子供に貸し与える携帯ゲーム機は、インターネットにつながる端末でもある。

 有害な情報や、チャットやコミュニティを使って子供を餌食にしようとする悪い大人から、親が守ってやらねばならない。

 2015年の新モデルAterm PA-WG2600HPやPA-WG1200HSには、Wi-FiでつなぐNintendo 3DSやPS Vitaなどの携帯ゲーム機のWi-Fi接続を細かく制限する機能「こども安心ネットタイマー」が目玉機能として搭載されている。もちろん、Wi-FiのみのiPod touchやiPad、Androidタブレットも同じように制限できるので、夜勝手にインターネットにつなぐことを自動でできなくすることができる。
 ※こども安心ネットタイマーは、最大20台までのWi-Fiで接続するデバイスを登録することができる。2016年3月現在、我が家では足りなくなったので、制限が必要の無いWi-Fi機器については登録を解除している。

クイック設定Webから、こども安心ネットタイマーのバナーをクリック。

 ブラウザで、PA-WG2600HPのクイック設定Webを開き、右下のグレーのバナー(こども安心ネットタイマー)を開けば良い。

子供安心

3DS LLを例に設定を紹介しよう。

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 今、Wi-Fiで繋がっているものが表示される。ので、3DS LL MBをクリックする。左上の「更新」ボタンをタップ(クリック)すれば、リロードされるので、最新のアクセスしているデバイスが表示される。

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「おとなの端末」は、スケジュール管理や許可や制限ができないので、「こどもの端末」に変更。もういちど、端末の名前を確認されるので、OKを押して実行。すると…。

いきなり制限をうけて、「接続中の端末のみ表示」には、出てこないので、「登録済みの端末のみ表示」をクリック(タップ)して、表示すると…、

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こんなかんじで、「制限中 -24:00」となっているから、Wi-Fiには接続できない。で、これをクリックして、

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スケジュール管理をする。一目で、「細かすぎねぇか?」と誰しもが思うくらい。で、「事前テンプレート」で、一週間の全部を6時間単位で制限、許可ができるのを決める。

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おおざっぱに、ばっさりと決めて、細かく30分単位、曜日ごと決めることができる。その時間帯の表示もでるので、実際に、使いながら設定できる。


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 こんなに細かく決めなくても… と思うが。

 これが、Wi-Fiで繋がる「こどもの端末」すべてに出来るってのがね、さすが最新の無線ホームルーターだわ って。

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 制限と許可のタイムスケジュールが決まったら、設定ボタンを押して保存させて終わり。

「一時許可/一時制限設定」を使うことで弾力的に運用可能だ。

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 もう少し延長、今日だけという場合には、一時許可/一時制限設定を使って、本日だけの設定ができる。しっかりと作り込んであるんだけど、このプログラムパートを担当した「父ちゃん母ちゃん達の気合い」が伝わっている仕様だ。

 でも、この機能を使いこなせる父ちゃん母ちゃんが、全国にどれだけいるか? ってことなんだろうけど、少なくともブログを書いているような、「意識の高い系」を気取る父ちゃんや母ちゃんなら、ぜひ使いこなして欲しい。

こども安心ネットタイマーの制限時間中なのに、Wi-Fiがつながるのはなぜか?。

他にWi-Fiが起動している端末がある。

  多いのが、ブリッジモードで使っている場合、ルーターの無線LAN機能がOFFになっていない。確認してくれ。

ゲストSSIDが稼働してる。

 これもOFFにすれば良い。

時間制限しているつもりが、していない。

 よくあるパターン。

超一流の家系の某君の息子は…

 師匠の家に遊びに行った時、師匠の子供は当時小学生だった。ゲームボーイだっけか?遊んでいた時、ワシが話しかけたら、すぐにゲームボーイを止めて、こちらを向いて話を聞きはじめた。しっかりと目を見てね。もうね、鳥肌もんだったよ。

 楽しいはずのゲームを中断して、声をかけた人の話を聞くってのは、強い自己抑制力が必要なんだけど、小学生の低学年では出来なくて普通なんだけどね。

自分がすごく楽しんでいる時に、それをパッっと中断できて、嫌なことができるという能力は、その子供の将来を約束する。

 って、小中学生の塾講師のバイトしてたときに、なんかの本に書いてあったのを読んだ覚えがあるけど…。一流の血筋は、こういうところから違うのか と思い知ったわけで。

 で、彼が今どこに進学して何をしているのか? を書けば、アレなんで書けないけど、イメージとしては、兄弟妹そろって、東大理三、京大医、MIT、防衛医大… というかんじ。

 それにくらべて、うちのボンクラ共は…。