時的劣化の少ない電池を定期的に交換しながら点灯テストをしておく。あとメガネとか入れ歯(爺や婆)とか、夜の地震や火災で失って不便だったものの代表的な物だから。これを枕元にセットで置いている。

最近の靴は樹脂や接着剤が加水分解してしまい劣化するので履きつぶすサイクルに合わせて順次更新していく。ちゃんとヒモを通して何度も床の上で履いて緩めにしてすぐに履けるようにしておく。靴の中には軍手、ゴム臭いので密封できるパウチのポリ袋に入れている。新モデルをすぐ履くことができないのが欠点だ。

私は常にリスクヘッジを意識して、信頼性を重視するスタイルなので、自分で実際に使ってみて試してみて、納得するまで時間がかかる。

なんでもかんでも新製品、新品に飛びついて自慢するガキの生き方は、もう恥ずかしくてできない。

他人の服装、靴を細かく観ているのは外見ばっかり気にしている自信のないヤツが多い。そんな、つまらんヤツのことなんか気にすることはない。
人間の本質ってのは外見では判断できないから。一番手っ取り早いのは、そいつを怒らせることだけどね(笑)。痛烈な嫌みを連発してキレ具合で一発でわかる。ある意味ハイリスクだけど、いうたら、アクティブソナー みたいなもんやな。

エジプトとか観ててね、やっぱ、インターネットとかデジタル機器の限界というか遮断されるとどうにもならん現実があるわけよ。だから、アマチュア無線4級をガキの頃にとったわけだけど、無線局は情報交換伝達システムのリスクヘッジとして必要だなって。HF無線機、そうCB無線はもっといた方がいいかなって。映画でも時々でてきたよね。