トランジスタ技術 2016年6月号、緊急テスト! みんなのガジェット ラズベリー・パイ3誕生、特集 電脳ガジェット「Pi」でラピッド・プログラミング 。

トラ技2016-6

 今月は、Raspberry Pi 3の特集。

 Raspberry Pi 3は、スマホ用のCPUを使った基盤の小型Linuxマシンで、HDMIとコンポジットのビデオ端子、音声入出力、USB、WI-FI、Bluetoothを搭載、専用のカメラやディスプレイ端子、I/O拡張端子付きという、マイコンとPCの中間の様な存在「ミクスト・コンピュータ」として、1,2,3とVerアップしてきている。

 私も、初代RaspberryPiを買って、つないで一通り動くのを確認した後、そのまま机の引き出しの肥やしになったままだ。

 こういうのが、使いこなせるようになりたいと思っていたんだが、ここ数年、私事で、本当にいろいろとあったので、できなかった。徐々に、時間が作れるようになってきたので、マイコン、ミクコン?も勉強していきたい。

 Raspberry Pi 3で、ハードウエア的に性能が向上したことだけでなく、開発環境のNode-REDで、ビジュアル的なプログラミングができるっていう特集記事が、注目。

 こんな小さい基板でケース込みで6千円で買えるんだけど、立派なLinuxパソコンだから、まぁ、いろいろ遊べるんだろうね。

 工学部の学生なら、コレを使って、こんなもの作ってみました みたいなのが、就職活動のアピールの一つになるんだろうね。

 まぁ、専門外のワシらとしても、仕事で使う欧州製の機械が、次々サポートを打ち切られていくなかで、主要パーツは中古からの抜き出しや中華のパチモンで代用、要の劣化していく制御基板を、少しずつ代替えのマイコン基板でっていう… まぁ、今でも、町工場では、NECのPC-98FAシリーズを直し直し使っているくらいだから、どこの現場も同じようなモンか(笑)

155ページの GHz超のAD/DAコンバータの話とか興味深いね。こういうAD/DAコンバータのおかげで、超高解像度の画像の取り込みができるようになってくるから、さらに精度の高い解析が可能になる。いわゆるブレイクスルーのアイテムを作るための技術なわけで。記事の内容は、なんのこっちゃさっぱり分からないけど、こういうのを使ってできるだけ安く製品を作って欲しい。

 高精度になっていると「見落としていました、ごめんなさい」なんて言い訳ができないってことになるから、それはそれでアレだ。

177ページ、雑音まみれや超低雑音をモノマネ! アナログ回路評価用テスト電源は、よく分からないけど、付箋をつけて。

電子楽器のエフェクタ回路は、音楽の自作系の人はチェックか。

198ページ、IchigoJamというBASICインタプリタ式の基板式パソコンの連載一回目。

これは、おもしろそうなので、付箋つけて読む。ってか、実習用に一セット、本と一緒に買うか。

 今は、「作れる側」になれるのか? ただ消費するのを自慢するだけなのか?の差になってんだよね。時代に付いていくのは大変だよ。