昨年(2016年)の10月にAmazonで予約していたPS4で使う純正のPREMIUM Wireless Sround Headsetが、発売日の1月19日を過ぎて本日21日に、Konozama状態で届きました。16780円で購入しました。さっそくレビューします。

結論から言うと、

「プレミアム」っていうだけあって箱が高級なだけのワイヤレスヘッドセットです。

CUHJ-15005箱

 デザインをPSVRと同時に使うのに合うように見た目を高級化、評判の悪かった旧モデル(CUHJ−15001:GOLD Wireless Stereo Headset)のチープさををデザインでごまかしカバーして、SONYの高級ヘッドホンにならって無駄に豪華な箱にいれてみましたというヘッドセットです。 

 私は、PSVRを持っていませんので、PSVRが無事に買えたら、このヘッドセットと一緒に使って見たいと思います。

プレミアムサラウンドヘッドセットのフォトレビュー

CUHJ-15005内容物

 プレミアムサラウンドヘッドセット本体(CUHJ-15005)、ワイヤレスアダプター(USBドングル)、取説&クイックスタートガイド、巾着、3.5mm径4極ミニプラグの音声ケーブル(1.2m)、microB-USBケーブル(60cm)が入っています。

USBワイヤレスアダプター リモートアダプター

 PS4に挿して使うワイヤレスアダプターです。リセットスイッチの穴が開いています。LEDのステータスランプがあります。

 ワイヤレスアダプターのLEDの点灯の意味は、

  • 青の点灯:使用中
  • 青の点滅1回(繰り返し):ペアリングモード
  • 青の点滅2回(繰り返し):接続待機中
付属ケーブル

 ケーブルは、3.5mm径ミニプラグのオーディオケーブル(1.2m)がついてます。これは、PS VitaやPS VRとアナログでつなぐということになります。PS VR側で音声の制御をするので、PS4からのワイヤレスはしないということです。

 USBケーブルは、プレミアムサラウンドヘッドセットを充電したり、PS4につないでコンパニオンアプリを使って音響設定をダウンロードすることができます。後述します。

CUHJ−15005全容 巾着

 プレミアムサラウンドヘッドセットなんですが、サラウンドヘッドセットと基本構造(と音)は同じです。ヘッドバンド部が折れ曲がり巾着に収納できるようになっています。

 頭の幅の大小で合わせるのは、イヤーバッド部を上下に動かして合わせます。10個の小さなクリックを感じながらの調整幅は左右で約2cmずつです。

 ヘッドバンド部の左右から押さえる力は、中華の安物のヘッドセットに比べるとゆるめですが、キツい方だと思います。

 プレミアムワイヤレスヘッドセットの左右の区別は、内側にRとLのマークがあります。

CUHJ−15005左右の区別

 デザイン的に、右と左を外の見えるところには、マークしたくなかったんでしょう。黒の光沢地につや消しの文字という凝った作りになっています。

CUHJ−15005左後 CUHJ−15005左前下

 プレミアムワイヤレスヘッドセットも、旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットと同様に、左側のイヤーパッドに、スイッチや端子(ジャック)が集中して配置されています。

 旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットで樹脂被覆されて、ボタンの位置が分かりにくく、押しにくかった欠点を、コストダウンも兼ねて分かりやすい形状のボタンやスイッチに変更されています。

 プレミアムワイヤレスヘッドセットを頭に付けた状態で、

 左のイヤーパッドの一番上にあるのが、SOUND/CHAT(サウンドとチャット)の切り替えスイッチです。左後後縁の下方向にあるボリュームボタン+ーと合わせて使います。SOUNDを押してから、ボリュームボタンでゲームの音の調整をします。CHATのボタンを押して、ボリューム操作をするとマイクの音量の調整ができます。PS4側では、グレーアウトして、この音量調整ができません。

 SOUND/CHATボタンの下にあるのが、LEDのステータスランプです。その意味は、

  • 青の点灯:使用中
  • 青の点滅1回を繰り返す:ペアリングモード
  • 青の点滅2回を繰り返す:接続待機中
  • 赤の点灯:充電中
  • 赤の点滅1回を繰り返す:デバイスソフトウエアの更新エラー、電池残量小の警告
  • 紫の点灯:マイク入力オフ(ミュート)
  • 紫の点灯1回を繰り返す:デバイスソフトウエアの更新中

次にあるのが、電源/オーディオモードのスライドスイッチです。

 工場出荷状態では、1が標準のイコライザ設定。2が低音強調のイコライザ設定です。これは、PS4にUSBで接続して、ヘッドセットコンパニオンアプリ2.0を使うことで、イコライザの推奨設定値に変更することができます。1と2に割り当てることができます。

 次が、MUTEボタンです。

マイクのオンオフをします。MUTEボタンを1秒長押しにすると、マイクの音(自分の声)をヘッドホン側に混ぜ込むサイドトーン(モニターモード)になります。ピッという音で音量小→ピピッと言う音で音量大→ビッと低い音でオフのループです。

 次がボリュームのスイッチ増減です。

その下が、microB−USBポートです。そして一番下にあるのが、3.5mm径の4極ミニプラグを挿す音声入力ポートです。

左のイヤーパッドの前の下側に、小さな穴が開いていて、マイクがそこにあります。

CUHJ−15005右後

 プレミアムワイヤレスヘッドセットの右のイヤーパッドの後縁に、VSS/3D AUDIO スイッチがあります。VSSは、ヴァーチャルサラウンドサウンドの略で、仮想サラウンドです。3Dコンテンツでは、3Dサウンドになるということらしいです。オフにしたら、普通の2chのステレオヘッドホンになります。

