2017年10月5日発売の、クラッシックミニスーパーファミコンのレビューと、HDMIのトラブルに関しての記事は、「ニンテンドー クラッシックミニ スーパーファミコンを買った。」で紹介しています。
以下、ファミコン(2018年7月に再販が決まりました。)の記事です。
本日、朝イチでイオンに並んで買ってきた。予約無しでも田舎では買える。定価の6,458円(税込)で買った。正式名称は、「ニンテンドー クラッシック ミニ ファミリーコンピュータ」だが長いので、以下略して「ミニファミコン」と主に記載する。
小さいな。コントローラまで縮小かよ…。電源の入った入らないのインディケータLEDはどこにあるんじゃ?? 無いのかよ Orz… 恐ろしいゲーム機だ。こりゃ、初期不良だ!って大騒ぎする父ちゃん母ちゃんが続出するぞっ!
「ゲーム機離れの小さめの子供(孫)に、爺さん婆さん世代が遊んだゲーム機なので、一緒に遊ぼう」という意味で、おすすめかもしれん。子供の頃を思い出して、懐かしさに熱くなる展開。
ミニ ファミコンには、HDMIケーブルとmicroBーUSBケーブルがつく
それにしても、付属のHDMIケーブルのフチの分厚いこと! これでは、一部のAVアンプなんかささらねぇよ。
※つなぐテレビやディスプレイのHDMIポートで、付属のHDMIケーブルの持つ部分が分厚いために干渉して、深く差し込めないことがあるので、ダメなら他のHDMIケーブルを使おう。
本体は手に乗るほど小さく可愛いが、コントローラーまで小さいので、使いにくい。さらに、付属のHDMIケーブルとmicroBーUSBケーブルの太くごついことといったら。本体が軽いので、ケーブルの曲がっているクセで、本体が転がってしまう…。
これなら、Fire StickやChromecast棒みたないのにすりゃぁ良かったのに。で、Bluetoothのコントローラで、WiiのコントローラやWii Uプロ コントローラが 使えれば、指を痛めるジジババが減ると思うが…。
ミニファミコンは電源スイッチを入れてから、テレビに映像が出るまでに約5秒かかる。
早速、OBSにて配信テストしてみた。昔と違い、解像度だけは1080pだけど、480iという昔の解像度なので粗いけどね。
とりあえず、遊んでみたのをOBSで配信できるかテストしていた。
いきなり、音が出ない、映像が出ない… やっぱり、一筋縄ではいかなかった。新しいHDMIのチップによる挙動のようだ。
クラッシック ミニファミコンの初期不良と思われるトラブル・問題点は、
- 映像がテレビに出ないので、電源が入っているのか?が分からない
- 遊んでいたら、突然、画面が真暗になった。(ブラックアウト)
- さっきまで、遊べていたのに、今付けたら、映像も音も出ない。壊れたの?
- 映像がでるけど、音が無い
- 音がするけど、映像が出ない
PS4の時より、数が出ているのと、ユーザ層から考えても、こういったミニファミコンの症状で、ブチ切れる親が多いと思う。でも、こういった症状は、すべてHDMIに関連するものばかりなのだ。
「初期不良だ! 交換しろ!」と店に怒鳴り込む前に、冷静になってもらって、以下を読んでもらいたい。
なんとか、
クラッシック ミニ ファミリーコンピュータのHDMIのトラブル症状を把握しつつあるので、現時点で分かる範囲で、HDMI接続で、音が出ない、映像がでないと検索している人に、少し解説していこう。
HDMI特有のnegotiation(ネゴシエイション)があって、機器の接続状態をお互いに通信するんだけど、これがうまくかみ合わないと、テレビに映像が出ない、音が出ないというトラブルになる。
この任天堂 クラッシックミニファミリーコンピュータは、HDMIのクセが、PS4やPS3とはひと味違う、気むずかしさを感じる。
ミニファミコンのHDMIのコントローラチップは新しいものなので、インテリジェンスだ(賢い)からこそ、HDMIの接続先のリクエストに応えて?映像と音声を切り分けるという欠点がでてしまう。
私のシステムは、キャプチャーシステムがあるので、解像度とフレームレートのわずかな設定ミスで全体が、映像や音が出ないトラブルになる。しかも、賢いが故に接続条件を覚えているので、差し替えや接続先、ミニファミコンの電源を落としてからの再接続などをして、覚えた接続先条件をリセットしなければならない。
