クリスマスやお正月にお年玉を使って新しい Nintendo 3DSを買ってもらった子供もたくさんいると思います。いま、小学生の間で3DSを持っていないという子は、一部の子供だけになってしまいました。

 ニンテンドー3DSは、インターネットにつながないと全ての機能が使えるようになりません。任天堂ネットワークID(NNID)を作って登録しないと、古い3DSから新しい3DSに引っ越すことができないのです。

 さらに、2015年11月に発売されたモンスターハンタークロスなど、人気のソフトはインターネットにつないで更新をしなければならない仕組みになってます。そんな、インターネットにつながる端末を、子供にそのまま与えることに抵抗のある親御さんも多いと思います。

3DSには、インターネットにつないでも小学生の子供を守る仕組み(設定)が用意されていますので、その設定のやり方を説明します。

 意外にも、なにも制限なしの3DSを持っている子がいます。正直、これには驚いています。任天堂のTVCMで繰り返し、「保護者による使用制限をタップしてください。」と流れているのに!公式ページを参照!

  そんなお父さんお母さんに向けた記事にしておきます。

親として、3DSはどんなゲーム機なのか?すこしは知っておきましょう。

 3DSは、インターネットにつないで登録をします。そのまま使っていると、勝手にソフトをダウンロードしてしまいます。タダで遊べるゲームもありますが、少し遊んだらそこから先は、有料になるものです。スマホゲームなら課金とよばれるものと同じと考えて良いでしょう。さらに、3DSでYouTubeをみるソフトも自動でダウンロードしてしまいます。

 これらは、小学生にとって好ましいとは言えないので、制限をする設定をしなくてはいけません。

※3DSのインターネットブラウザで、検索をするときは任天堂の用意したサーバーを使っているので制限されています。その制限を解除するための手続きには、クレジットカードが必要なので、小学生ではできない仕組みになっています。

本体設定の「保護者による使用制限」について、ざっくりとまとめると…

  1. まず4桁のパスワードを決めて、子供が勝手にいじれないようにする。
  2. パスワードを忘れる親があまりにも多いので、子供には見られない親だけのメールアドレスにマスターパスワードを送る設定ができる。
  3. 年齢制限を決めて、遊べるソフトが選択できる。CEROのA〜D,Z。
  4. インターネットブラウザーの使用
  5. ニンテンドーeショップ等での商品やサービスの購入
  6. 3D映像の表示
  7. Miiverse(ミーバース)の使用
  8. 写真や画像・音声・動画・長文テキスト
  9. 他のユーザーとのインターネット通信
  10. 他のユーザーとのすれちがい通信
  11. フレンドの登録
  12. DSダウンロードプレイの使用
  13. 配信動画の視聴

1)2)「本体設定」→「保護者による使用制限」をタップすると、4桁のパスワードを設定する。

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本体設定の保護者による使用制限をタップし、設定するをタップします。ただし、古いDSソフトは制限が適用されないと注意が書かれています。

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 子供に読めるようにひらがなのページがあります。暗証番号を忘れたら、制限を解除できなくなると繰り返し注意がでてきます。

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 こどもには、推測できない数字4桁を入れます。暗証番号は、自分が絶対に忘れないところにメモしておくか、パソコンで鍵をかけたフォルダのID、PWのメモ帳に記載しておきましょう。1年経って子供も大きくなって、なれてきたから、制限を解除しようとしても、暗証番号が何だったのか? 確実に忘れてますから。

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 暗証番号を忘れたときのために、秘密の質問に答えを入れておきます。ちなみに、ペットの名前は、最初に付き合ったコレの名前にしています。それぞれの人で解釈を変えましょう。

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 兄弟に、それぞれ3DSを持たせている家庭も多いでしょう。暗証番号と秘密の質問の答えなどは、統一しておくと管理は楽です。しかし、子供たちに知られたり、悟られないようにしなくては、制限の意味が無くなってしまいます。メールでのマスターキーの受け取りができるように設定しておくと便利です。でも、その設定したこと自体を忘れているかもしれません。私はたぶん忘れます。

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 メールアドレスは、子供兼用のメルアドはダメです。もし、パスワードを解除できない時は、初期化します。バックアップはこまめに取っておきましょう。

保護者による使用制限を設定していきます。

年齢制限

年齢制限 年齢制限1 年齢制限Bまで

 ゲームソフトの年齢制限をこれで決められます。モンスターハンタークロスは、CERO Cの15歳以上です。ソフトの年齢制限をするのは、小学校低学年までで良いと思います。

 昔のDSソフトやダウンロードしてきたDSソフトは、年齢の制限ができません。

インターネットブラウザーの使用

インターネットブラウザの制限 ブラウザーの制限

 保護者による使用制限を設定した時点で、インターネットブラウザーは暗証番号なしでは、起動できなくなります。


 実際に3DSの操作をしてみた動画です。暗証番号をいれないとブラウザーが起動できません。もともと、3DSのインターネットブラウザーには、任天堂から請け負ったセキュリティ会社によるフィルターがかけられているので有害なサイトへはつながらない仕組みになっています。

