2015〜2016年で流行したワイヤレスのモバイルスピーカーは、スマホやタブレットを持つ人なら1台は必ず買って持っているほどの普及ぶりです。

 今回は、アフィリカス ブロガー認定アイテムの一つ、SoundPAETSのp3というBluetooth接続のスピーカーを自腹で買って(3360円で購入して)いたのを紹介します。

 ちなみに、SoundPAETSは、そこらじゅうの金儲けを目的としたブロガー(アフィリカス)連中に無料で製品を配りステマ記事を書かせて、そのブランド名を広める手法を使う中華ブランドの一つです。 モバイルバッテリーで名を馳せたAnkerもそうでしたね。

 メジャーなところだと、イギリスのDysonも同じ手法を使った結果、「(金のためなら息をするように嘘を書く)アフィリカスブロガーがダイソンの新製品を紹介 → 露骨なステマで胡散臭さいメーカー」という悪いイメージになってしまったのが、記憶に新しいと思います。

 いつも通りの結論から言うと、

SoundPAETSのP3は、携帯ワイヤレススピーカーの中華のよく似た製品がたくさんある中の一つで、バッテリーが長持ちする以外、音も含めて使い勝手等諸々が期待以下でがっかり

しました。

 友人らも、このP3にそっくりな、他のブランド名(Jackery Boom)のスピーカを買っていたので見せて聞かせてもらったら同じものでした。OEMであちこちのブランド名で販売されているようです。

以下、

スマホやタブレットにつなぐスピーカーの話をするための用語集まとめ

  • アクティブ スピーカー:スピーカを鳴らすためのアンプ(増幅回路)を内蔵していて、単独で音が出せるスピーカー。回路があるので電源が必要。
  • パッシブ スピーカー:アクティブスピーカと違いアンプを内蔵してないので、アンプにつながないと音がでない。
  • アンプ:微弱な音声信号をスピーカーで音にするための増幅回路。デジタル式とアナログ式がある。
  • Bluetooth:ブルーツース、無線規格の一つで2.4GHzの周波数を使って音声などの簡単な信号を送受信する。Wi-Fiと比べて性能が低い分バッテリーの消費が少ない。
  • IP65:保護等級、防塵は6で最高レベル、防水は、レベル5の「噴流水に対する保護」基準になっているということ。
  • プロトコル:Bluetoothでデータを転送するための規格。
  • コーデック:映像や音を圧縮して転送する規格。通常は、SBC方式で音の劣化が激しい。そこで、iOS系は「AAC」、Android系は「apt-X」というオーディオ コーデックを採用しているものが増えた。
以上を踏まえて…

SoundPAETSのBluetoothスピーカー P3のフォトレビュー

P3

 内容物は、P3本体、取説、3.5mm径ミニステレオプラグケーブル、充電用のmicroB-USBケーブルです。

 P3本体内に内蔵バッテリーを搭載しているので、充電して使います。充電用のmicroB-USBケーブルをパソコンやAC-USBアダプターにつないで充電します。このP3に付属のmicroB-USBケーブルは信号線があるので、パソコンにつないでスマホ等へのUSBケーブルとして使えます。

P3のスペック

  • Bluetoothのヴァージョン:4.1
  • プロファイル:HFP1.6、HSP1.2、AVRCP1.4、A2DP1.2 → SBCコーデック
  • 出力:10W
  • 再生周波数範囲:160Hz〜20KHz
  • 最大通信距離:10m(33フィート)
  • 入力:DC 5V /0.5A
  • バッテリー:リチウム充電池 2000mAh
  • 動作時間;6〜8時間
  • 充電時間:3〜4時間
  • サイズ:173×73×49mm
  • 重さ:425g
 といったところで、バッテリーが比較的大きいので、大きな音で長く再生できる性能をしていることが分かります。転送プロトコルは、転送プロトコルから、SBC方式にしか対応していませんから、音は転送した時点で悪くなります

PS3ポート類

 側面には、シリコンの蓋で覆われたポートがあります。一つは、充電用のmicroB-USBポート、もう一つは、音声アナログ入力の3.5mm径ステレオミニプラグ用のジャックです。音が途切れたり、Bluetoothの伝送の音が気に入らないのなら、イヤホン端子からステレオミニプラグケーブルで直接つないでやると、マシな音になります。ただし、アナログのケーブルでスマホとつなぐと、P3本体から操作が一切できません。電源は、アナログミニプラグのジャックに差し込むと自動で入ります。

PS3裏面

 裏面には、1/4インチのネジ穴が開いていて、カメラの三脚のネジ、ウエアラブルカメラのネジと同じです。だから、自転車などのハンドルにウエアラブルカメラを取り付けているのであれば、カメラの代わりに、このスピーカーを付けて、ドンチャカいわせながら自転車を走らせることができます。恥ずかしいので、できませんが。

P3ボタン操作

 P3の上には、4つのボタンがあります。どのボタンも重いです。爪を立てるようにしっかり通さないとスッチが入りません。年寄りや小学生までの子供には厳しい重さです。

 電源ボタンのアイコンのあるものが、電源のオンオフです。2秒長押しでオンオフができます。軽く振れるだけでスイッチが入らないようにという配慮でしょうが、加減が悪すぎます。

