2016年10月 PA-WG2600HP2を買った。レビューとまとめ記事はこちらから

以下 旧型になったPA-WG2600HPについての記事。
 2015年5月22日発売のPA-WG2600HPを買った。WR9500N、WG1800HPに続いて三世代目だ。
 ワシの家は、
  1. Bフレッツ隼をインターネット接続だけで使っている。
  2. 電話は、ひかり電話ではなく、別に銅線の昔ながらの電話回線を使っている。
ONU
 Wi-Fi基地(無線LAN)は、順次、有線LANでつないで無線基地の「ブリッジモード」として使い、家屋内すべてに高速で安定したWi-Fiができるようにしている。

 内容物は、

PA-GW2600HP-1

 本体、ACアダプタ、LANケーブル、スマホの自動設定用のQRコードの紙、マニュアルとその正誤表、カラー印刷のつなぎ方ガイド(クイックガイド)の紙。

 ワシが、PA-WG2600HPに注目しているのは2点。

  • 強化、改良された内蔵アンテナ
  • こども安心ネットタイマー
これについては、テストしつつ、言及していく。

カラー印刷の「つなぎかたガイド」というクイックガイドが秀逸!

 つなぎかたガイド(公式PDFファイル)の裏表をじっくり読もう。このクイックガイドは、複雑怪奇になりがちな無線ルーターの取り扱いをなんとか簡潔にまとめようとしている。

 もし、このガイドを見て、

  • 「だめだこりゃ」 → 詳しい人(業者)に頼むか、購入をあきらめる。
  • 「なんとかなりそう」 → ネットで使いこなしている人のブログを見つつ、自分でやってみる。
  • 「読まんでもできるわ」 → ワシと同等のレベル。

前のWG1800HPと見た目がよく似ている。

 AC-DCアダプタ、DCプラグともに共通だな。

DCプラグ

 まぁ、抜けにくいというのもあるのかな。

フェライトコア

 それから、通信機としての縁起を担ぐ、盛り塩的な意味合いとして、

  1. フェライトコアをDCライン(ケーブル)につける。
  2. UPS(無停電電源装置)からの電源にする。
 この2点をオススメしたい。

 そもそもWR9500Nを買ったきっかけが、落雷だったから。もちろん、高速信号を転送するUSB3.0やLANケーブルをフェライトコアに巻き付けてはいけないよ。

 Y字USBケーブルの補助電源側に付けるのはOK

WG2600HP横置き WG2600HP縦置き

 横置きと縦置き、スタンドの片方の取り付け位置を換えるだけというのは、WG1800HPの後継機らしく、同じ。ワシは、縦置きでいく。FANレスだし、チムニー効果を期待したいから。

ルーターや無線LANに造詣が深くて当たり前、それがガジェット系ブロガのベンチマークの一つだから。

 iPhone等スマホやタブレット、極薄ノートPC(MacBook Air)など、持ち歩いて自慢、ブログ更新に使ってブログで自慢をする、自称ガジェット系ブロガが、やたら増えた。

 しかし、持ち歩く部分には金をかけるんだけど、家庭内でインターネットやLANを使う上で、もっとも重要なブロードバンドルータ(最近はホームルーターというヤツが多いんだが)や無線LANの親機&子機についての記載がない。

 あったとしても、Appleの純正品のAirMac Extremeがー みたいな古い記事だけ。熱く語るのは、新製品なんだけどね。

 画期的なブレイクスルーになるか?と期待されたApple Watchが微妙な状態。Apple WatchのテレビCM見た? 分厚い、でかい、バンドだけでしか差を出すしかないレトロなデザインの時計を、どうかっこよく見せようかと、がんばっている演出が泣ける。

 人前で腕時計に向かってしゃべってとか、腕を傾けないと表示できない腕時計なんか、営業とか対人の仕事する人は使えない。相手に失礼だし、自慢げに見えるどころか、端からみても、どう考えても変な人でしょ。まぁ、三世代目になったら、ワシも買うけど(笑)。

そういえば、ワシって、IEEE802.11ac対応の端末を持ってねぇ。

 恥ずかしながら、スマホもタブレットも、高速Wi-FiプロトコルのIEEE802.11ac対応のものを持っていない。順次、新しいのを買ったら、テストしていく。→ iPod touch 6、iPad Air 2

11.acの1733Mbpsは、216MB/秒。11nの800Mbpsは、100MB/秒の最高転送速度(理論値)。

 このWG2600HP同士なら、有線LANよりも2倍速い1733Mbpsが理論上だせるという…。

 本当に出ているのか?を、ワシら個人のユーザが確かめることは不可能なので、この辺は、無償提供してもらったり、金をもらってステマするブロガーやレビューサイトの「プロ」に任せよう。ちゃんと検証してみろや。テメェのガジェット・スキルが誇示できるチャンスだ。

有線LANケーブルをカテゴリ7にしたら爆速 って、何それ? 

