Macで配信する方法は、ライブ中継をするサイトによって違ってくる。PS4については、ゲーム機本体でライブ中継ができる機能を持っているので、主にWii Uのライブ中継を想定している。今回は、YouTube Live(βテスト中)での方法を紹介する。

据え置きゲーム機の実況ライブ中継に必要なもの(2016年11月現在)

据え置きゲーム機の実況ライブ中継の手順

  1. キャプチャデバイスのドライバ更新とファームウエア・アップデート
  2. HDMIキャプチャシステムが正しく使えるか?テストする。
  3. 配信ソフトWirecastをOBSをインストールし設定。
  4. 配信テスト。

HDMIキャプチャーデバイスのMini Recorder等のキャプチャーシステムを最新ドライバに更新する。

 Intensity ShuttleIntensity Extreme、Mini Recorderの3つのHDMIキャプチャのうち、Mini Recorderを例に紹介する。
Mini-Recorder 

 まず、配信用のMac(今回はMacBook Pro)へ、最新のドライバをインストールする。
DesktopVideo10.5
 BlackMagicDesignのサイトにアクセスし、サポートのダウンロードから、Desktop Video10.510.6をダウンロードする。Desktop Videoは、マルチ・ドライバーなので、Intensity ShuttleやIntensity Extreme、Mini Recorder、H.264 ProRecorderすべてのドライバーと、キャプチャソフト Media Expressが入っている。それぞれつなぐことで、自動認識してファームウエアアップデートもやってくれる。
SoftwareUpdate 

 ファームウエアアップデートやドライバのインストールが終わったら、Macごと再起動しないと、HDMIキャプチャデバイスが正しく認識されない。

キャプチャデバイスからHDMIで録り込めるかをテストする。

 BlackMagicDesignのDesktop Videoに含まれる、キャプチャソフトMedia Expressを起動して、HDMIでの映像と音声がMacに取り込めていることを確認する。
MediaExpress 

 ここで映像と音声が出ない場合、

  • HDMIの配線を間違えている。
  • HDMIケーブルやスプリッター(分配器)が不良。
  • HDMIの分配先のデバイスとnegotiationが成立していない。
  • 元の映像にHDCPがかかっている。
  • フレームレートがあっていない。

 などが主な原因と考えられる。

 フレームレートについては、Wii UやPS4側とキャプチャ側、どちらも720p/59.97fpsに設定をするとトラブルが少ない。

 ワシのように慣れてきたら、テレビ(ディスプレイ)側で1080p表示、720pにダウンコンバートしたものを録画したり、必要に応じて1080pでの録画設定に変更したりできるようになる。

 単純にMacのHDDへゲームのプレー動画を録画するだけなら、ここまでで良い。

配信ソフトWirecast Playをインストールし設定する。

以下内容が古いので、OBSによる配信方法を別ページで紹介します。

 配信は、BlackMagicDesignのMedia Expressではできないので、別のアプリケーションを使う。
 配信サービスによって、配信ソフトが用意されている。Ustreamには、Ustream Producerというアプリケーションがある。
WirecastPlay
 今回は、YouTube LIVE(β版)でやるので、対応しているアプリケーションのWirecast Playを使う。千円を払わないと、配信画面にWirecastの文字(ウォーターマーク)が入り続けるので、お金を払って解除コードをもらおう

サイトからダウンロードしてきて、インストールする。お馴染みのアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップするだけ。
WirecastPlay1
  コピーできたら、アプリケーションフォルダのWirecastを起動して、いろいろ設定をしていく。

配信先のYouTubeに登録する。
 まず、YouTubeの自分のチャンネルを持っていなければならない。次に、YouTube LIVEのアカウントを作成し、ライブのページをあらかじめ作っておく。作り方は、YouTubeのヘルプを参照のこと。
ライブストリーミング
Safari等のブラウザでYouTubeのアップロードページの右にあるここをクリックして、手続きをしていくだけだ。
Wirecastでは、「配信設定」を開いて、
Wirecast設定
認証手続きをする。YouTubeのライブストリーミングサービスへの自分のアカウントで登録し、認証手続きをする。
Wirecast設定2
認証できたら、エンコードを自分のインターネット回線やMacの性能、中継するゲームの出力解像度などを考慮して、適当なエンコード(今回は推奨エンコードの720p)を選択して、設定が完了。
ソース(入力デバイス)を選択する。

MacにつながれたMini Recorderからの映像を取り込むために、ソースの選択をする。
WirecastPlay2
MacBook Proには、Mini Recorderがつながれているので、それを選択、適用ボタンを押す。

ショットを追加する。
Wirecastショットの追加
ショットの欄で、右の追加の+を押して、MiniRecorderを選んでショットを新規に作成する。
Wirecastショットの削除
いらないショットは削除しておく。

あとは、配信(コマンドキー+B)するを選ぶだけだ。

YouTube LIVEは、配信すると自動で録画をしてくれるので、こちら側でハードディスクを消費しながら録画する必要が無くなる。分割してアップする必要も無い。数時間の長尺のライブも公開できる。
2016年4月23日のスプラトゥーンフェスマッチでは、4時間連続プレイを1本の動画として、そのまま公開できている。


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