NECのWi-Fiルータ、Aterm PA-WG2200HPを家のLANにつないで、無線LANアクセス基地として使う方法と設定について記事を書いていたので公開します。

 まず、我が家のインターネット回線は、

  • 光ファイバーのフレッツ隼(1Gbps)、光IP電話は無し。
  • 光終端末(ONU)には、PA-WG2600HP2を使いブロードバンドルーターとして、プロバイダにIPv4 ・PPPoEの接続

という環境です。

mode_bridge

 LAN(ローカルエリアネットワーク)ケーブルは家中、要所に張り巡らせていて、そのLANケーブルの一つにPA-WG2200HPを取り付けてます。

 オンラインマニュアルにある上の図のように、インターネット回線へPPPoE接続しないで、すでにインターネットにつながっているLANケーブルへ無線で接続するための設定を、NECのWiFiルーターでは、「BR(ブリッジ)モード」、バッファローのWi-Fiルーターは、「アクセスポイントモード」と言います。

 光ファイバーを引いて、光IP電話とインターネット接続の両方をしている家庭では、すでにルーターが設置されているので、このブリッジモード(アクセスポイントモード)でWi-Fiルーターを使うことがほとんどだと思います。

PA-WG2200HPをブリッジモードにする。

WG2200HP設定つなぎ方

 まず、PA-WG2200HPを箱から出したら、裏のスライドスイッチがRT(ルーターモード)の位置になっていることを確認して、パソコンと(WANではない!)4つあるLANポートに付属のLANケーブルをつないで、PA-WG2200HPの電源を入れます。

 パソコン側のネットワーク設定をいじって、PA-WG2200HPにアクセス、http://192.168.10.1のクイック設定Webにアクセスし、PA-WG2200HPのパスワードを設定します。この辺は、こちらの記事を参考にしてください。

 次に、オンライマニュアルのRT/BR/CNVモード切替スイッチでのブリッジモードの設定方法の通りにします。本体のDCプラグを抜いて、裏側のスライドスイッチを真中のBRにするだけです。

PA-WG2200HPのBRモードで「クイック設定Web」にアクセスする方法

 オンライマニュアルのブリッジモードでご利用の場合(ACTIVEランプが橙点灯している場合)の通りにします。

HDCP強制起動モード

  1. ACアダプタのDCプラグを本体から抜いて、十秒程度放置して
  2. 「らくらくスタートボタン」を指で押しつづけながら、DCプラグを差し込む
  3. ボタンを押し続けて約40秒くらいで、「CONVERTERランプが緑点滅する」のを待ちます。
  4. 指を離すと、ブリッジモードの設定、強制DHCPサーバ起動状態になります。

PA-WG2200HPを強制DHCPサーバ機能起動状態にしてパソコンでアクセスする。

Macの場合、システム環境設定/ネットワークで、Ethernetの接続状況を確認します。

ネットワーク

Wi-Fiは念のためにオフにしてください。DHCPサーバの強制起動時のアドレスは、192.168.1.210です。RTモードでは、ルーターのIPアドレスが「192.168.10.1」なのに、なぜかDHCP強制起動モードでは、「192.168.1.210」という、間違えやすいことになっていますから、気を付けましょう。

この状態で、Safari等のブラウザで、http://192.168.1.210にアクセスします。

クイック設定Webに、「admin」と設定したパスワードでログインします。

SSID別に設定をする。

 PA-WG2200HPも他のAtermと同じで、Wi-FiのSSIDは

  • 2.4GHz:オーナーSSID、ゲストSSID、WEP専用SSIDの3通り
  • 5GHz:オーナーSSID、ゲストSSIDの2通り

 2.4GHzの「WEP専用SSID」は、セキュリティに不安があるものなので、理由がないかぎり使いません。使用するのチェックボタンがオフになっているのを確認してください。

 その理由とは? 古いノートパソコンや携帯ゲーム機等で、暗号形式がWEPしか対応していないものをつなぐ時だけに、一時的に有効にして使います。タイマーも設定できるので、してください。

 オーナーSSIDは、LANの中にフルアクセスできます。ゲストSSIDは、インターネットへの接続だけが許されるもので、LAN内のサーバやパソコンなどにアクセスできない制限になっています。

 

BR(ブリッジ)モードの「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」について

4GHz

左のカラムの「Wi-Fi(無線LAN)設定」の「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」を開きます。

SSID(ネットワーク名)を、Aterm-…の意味不明の英数文字の羅列なのを、自分の好みの名前に変えます。

さらに詳しい設定で、隠蔽したSSID(ESS-ID)にするのなら、自分でSSIDまで入力しなくてはならないので、短めの名前にします。

 ゲストSSIDも、我が家のLAN内に勝手にアクセスされたくない人用に開放するものですから、それを意識した名前に変更します。

 たとえば、子供らが遊びに来て「3DSをネットにつながせろ」という時などに使います。タイマーが設定できますから、1時間程度にしておきましょう。1時間も3DSで遊べば十分です。

BR(ブリッジ)モードの「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」について

詳細設定5GHz

 5GHz帯も、2.4GHzと同じようにSSIDを変更します。2.4GHz帯と区別した名前にする方が、何かと便利です。

 元々、ブリッジモードで使うのは、リビングフロア全体に確実に電波を飛ばせるために、そこに設置する時に使うので、壁などのさえぎるものもないから、5GHz帯を主に使うことになります。

 ゲストSSIDは、友人らが遊びに来たとき、「ネットにスマホやタブレットをつながせろ」という時に開放します。これもタイマーで2時間程度にしておきましょう。2時間経ったらさっさと帰れ ということです。

ブリッジモードで使うPA-WG2200HPをローカル固定IPアドレスに設定する

 無線LANがブツブツ切れる原因の多くが「DHCPの自動割り振り」です。それを防ぐために、それぞれの端末のローカルIPアドレスを、固定値にしていきます。タブレットでは、静的IPアドレスとよばれるものです。

 LANにつながる機器を、個別にIPアドレスを決めて、それぞれに設定しておくと、スマホや携帯ゲーム機がネットにつながらないというトラブルが起きません。

まず、クイック設定Webの基本設定で、

基本設定DHCPオフ

「DHCPクライアント機能」の「使用する」のチェックを外して、「使用しない」にします。

すると、IPアドレス/ネットマスク、ゲートウエイ、ネームサーバのグレイアウトしていた記入欄が、書き込みができるようになります。

BRモードの2200HPを固定IPにする

そこに、例↑として、PA-WG2200HPを、192.168.0.231の固定IPアドレスにして、サブネットマスクは、255.255.255.0、ゲートウエイとネームサーバは、ルーターの192.168.0.1するのを示します。

 変更を加えたら、保存を押して保存すると、クイック設定Webにはアクセスできなくなります。

 あとは、LANケーブルをLANポートにつないで、我が家の壁にあるLANポートにさせばOK。

起動してから、Safariで192.168.0.231へアクセスすると、クイック設定Webのログイン画面がでてくるはずです。

 出てこない時は、また外して、強制DHCPサーバ起動で、パソコンと直つなぎして設定を見直してください。

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