で、今回は、ハイビジョンのHD 720p/59.97ではなくて、720p/60か、1080p/60fpsでないと映像、音声が出ないことが分かった。その後、1080p/59.94でも音も、映像もでるようになったりと、よく分からない。
しかし、原始的なHDMIの切り替えをいろいろ試していくという昔ながらの手法を試しているうちに、ミニファミコン側が音と映像を送る状態で覚えてくれたので、安定して接続できるようになった。
テレビやAVアンプにHDMIで ミニファミコンをつないでも、映像が出るけど、音が出ないとか、音も映像も出ないとか、映像が出ないけど音だけでるという人は以下のことを試して欲しい。
- 付属のmicroB-USBケーブルとHDMIケーブルを使う。
- 付属のHDMIケーブルのプラグが大きいので、テレビのHDMI端子に深く差し込めないのなら、別のHDMIケーブルを使ってみる
- USBアダプターが、インテリジェントなAC-USB充電アダプタや信号線のないUSBケーブルで、ダメなものがあるようだ。そこらのスマホに付いていたUSBアダプター(パソコンのもOK)からの給電とmicroB-USBケーブルをつないでみる。
- HDMIケーブルを抜き差しする前に、テレビのHDMI切り替えをしてみる、テレビの本体をオフにして、HDMIケーブルを抜き差し、ファミコンのオンオフを試す。
- HDMIケーブルの抜き差しは壊すことがあるので、AVアンプやHDMIセレクターのスイッチで切り替えてみたり、(HDMIのトランシーバチップ部品の相性もあるけど)
- 5.1chや7.1chのサラウンドシステムのAVアンプにつないでいて、映像がでるのに音が出ない場合は強制的に「2.1chステレオ」モードにしてみる
- 本体の電源レバーのオンオフをゆっくりとしてみるとか
してみよう。
- HDMIセレクターも機械式なものは、もう入手できないので、 現行のものをいくつか試す方法を推奨。
- HDMIセレクターと信頼の高いHDMIケーブルについては、二つ以上種類の違う物を持っておくと、HDMIの接続絡みのトラブルで検証するのに使える。
※さっそく、アフィリカス サイトが、パクって記事を書いているけど、付属のHDMIケーブルが原因の可能性はかなり低いから、ソイツの書いていることは全部嘘、ってか、他の記事も全部パクリだ! みんな気を付けよう!
単にHDMIケーブルを交換するときに、テレビとミニファミコンの電源を切るのでHDMIの接続状況がリセットされて再認識をミニファミコンやテレビ側ができたので、音と映像がつながるようになっただけの話だ。
ミニファミコンの映像自体は、昔のブラウン管テレビでやっていた頃とは、ずいぶんクッキリハッキリになっているのが分かる。ってか、ドット感が凄いし、音もチープなんだけど、なんだろうか? このシンプルなのに、引き込まれるかんじは…。
HDMIキャプチャーシステムでの録画は、できるようになってきた。PS4やPS3、Wii Uと切り替える度に音声、映像、諸々を再調整しないとダメって、どんだけ、このクラッシックミニファミリーコンピュータって、HDMI接続機器先を選ぶんだろうか?? クセがありすぎだろww。
クラッシックミニファミリーコンピュータに使えるUSBアダプターのまとめ
クラッシックミニファミリーコンピュータは、ACアダプターが付いていない。スマホ用のUSBアダプターには使えないモノがあるので気を付けよう。
ミニファミコンに使えたUSBアダプター
- Kindle純正のアダプター各種
- Anker PowerPortシリーズ 、Aukey、RAVPower等の中華のUSBアダプター OK。
- 携帯電話auのACーUSBアダプター
- iPhone 純正のACアダプター
- iPad 純正のACアダプター
- Mac、自作機のパソコンのUSBポート
- 各種モバイルバッテリー
- 100均のUSBアダプター(保護回路がないものなので自己責任で)
- テレビのHDD用USBもOK
ミニファミコンに使えなかった?USBアダプター
- 100均のUSBアダプター(故障していた)
ミニファミコンの使用電流は…
4.95V / 0.34A 前後と、ビックリするくらいの低消費電力。HDMI入力のできるモバイルディスプレイがあれば、携帯できるかも…。
