2人でスマホ(iPhone)の音楽をイヤホン(ヘッドホン)で聞く時、100均で売られているイヤホン分岐ケーブル(スプリッター、分岐プラグ)を使う。しかし、スマホのイヤホン分岐プラグをつけると音が悪なって音が小さくなってしまう。さらに、それぞれのイヤホンで音量が調節できないのが不便だ。

 そこで、今回は、

最大4人までヘッドフォン(イヤホン)をつないで聞けるヘッドフォンアンプ:ベリンガーのHA400というヘッドホンアンプ&スプリッターを紹介

する。

HA400が活躍する事例

  • リビングで、父と息子でゲームをするような場合、仕事や勉強をする母と娘の迷惑にならないように、ゲームする父と息子だけがヘッドフォンを付けるのに便利
  • PS4で、VC(ヴォイスチャット)をしながらやっているプレーヤのゲーム音楽や会話音声を分岐して、プレーヤーと一緒にみることができる。
  • 壁の薄いアパートに遊びに行ったとき、隣人に迷惑をかけないように、ヘッドホンやイヤホンをつけて、みんなで音楽やBlu-rayの視聴ができる。
  • それぞれのヘッドホン(イヤホン)別に音量が調節できる!
  • 一人で聴くときのヘッドホンアンプとしても、十分使えるクセのない音質と性能
  • 直流12Vの外部電源が必要なので据え置きで使うことを想定

BEHRINGER HA400のフォトレビュー

HA400全体

 本体とACアダプター、日本語の取説といたって簡単な内容。

HA400サイズ重さ

 HA400のサイズは、57×47×104mmで、重さは、本体だけで191g。ケースが金属なので重い。ACアダプタは、DCケーブルの長さが、2m弱と意外にも長い。

HA400のジャック HA400ステレオプラグ

 入力は一つ、標準ヘッドホンジャックが4つ付いていて、それぞれボリュームがあるので、個別に音量の調節ができる。ヘッドホンアンプ(オペアンプ)のための、DC12Vがプラグを差すジャックがある。6.3mm径の標準ステレオプラグよりは、3.5mm径の変換アダプタが別途必要だ。

HA400ACアダプター

ACアダプターは、12Vの150mAで、DCプラグは、外径5.5mm、内径2.5mmの一般的なDCプラグだ。

HA400とiPod

 DCケーブルは、195cmと十分長いので、AC-DCアダプターからのノイズ対策の”おまじない”として、フェライトコアにDCコードを二、三重ほど巻いておくと良いだろう。無音状態で音量最大にしたとき、すこしノイズがでているのかな?というくらいだ。

ベルキンのイヤホンスプリッターでは不満があるという人にHA400はおすすめ。

ベルキンイヤホンスプリッター

 ベルキンのイヤホンスプリッターは、ミキシング、スプリッターどちらにも使えるという超便利なイヤホンスプリッターだ。でも、 アンプを内蔵していないので、鳴りにくいヘッドホンをつなぐと音が小さくなって聞こえにくいという欠点がある。さらに、イヤホン(ヘッドホン)のインピーダンス(交流抵抗値)の違いで、それぞれのイヤホンの音の大きさが違ってくる。このため、「音が大きいので小さくしてくれ」と言う人に音量を合わせると、他の人のイヤホンの音が小さくて聞こえないという致命的な問題がおきていた。

 だから、ヘッドホン、イヤホンの音楽ケーブル分岐ケーブルやスプリッターで、それぞれの音量が調整できるものを探している人がいる。

HA400の電気的性能テスト

動作電圧は、9〜12Vの直流、電流は?

矩形波での利得

準備できしだい追加加筆していく予定

HA400のまとめ

HA400とMDR-1R

 このHA400は、ヘッドホンの聞き比べに使うこともある。ヘッドフォンアンプというものを一つも持っていないという人にも、最初に買う入門用ヘッドフォンアンプとしてオススメの一つになるだろう。回路的にも、オペアンプICの教科書的な配線で、へんな小細工がされておらず、肝心の音にはクセがないのが良い点だ。

 ただし、携帯性は考えて作られていないので、持ち歩きたいという人は、12VのDC電源を鉛蓄電池などで供給する等の工夫が必要だ。 

 HA400のコピー商品と思われるものが、昔から多数あって、どれも同じだと思う。元々3千円以下の売価で安いものなので、ワンコインの差なら正規ブランドの方が初期不良時の保証と対応が安心かもしれない。

 それから、標準ステレオプラグをミニステレオプラグに変換したり、各種ケーブルの方が高くつくことに気を付けよう。

HA400の応用例を紹介

HA400と偽トロ

 3DS側の音声ステレオ信号は、子供がイヤホンをしてゲームをしても耳を痛めないように弱めに設定されている。そのため、3DSのアナログ音声をパソコンに録り込む時に、3DS側の音声ボリュームを最大にして直接ミキサーにいれてもゲインが足りず、音が小さい。そこで、間に安価でノイズの少ないヘッドホンアンプHA400を入れて増幅してみた。結果として、大成功!期待通りの性能を発揮してくれている。

HA400は、ミキサーには向いていない。

 リクエストがあったので、2017年の正月は、すこしテストをしていた。
HA400とUAB80

 PS4を、USBオーディオを使って、マイクと音声を出力する方法の一例。

 USBオーディオ(UAB-80)のイヤホン側をHA400へつないで、スピーカーとヘッドホンへ分けるということなんだけど…。単純に、卓上スピーカーで鳴らすときと、ヘッドホンで聞くときとは、そのままデジタルアンプへ入れることで、デジタルアンプのヘッドホン出力から聞けば良い。

 2017年は、PCオーディオ関連記事を見直す予定なので、順次解説してきたい。デジタルアンプより、HDMI入力でAVアンプの一番安いのをかった方が良い時代になったようだ。その辺を書いていきたい。