 検索でひっかかった、とある「にわかマカー」が、「無線ルーターをつなぐ有線LANケーブルをカテゴリ7にしたら、iPhone Wi-Fiの(リンク?)速度が上がった」なんて内容の買い煽り記事を見かけた。

 日付からして、「NECの無線ルーターがオススメなのか、ググって調べよ」って感じで、この記事も読んだんだろうね。気合いを入れて書いたんだろうけど…。その荒唐無稽な内容に、呆れて物がいえない。(ちなみに「呆」はアングリ口を開けている人間の姿の象形文字に由来)

 いわゆるアイポン系ニュースサイトの奴だし、PVもあって広告料も入るから独立したんだろう。なら、こんなデタラメの影響も小さくないだろうに。

 ソイツのバックボーン(教養レベル)の細さが露見してしまっているわけだけど、その辺自覚しているんだろうな〜。ライバル増えたし、ずっとAnalysisとAdSenseをリアルタイムで表示して一喜一憂しているんだろう。その焦りが、WordPressのブログならではの、デカくて鬱陶しい広告の間に、スカスカの内容のない文章の行間からはみ出ている。

 そこら中にあふれている「俺(アタシ)アイポン使っててカッケー」っていう程度の連中には、ウケるんだろうけどねぇ…。もう、話にならん。

 そういうバカの巣窟であるアイポンやにわかマカーをどれだけ騙してPVを集めるか? でAdSenseを稼いでいる連中には、ロクなのがいない。

無線ルーターのありがちな都合の良すぎる宣伝文句を鵜呑みにするバカは、もういないはずだが…。

間取りの罠
  • Wi-Fiが、箱に書かれている数字の半分以下の速度しかでない。
  • 二階のリビングにある無線LAN親機から、一階の部屋にWi-Fiが繋がらない、遅い!
というヤツが増え続け、もう相談を断るくらいウンザリしている。

 確かに、箱に戸建てだと3階の家の絵が描かれているから、これでは勘違いしてもおかしくない。

 通常、戸建ての木造の家なら、二階と一階くらいなら、辛うじて電波が届く。


「かろうじてWi-Fi電波が届く」とは?


 具体的に言うと、iPadなどのタブレットやノートPC(MacBook)がWi-FiでメールやSafariでネットサーフィンをする程度のことには支障がない。

 でも、ワシのように、PC録画機の録画ファイルを見つつ、コピー、エンコード(圧縮)、削除という一連の作業を、毎日、百数十ギガバイト単位でやるということは、できない。遅すぎるから。

 PC録画機のtsファイルを、MacのVLCや、iPad(iPhone)のnPlayerや、Nexus 7のMX Playerで見ることが安定しない。

 三階まで1台の無線LAN基地でカバーできているとしたら、その家は、スカスカな隙間だらけの木造欠陥住宅か、敷地の狭いところに無理矢理三階建てにした細長いペン型の家で、窓からWi-Fi電波が漏れ漏れな家なんだろう。

 ちなみに、我が家は、二階の床が鉄板とコンクリなので一階、二階からのWi-Fiの電波は届かない。

 もし、複合住宅なら、ワシのような、大量のWi-Fiの機器を持ち、2.4GHz帯の周波数を全部割り振って使っているようなヤツが隣人だったら、5GHz帯をサポートしてない3DSなどの携帯ゲーム機やスマホ、タブレットのWi-Fiがまともに使えなくなる。

「親機」&「子機」で使ってはいけない。

 1990年代後半、法人ユーザ向けにワイヤレスでノートPCをネットワークにつなぐ、PCMCIAカードと無線基地セットが二十万円で販売されていた。

 2000年、Apple Computer社が、AirPort(日本ではAirMac)というPowerBookが無線でネットワークにつながる機器を日本で正規に発売した。従来の半額以下という5-6万円の価格だったから、驚いたわけ。

AirMacBaseStation

 で、ワシも、AirMac Base Station以来、無線LANに関しての相談を15年受けてきた中で、もっともトラブルが多いのが、「親機」&「子機」の接続方式だ。もちろん、AirMacでも親機、子機の設定はできるからね。AirMac ExtremeとAirMac Express間をワイヤレスでつないで、当時は自慢したもんだが、期待したほどの速度がでず早々に有線化した。

 その後、WR9500N同士、次にWG1800HPとWR9500N、そして、今回、WG1800HPとWG2600HPをつないでテストしてみたが、親機と子機(convertモード)はダメだ。ダメ!