 このVSS機能は、単に風呂場のエコーというか、劇場のような残響音をつけるリバーブ効果みたいなものだと思ってください。好みの問題になりますが、FPSのマルチプレイで厳密に、音の位置を知りたいゲームをやるのなら、高いHMDI入力のあるリアル7.1ch、5.1chのヘッドホンを買いましょう。あまり種類がありませんが。

PS4にUSBでつないで、ヘッドセットコンパニオン2.0からイコライザの既製設定値を入れる

CUHJ−15005とPS4をつなぐ

 旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットは、単体でイコライザの設定ができました。しかし、プレミアムワイヤレスヘッドセットの取り扱い説明書には、そのやり方の記載がありません。その代わり、ヘッドセットコンパニオンアプリが2.0にヴァージョンアップして設定ができるようになっています。

 PS4とプレミアムワイヤレスヘッドセットをmicroB−USBケーブルでつないで、ヘッドセット側のスイッチを2にしておきます。あとは、ヘッドセットコンパニオンアプリ2.0を起動して、カスタムデータをアップロードします。


 動画で、コンパニオンアプリでデータをプレミアムワイヤレスヘッドセットにアップロードする様子をあげておきます。

 今のところ、対応したソフトで、トリコがあるので、ソレを入れてプレイしてみます。少し、左右のバランスが悪く聞こえるのは、バグという話もでているので、そのうち対応してもらえるでしょう。

アナログ音声ケーブルをつなぐと、普通のヘッドセットとして機能する

 これも、旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセット(CUHJ−15001)と同じで、オーディオケーブルを挿してやると、そのまま有線のヘッドホンとして機能します。付属の4極ミニプラグのケーブルをiPhone等にさすと、マイクも使えるので、有線のヘッドセットになります。

CUHJ−15005とiPod-touch-6

 iPod touch 6とつないで聞いてみました。音は、1万円のヘッドホンとしては、私の好み的に悪い方だと思います。大口径5cmのスピーカーを使っているということですが、今ひとつ低音が響きません。PS4のつないで、デジタルでのイコライザが機能して重低音が響くように仕上げていますね。

 たぶん、こういう音は、フラットな特性になっているからだと思います。だから、装着感の悪さと音の特長の無さは、買った人にとって「がっかり感」を与えることになります。

 ヘッドホンの音について慣れて分かっている人なら、悪い印象を持ちませんが、ゆとりより若い世代の小遣いをはたいて買うような人だと、「1万円以上も払ったのに…」と、この音だとがっかりするでしょう。つまり、装着感の悪さを差し引いて、音だけに関して言えば「くせのない疲れない音」だと言うことです。

プレミアムワイヤレスヘッドセットの充電と給電での使用について

 旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセット同様に、microB−USBケーブルをつないで充電しながら使うことができます。

 充電の電流の推移については、後日測ってデータロガーのグラフをあげます。

 連続使用時間は、8時間程度と聞いていますが、十分だと思います。

プレミアムワイヤレスヘッドセットの問題点をまとめると…

  • ヘッドセットコンパニオンでイコライザの設定をアップロードしたら、左右の音のバランスが悪いことがある。
  • PS4本体を起動しても、ペアリングせずワイヤレスヘッドセットを認識しないことがある。→ワイヤレスアダプターを抜き差しする必要がある。(ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットは、そんなことがないのに)

 うちだけの問題じゃなかったものをピックアップしておきます。安物ヘッドホンにありがちな「洗濯ばさみで頭を挟まれるようなキツさ」や、耳垂(耳たぶ)の下まで覆えないという装着感が悪さとか、ヘッドバンドのエッジで手が切れそうとか、そういう私の好みの問題を除いています。

プレミアムワイヤレスヘッドセットは、どんな人におすすめか?

 PSVRのデザインとピッタリ合う純正のワイヤレスヘッドセット(現実はアナログケーブルでつなぐのでワイヤードになる)が欲しい人。

 壁の薄い狭いアパートや下宿、寮等の限られたスペースで、PC用のディスプレイにPS4をつないで遊ぶ人には、プレミアムワイヤレスヘッドセットか、旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットがおすすめです。

CUHJ−15005と15000

 重さが、プレミアムというだけあって、旧ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットの300gに対して、332gと重いです。その重さは、頭頂部のヘッドバンド部のゴムバンドで支えますので、頭頂部のハゲが気になる人は気を付けましょう。 
 締め付け(側圧)は、ゴールドワイヤレスステレオヘッドセットが、17cm幅で約440g。プレミアムワイヤレスヘッドセットが、17cm幅で約300gです。ちなみに、三千円のキングトップのK11という有線のヘッドセットが約290gなのです。締め付け具合(側圧)が、ゴールドワイヤレスヘッドセットの方が実測でキツいにもかかわらず、プレミアムワイヤレスヘッドセットよりもキツさを装着時に感じないのは、イヤーパッドの固さと耳の覆い方に違いがあるからだと推測されます。
 締め付け具合(ヘッドホンの側方圧)の簡易測定方法についての紹介は、こちらで紹介。 

 順次、追加、修正していきます。

 なお、Amazonの販売価格は、16780円以下ですので、それより高い価格では買わないようにしましょう。そもそも、16780円ですら高いと思います。このプレミアムワイヤレスヘッドセットに、そんな価値はありません。有線の3千円の中華のヘッドセットの方がマシです。ちなみに、

 もし、このプレミアムワイヤレスヘッドセットの音が素晴らしい、装着感も抜群なんて記事を見かけたら、それを書いた人は大嘘つきです!! ソイツの書いた記事は過去にさかのぼって嘘だと断定して良いと思います。これをアフィリカス認定アイテムにします。