 解除するためには、クレジットカードでの登録が必要になります。

ニンテンドーeショップ等での商品やサービスの購入

ニンテンドーeショップ eショップ1 えしょっぷ

 これもいざ買おうとすると暗証番号を聞かれるので、勝手に子供が買えないようになっています。

そもそも、子供のニンテンドーネットワークIDでの紐付けと、残高にチャージをしていなければ、買おうにも買えないので、必要の応じてプリペイドカードの登録をしましょう。我が家では、カセットのみの購入でダウンロードでのソフトの購入はほとんどしません。

 NTT西日本のポイントが期限切れになる前に任天堂のクーポンに交換して、いれるだけです。さすがに何本もソフトが買えるくらい貯まっています。でも、制限しているので子供は買えません。

3D映像の表示

2D制限

 どんなソフトを始めるときにも、かならず、こうやって聞かれるようになります。暗証番号を知らない子供は、Aの2Dではじめる を選択するしかないようになってます。

 3D表示が目に良いか悪いか?という議論があります。一日1時間程度の使用であれば、とくに問題はないと言われています。眼科の某君に聞いても、青色の光や3D表示が目に悪いという学術的な裏付けのある報告は、あまりなくて様子見といったところだそうです。

 十歳未満の未熟な脳神経、視神経に与える影響として、VRなどの3D表示は斜視の原因になると言う報告もでています。まさか、小学校低学年以下の児童や幼児にVRメガネをっていうバカ親はいないでしょう。

 それに、New 3DSには、カメラを使って3Dの自動補正をしてくれる機能と、周りの明るさを測って液晶画面の明るさを変える機能がついているので、目には優しくなってます。旧型の3DSでは、目がしょぼついて肩が凝っていましたけど、New 3DS LLにしてから、それが無いんです。

Miiverse(ミーバース)の使用

Miiverse制限

 Miiverseも機能制限します。小学校低学年、特に女の子は制限しておくべきです。過去にも、この機能を悪用していた大人が、警察につかまっています。

Miiverseって何?
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 任天堂のゲーム機、Wii Uや3DSのユーザ専用のSNSです。

 少女を狙った犯罪や、中傷誹謗による問題が起きる度に、いろいろと機能が削られ、安全に遊べるように改善されてます。

 3DSには、ゲームのスクリーンショット(画面の写真)を撮る機能があるので、そのプレー写真を貼り付けて、日記が書けます。プレイ日記という機能です。絵も描ける機能がありますから、キャラクターの絵を描いて、みんなと共有できます。

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 普通のブログにゲームのプレイ日記を公開するのと同じで、Miiverseは、インターネットから誰も見られるのではなくて、Wii Uや3DSから読み書きできるSNSです。スマホやパソコンのブラウザーから、Miiverseにアクセスできるオープンな場ですから気を付けましょう。3DSからの制限は、3DSからしかできません。

Wii Uからの制限、スマホやパソコンからの利用制限は、別です。

任天堂が、きめ細やかに管理していて、子供が安心して使えるようになっています。

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 気になる人の日記を「フォロー」すれば、その人が日記を投稿すると、分かる仕組みになっています。「フレンドリクエスト」で、フレンドとして許可されれば、直接メッセージのやりとりができるようになります。

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 プライバシーを守りつつ、ネタバレしにくく、コミュニケーションをとることができます。一人で遊ぶことなく、ネットでつながった日本中の同じゲームで遊んでいる人とつながることができます。

 親としては、子供になりすまして我が子にコンタクトを取ろうとするペドフィリア(ロリコン犯罪者)を警戒して、監視を怠らないようにしてください。→ 子供には携帯ゲーム機は貸し与えるもので所有させてはいけません。夜は回収してMiiverseをチェックします。そういう手間がかけられないのなら、制限してください。

写真や画像・音声・動画・長文テキストの送受信

 フレンド同士で可能になります。不特定多数とフレンドになりたいという子供はいないでしょう。このフレンド機能を悪用する大人(ペドフィリア)が多いので、気を付けましょう。制限しないのなら、重要な監視ポイントになります。

他のユーザーとのインターネット通信、他のユーザーとのすれちがい通信

 これは、制限しなくても良いと思います。とくに、すれちがい通信をするために、わざわざ、マクドとかに出かける家族もいるんじゃないかな? マクドが廃れてきたのと、DQNのたまり場になっているので、田舎では、使うところがないので、制限でもかまいません。

フレンドの登録

 これは、リアルな友達、親戚の同世代の子供達とフレンド登録するのに必要なので、適宜解除して登録し、あとは制限してもいいでしょう。基本的に、これは制限するべきものです。

DSダウンロードプレイの使用

 これは、制限してはいけません。DSダウンロードプレイのやり方とソフトのリストの記事はこちらを参照してください

配信動画の視聴

 これも制限してください。YouTubeやニコニコ動画のソフトも削除しておいた方が良いでしょう。

 ユーチューバーは、騙しやすい子供をターゲットにネタを作っています。子供を洗脳し親にけしかけさせるという、かつては広告代理店がテレビなどのマスゴミを使って扇動したのと同じことが、動画サイトでも繰り返されています。

 最近、ショッピングモールで3DSなどでゲームをしながら待つ子の中に、「え〜、今日は、○○の攻略をしていきたいと思います〜」って独り言を良いながら遊んでいる子がいて、驚きました。
 

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