 電源ボタンがBluetoothのペアリング開始ボタンを兼ねているので、つなぎたいスマホやタブレットから、Bluetoothのペアリングをすることができます。

 やり方は、取説に英語で書いてありますので、その指示通りにやれば特に難しいことはないでしょう。

P3の基本ボタン操作

  • 電源のオンオフ:パワーボタンを2秒以上の長押し、自動でペアリング開始。
  • 再生/一時停止:中央のマルチファンクションボタンを1度押す
  • 電話をうける:iPhone等のスマホにBluetooth接続している場合、電話がかかってきたら、マルチファンクションボタンを長押して電話をうける。マイクがあるので通話ができる(エコーが酷いけど)、スピーカーホンの機能あり。
  • 電話を切る:通話中に、マルチファンクションボタンを長押しすると電話を切る。
  • リダイヤル:マルチファンクションボタンを長押しすると、直近にかけた電話番号にかける
  • ボリューム+ / -:音楽や映像の音声の増減は、+とーボタンを1度押す。ぞれぞれ15段階、iOS(iPhone 等)ならボリューム表示が画面にでる。
  • 先再生/後再生:+/ーボタンの長押しで、一曲先へ行ったり、元に戻る
  • 現在つないでいるデバイスからBluetooth接続を解除する:+とーボタンを同時に長押しで解除し、次のBluetoothデバイスのペアリング開始。

iPhone やiPad のようなiOSデバイスにつなぐとバッテリーの表示がでる

PS3表示

 iOSの場合は、接続するとバッテリーのアイコンが表示されて、バッテリーの残量がわかるようになっています。これは、地味に便利ですが、iPod touch 6の場合、P3のバッテリーを使い切る前に、iPod touch 6の方のバッテリーが無くなります。それ以前に、iOSデバイスとのBluetoothの相性が悪くて、勝手に止まることがあります。

P3も防水仕様、 IP65(自称)

 防水仕様で、このIP65というのは、防塵が0〜6の7段階の最高ランク、防水が0〜8の9段階のうちの、5で「噴流水に対する保護」となっています。

p3-

 こんなかんじで、水に浸からない限り水がかかっても壊れないということです。しょせん、中華のパチモンなので、風呂場に持ってはいって絶対に壊れないとは言い切れません。三千円チョイ、タイムセールなら2千円台で買えるオモチャに過度の期待は禁物ですよ。

雑巾掛けの拭き掃除やトイレ、水回りの掃除の時のモチベーションアップに最適

 P3は、カタログ的には10Wの出力が出せるとかかれています。日頃から使っていて、台所で料理や皿洗いなどの後片付けをするときに、音がかき消されないくらいの大音量が出せるのは便利です。

 今は、台所で料理を作っている間、タブレットでテレビを見ながら…と言う人も多いでしょう。でも、タブレットに内蔵しているスピーカーから出せる音は大音量にすると割れてしまって聞きづらくなるので、こういうP3のようなワイヤレスの外部スピーカーを使うことをオススメしたいですね。

 年末、年始で、家のあちこちを掃除をしている時に、このP3は大活躍してくれました。音楽は、Fire HD 8とBluetoothでつないで、プライムミュージックのプレイリストをかけています。

邦楽100選

 Amazon プライムミュージックの曲揃えは偏りがあるものの、「2015-2016 邦楽ランキング Top 100」なんて、古い曲ばかりだけど、私達、爺婆には懐かしくて涙があふれるものがラインナップされています。しかも、7時間超という長いプレイリストなので、丸一日かけて一巡するのも飽きずに済みました。

iPod touch 6等iOSとは相性が悪い

 Bluetoothで接続するときに、スマホやタブレットに搭載されているBluetoothのチップやソフトで、相性が悪いことがあります。このP3に限って言えば、iPod touch 6とはBluetoothでつなぐと途中で勝手に途切れてしまうという問題が起きます。

 Fire HD 8やAndroidのスマホ等では、接続が途切れることがありません。iPod touch 6で音が途切れるのは、何が原因なのか?よく分かりません。Bluetooth機器の接続不良や意図しない切断は、昔から、いろいろ経験しているので、とりあえず相性の良い組み合わせで使うことをオススメします。

音が悪いのは仕様 

 Bluetoothの伝送する方式の関係で、省かれた音が送られるので聴く元の音が悪いです。さらに、この箱のサイズでは低音を響かせることができないので、低い音が再生できません。カタログスペックでも、160Hz以下は再生できないことになっているので、ズンドコというベースの低音がまったく鳴らないスピーカーです。

 ちなみに、ズンドコと響く低音の周波数帯は70〜150Hzなので、美味しい部分がまったく再生できません。

 あくまでも、スピーカーを持ち歩いて、水がかかるような場所で使うためのスピーカーなので、普段、パソコンやタブレットを使う机の上やリビングで使うには、「低音が出ず、濁った音」という欠点が目立ちすぎます耳障りです。

 机の上で据え置いて使うのなら、もう少し低い音まででる卓上スピーカを別に買いましょう。

まとめ

【2016年に買ってレビュー記事を放置していた分】のレビュー、2017年の一発目です。このSoundPAETSのP3やこれと同じものを買って、「音がいい」と書いている人の耳は良くないと判断して良いでしょう。その人のブログの記事で、オーディオ関連は全部アテにならないと疑うべきです。

 さらに、こういう「お風呂や家事とお供に最適の防水型のワイヤレススピーカー まとめ」とかの記事を、自分で買って試しもしないでいい加減なことを書いているアフィリカスがたくさんいるので、気を付けましょう。

 こんな中華のクソスピーカーは、タイムセールで送料込みで2000円台になっていれば買いです。