 親機と子機でつなぐ場合、問題点は…、

  1. 設定が複雑すぎ。。
  2. 親機…子機の間は、ワイヤレスなので転送速度が有線LANに比べて極端に遅い。
  3. 無線の周波数は、2.4GHz、5GHzのため、間にさえぎるものがあると、速度がかなり落ちる。
  4. 5GHz帯は遮蔽物に極端に弱い。頼みの2.4GHzも周波数帯が混雑しすぎていて、諸々に影響が出る。Wi-Fiが不安定になる要因になっている。

無線LANの親機と子機の間に壁などのさえぎる物が無くて距離も20m以下でないと、まともな転送速度が出ない。それなら有線ケーブルを引っ張った方が良い。 

 今でも、nasneやPIX-BR310等のテレビチューナー や据え置きゲーム機のインターネット接続で、この親機&子機方式で繋ごうと言うバカヤツが、口コミ掲示板で質問しまくってっしょ。

今使っているWR9500Nから、WG2600HPにルータをリプレイスできるのか?

 大切なことなので繰り返す。

 ワシは、WG1800HPはルーターとしてではなく、単純にWi-Fi(無線LAN)の基地(NEC的には、「親機」、ルーター機能を停止した「ブリッジモード」)としてのみ使っている。だから、すべてのWi-Fi基地は有線LANで接続している。

 もちろん、二階と一階は二本のギガビットEthernetケーブルでつないである

 決して、

「二階と一階をWi-Fi(無線LAN)でつないで使う」なんて、端っから不安定で使えないことが分かっているクソな使い方はしていない。

 で、なぜWG1800HPをルーターとして使っていないのか?かというと、
  1. 信頼性の面で、WR9500Nが枯れていて、扱いが良い。2台もっているし。
  2. WG1800HPは、5GHzのIEEE802.11acという無線LAN規格が生かせるように、スマホやタブレットなどWi-Fiで使うために、壁などで遮らないようにフロア全体を見渡せる位置に起きたかった。
以上2点の理由からだ。

 今回は、WG2600HPをテストしつつ、ルーターとして一通り使って見て、WG1800HP同様に(CONVERTERでなくて、ブリッジモードでの)子機として使うかどうかを考えたい。→ 十分使えることが分かった。

 アンテナを改良したってんで、各種タブレットやWi-Fiストレージ、他ネットワーク機器は百以上あるわけで、それらを束ねる意味で、じっくりと検証とテストをしてくことになる。

2015年5月29日付けで

107

ファームウエアアップデート1.0.7がでている。

「何か不具合を見つける→ファームウエアアップデートで改善するかどうか」というネタを書きたいがために、アップデートせずに、テストしているが、今のところ、ワシが気がつくレベルの大きな問題が見つからない。

PA-WG2600HPのUSBポートは、USBプリンターをつないで使うプリント・サーバ機能はない。

 NECのAtermシリーズでプリントサーバ機能をもったルーターってあったっけ? 他のメーカの家庭用無線ルーターには、プリンタをつなぐ機能があったみたいだけど、使うヤツなんて、今はもういないでしょ。

 そこそこ値段がするプリンターはネットワーク対応が標準だから。 

二週間目でやっと不具合が発生!!ヤッター!! ネタが出来た!!

 と沸き立ったけど… 電源抜いて再起動で復活した。トホホ。

 何をやっていたのか?というと、

MACアドレス登録時

 Wi-Fiで接続する機器をどんどん増やして、何個までつないでまともに使えるか?の実験のため、延々とMACアドレスを登録中に突然クイック設定Webの反応が無くなった。

 他のMacのSafari(ブラウザ)で確認したら、インターネットへ繋がらなくなったので、PA-WG2600HPが完全にfreezeしたのを確認。

 おそらく、この「接続を許可するMACアドレスエントリ追加」の「選択設定」で、アクセス履歴がめっちゃ増えたら、おかしくなるんだと思う。



 そもそも、ネットへ繋がらないってのは、本体全体がfreezeしたってことだから、DCプラグを抜いて、十秒程度放置後、再び挿して再起動。

 すると、LEDが一番上のPOWERだけしか点灯しなくて、「やった! 初期不良掴んだ? 無償交換ネタができる!」と血湧き肉躍ったのもつかの間、LEDがTVとCONVERTER以外が全部点灯。

WG2600HP

 ネット接続、LAN内のネットワーク機器、Wi-Fi接続のデバイス全部が使えるようになった。がっかり、Orz…。

 初期ロットってのは、不具合連発でこそネタができて、「このクソなWi-Fiルータがっ」みたいなネタがかけるのに、残念。あきらめて ファームウエアアップデート1.0.7をした。

