今年も暑い日が続きそうです。いままで使っていたサーキュレーターの調子が悪くなってきたので、新しいDCサーキュレーター:ユーイングのUCF-DHR20J W(パールホワイト)【2016年モデル】というのを7500円で買ったのでレビューします。

UCF-DHR20J1

サーキュレーターってのは何?

 サーキュレーターというのは扇風機の一種で、部屋の空気をかき混ぜて、暖房や冷房を良く効かせるようにするためのファンです。冬には押し入れにしまう扇風機と違って、一年中、部屋に置いて使います。

 ユーイングは、以前、森田電工「モリタ」というブランドで扇風機とか作っていた会社です。東芝、三洋電機、シャープといった大手の家電メーカーの白物家電部門が中国・台湾企業に売却される中で、アイリスオーヤマ、山善、ツインバード等、小回りのきく家電の国内中小メーカーと共に、生き残りをかけて、がんばっています。

 今回の

ユーイングのDCモータ式のサーキュレーター、UCF-DHR20Jのパールホワイトモデルという2016年の最新モデルにした理由はただ一つ、DCモータ式のサーキュレーターで、左右上下の首振りタイプで最安値だから

です。おそらく、中国のOEMメーカーが、他社の分と側だけ換えて作っているヤツの一つだと思いますが…。

「DCモーター式」って何?

モーターの駆動方式のことで、直流(DC)モーターということです。扇風機やサーキュレータに使われているモータには、直流(DC)モーターと交流(AC)モーターと二種類あります。

  • ACモータ式は、DCモータ式よりも部品の数が少ないので安く作れる。
  • DCモータ式は、ACモータ式よりも、消費電力が少ない。
  • DCモータ式は、ゆっくりと静かに回すことが、ACモータ式よりも得意。
という違いがあります。単純に値段の高い安いでまとめると、「ACモータ式のサーキュレーターは、2千円前後で買えるけど、DCモータ式のサーキュレーターは、倍の値段の5千円以上と高い」ということになります。

以下、

UCF-DHR20Jのフォトレビュー

UCF-DHR20Jのサイズと設置面積とか

UCF-DHR20Jサイズ

 サイズは、サーキュレータとしては、大きい。ファンが上を向いた時に、下の台の大きさよりも大きいので奥行きが、21cmよりも必要になるので設置場所の占有面積は、広めに考えておきましょう。

 部屋の空気をかき回すための扇風機なので、設置場所は自ずと決まってきます。

 思ったより大きいボディサイズなんですが、持ってみると2.4Kgと軽いんです。すこし高めの台に置くので、小さい子供などがコードを引っ張ってひっくり返らないように、粘着マットで固定しました。

UCF-DHR20Jの操作パネル

UCF-DHR20J操作パネル

 操作パネルのスイッチはタッチ式で、風量のツマミが、ロータリーエンコーダーの電子ボリューム式という、無駄に贅沢な仕様に笑えます。ロータリーエンコーダーというのは回転スイッチの一種です。マイコン(組み込みマイクロコンピュータ)による電子制御で使えるものなので、ACモータ式の三千円程度で買えるサーキュレーター(扇風機)には、絶対に付かない部品です。

 しかも、風量ツマミの鏡面仕上げメッキです。指でクリクリと回す部分を、あえて指紋が目立つ鏡面仕上げにします? つまり、リモコンを使え ってことですよね? (笑)

UCF-DHR20Jには、ACアダプタは付きません。

UCF-DHR20J裏面

 安物のDCモータ式の扇風機やサーキュレーターは、ACアダプターが別についているものが多いです。このUCF-DHR20Jは、電源部を台座のボディ部分に内蔵しています。だから、裏面から、1.6mのACコードがでているだけです。

UCF-DHR20Jもリモコンで操作することが前提に設計

UCF-DHR20Jリモコン

ユーイングの扇風機は本体にリモコンが収納出来るようになっていますが、これも例外ではありません。すこしはみ出て、引っこ抜きやすいように収納できます。

UCF-DHR20Jリモコン電池

リモコンの電池は、CR2025(3V)という、コンビニでも売っている一般的なリチウム電池です。

UCF-DHR20Jの消費電力は?

UCF-DHR20J消費電力

電流計で測って、消費電力を計算します。

  • 首振りなしで、風量が1段階(最弱)→8段階(最強)までは、2W → 10W
  • 首振りは、上下、左右ともに、+2W。上下左右を同時にすると、+4W
  • 首振りを上下左右しながら、風量最大で消費電力は、14W。

UCF-DHR20Jの首振り角度は一段階しかない。

首振りは左右で80度、上下で90度の一段階しか選べません。扇風機と違って、首振り角の大きさを選ぶことはできません。

 動きは、動画にしてみました。参考にしてください。


UCF-DHR20Jの欠点

  1. 思った以上に大きい。その割に軽いので、粘着マットで固定した。
  2. 操作をするときのピッ、ピッというビープ音が大きい。
  3. 風量を上げると風切り音が、うるさい。
  4. 本体価格がまだ高い。リモコンだけにして、もう千円コストダウンできなかったのか?

UCF-DHR20Jのまとめ

honeyWELL

 いままで、使っていたサーキュレーターです。首は振らず一定の方向に風を送るだけのものでした。部屋の空気を混ぜるためにあちこち風の向きを変えて試してきました。しかし、部屋の温度を均一化することは思った以上に難しいことが分かりました。それでも、ないよりはマシなので我慢して使っていました。結局、赤外線温度計や簡易サーモグラフィなど部屋の温度を測定、調整するための道具を持っていないと、効果があるのかないのかすら分からないということです。

 今回、UCF-DHR20Jを買って、首振りを上下左右しながら、空気をかき混ぜるという効果は、部屋の冷房の効きが良くなったことを室内温度計のデータロガー等から実感できます。天井についている業務用エアコンにもかかわらず、天井が無駄に高いのでサーキュレーター無しでは冷暖房が効かないという…。新築時の完全な設計ミスが、今でも悔やまれます。

 扇風機として使う人は、UF-DHR30Jがあります。旧モデルは、寝室で今日も活躍しています。2年経過し、上下左右同時首振り時にバキバキ音がするようになりましたが、気にせず爆睡しています