クラッシック ミニ コンピュータの良くある質問(FAQ)、まとめ
クラッシックミニファミリーコンピュータのアスペクト比(縦横の比率)
今のテレビは、16:9という横長の画面なので、「画面」から入って、「4:3」にする。左右に黒い余白がでるけど、気にしない。
「アナログテレビモード」にすると…
アナログテレビにすると、どうなるのか?という質問に答えます。
ご覧の通り480i(640×480)の昔のテレビのボケた画像を表現できてる。すでに、アナログテレビを知らない子供が増えてきていて、ぼけ具合に驚くかも知れない。
ここで子供に教えなければならないポイントは、マリオブラザーズやカービィの一面目は、アクションゲームの基本的な動作を覚えるチュートリアルを兼ねていて、非常に良くデザインされているということ。 マニュアルを読まなくても、試行錯誤でその動作方法を覚えたところで、次のステージへ行けるという仕組みは、もう三十年以上前に完成されていた。
ディスプレイのHDMIにつないだらスピーカがないので音が出ない。
HDMI入力端子についているディスプレイは、テレビと違って、内蔵のスピーカーがない物がある。しかし、スーカーは無くてもヘッドホン端子があることが多いので、ディスプレイの裏面や側面、下のアゴの部分をよく見て確認しよう。
もし、ない場合には、HDMIスプリッターで、HDMIを分岐して音声信号をAVアンプにつないで再生するか、HDMIから音声だけを取り出すアダプターを買って付ける方法があるが、ディスプレイを買い換えた方が早いと思う。ディスプレイの選び方はこちらで紹介。
この手の中華の4K対応(パススルーではないけど)でスプリッターがでてきたので、適当に買ってテストする予定。
付属のHDMIケーブルが1.5m、テレビと遊ぶ位置から考えても短いのでは?
まったくその通りだと思う。ガッツリ遊ぶものではなく、ミニチュア復刻版みたいな意味合いがつよかったのかな?と思いつつも、単なる売値的に高い5mのHDMIケーブルを付けたり、ワイヤレスのコントローラにすることができなかったと考える方が合理的だろう。
といっても、4Kでなくて普通の1080pのHDMIケーブルは、5mでも千円前後だ。
クラッシックミニファミリーコンピュータは限定商品ではないので、町のおもちゃ屋さんで予約もできるし買えるのに!
ミニファミコンの最初の週の販売台数速報値が報告されている。26万台という数字からも任天堂は、3DSとかと同じ感覚で生産、販売しているものを思われる。2017年春発売予定のNintendo SWITCHまでのつなぎになりそうだ。
「ミニファミコンが大人気で完売」とYahoo!ニュースなどで取り上げるので、子育て情弱層がステマに踊らされているのと、価格が6458円と少し高いものの小遣いで買えるギリギリの価格が購買意欲をそそるのだろう。だから、ネット通販では入手が困難になっている。
「レトロ」「昭和」っぽいアイテムが、「SNSウケ」するから注目を浴びているだけで、昔のファミコンやスーパーファミコンのソフトをガッツリと遊びたいのなら、Wii Uのバーチャルコンソールで遊ぶことができるんだけどねぇ。
さっそく、転売屋が割高で売値をつり上げているけど、親指を傷めるか、すぐに飽きるゲーム機なので、定価6,458円(税込)以上の価格で買ってはいけないよ。クリスマスプレゼントに考えているお父さんお母さんにとっては、1台6500円の方が、New 3DS LLやPS Vitaより安いからってのはわかりますけど…、転売屋から買ってはいけません。
2018年7月に再販がきまりました。定価での販売になっています。
併せて読みたい
- PS4のHDMI問題の解決方法を解説します。
- HMDI入力(端子)のないテレビに、クラッシック ミニ ファミリーコンピュータをつなぐHDMI→D端子、コンポジット端子 アダプターの紹介。
- HDMIを切り替えるHDMIセレクターや分岐するスプリッターの紹介
- USB充電器 RAVPowerとかが手頃でいいかも。
- microB、Lightningの二通り使えるUSBケーブルを実際に買って試してみた6本。
- 1080pでYouTubeにライブ配信するOBSの設定方法について解説します。(macOS版)
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