 アップデート後、なぜかLEDのTVも点灯した。ストリーミングが安定する機能みたいなんで、そのままにする。

 他、外からのアクセスで、nasne(torne mobile)とPIX-BR310L(ワイヤレスTV)共に問題なし。つながらないと思ったら、三ヶ月ごとの認証を忘れてたという定番のオチで記事にすらできず。

 あとは、USB3.0のネタ、こども安心ネットタイマー、消費電力測定とWi-Fiフル負荷テスト、ブリッジモードの設定とテストの記事で終わりか…。安定しすぎで、つまらんルータだったな。

Wii Uにて、マリオカート8やスプラトゥーンのオンライン対戦ができないできるようになったことを確認済み。

 対応方法をいろいろ試行錯誤中。スプラトゥーンをやりたい人は、ルーターは、問題のないWR9500NやWG1600HPで、WG2600HPはブリッジモードでの使用で回避するしかない。

 PS4については、NATタイプはタイプ2でオンライン対戦には支障がないはず。UPnPが正しく動作していないことが原因と思われるので、PS4、3DS等のオンライン対戦ができない可能性が高い。

 これは、ファームウエアアップデートで対応してもらうしかないだろう。みんなで、NECのサポートに連絡シル。

8 PA-WG2600HPでWii-U

 → 改善されたファームウエアアップデート1.0.8が出た! 2015年7月11日現在動作確認。まったく問題なし!!

 「DHCP固定割当設定」が設定しても反映されない。これは、WR9500Nでも同じだったので、まぁ、仕方が無いか。Macのネットワークユーティリティで、ルーティングテーブルをみていても、割り当てがうまくできていない。

 → 解決済。原因は、単なるMACアドレスの間違い。あとは、DHCPのビーム範囲外のIPアドレスに割り当てていた。(DHCPサーバ割り当てが192.168.0.11〜192.168.0.42なのに、192.168.0.156を割り当てていた)

 ただし、DHCPサーバの割り当ては32しかなく、ワシらのようなヘビーユーザでなくても、自動割り当てのリリース数を超える家庭も今後増えていくだろう。

 固定IPの設定ができないデバイスの割り振りが、32台以上もっているヤツは滅多にいないと思うが、気がつかないうちに… ということもある。固定IPが指定できるものは、きちんと固定IPにしていくスタンスに変わりなし。

価格コムの口コミ掲示板では…

高級なネットワークオーディオプレーヤとアンプを有線LANでつないだ時の、PA-WG2600HPの挙動不審

 もちろん、「高級な」音響機器を持っている人ってのは電源とルーターやスイッチングハブの電源は別系統するのは当然だしUPSもカマしているだろうから、電源からのスパイク電流やノイズとは違う。

 で、ワシがおもうに、任天堂のゲーム機等でポートの開放ができない等、ソフトウエアの潜在的な問題があるのかもしれない。注目しておきたい。そもそも、WG2600HPって起動に3分かかるしなー。それって、ファームウエアがおかしいだろ?。

・レスポンス(応答性)が悪い。ブラウザでページの切り替わりが遅い等。

  1. DNS(ネームサーバ)の設定ミス。
  2. 重複ルーターに気がついていない。
  3. iOSやMac OS X(Yosemite)でのWi-Fiのソフトウエアのいつまで経っても治らないバグ。
  4. DHCPサーバのリリース時間や他のWi-Fiデバイスとの競合。
  5. LAN内のすべてのデバイスを固定IPアドレスにしていない。
 AtermのWR9500Nでは、自動ECOモードによるスリープでワンテンポ遅れて切り替わるという問題があった。WG2600HPは、デフォルトでECOモードはOFFになっている。ワシもWG2600HPでレスポンスの低下は認めていない。

 他のルーターと換えても同じようにレスポンスが悪いのであれば、WG2600HPを疑う以前に、自分のPCスキルとWi-Fi環境を見直す必要がある。


2015年8月

 Eye-Fi CardのDHCPリリースが原因なのか? Eye-Ficardからの転送ができないことがある。

Eye-Fiカードで、アクセスポイントが見つからないときは、スマホを探す設定になっていて、ループでつながらない状態になっているものと思われるので、経過観察中。

 一部、メディアサーバで、インターネット経由でのアップデートができないようで、エラーがでていることがある。ルーティングの設定の問題か?

015年8月6日 ファームウエアアップデート 1.0.9 がでていたので、アップデート。

 Eye-Fi Cardが安定して接続出来ない問題が解決した。今日一日使いまくっているが、こんなに安定して繋がるなんて、ルータをWR9500Nで使っている時以来だ。

確実に、安定性が増している模様。

 念のために、PS4でブロードキャストができるかどうかをテスト。

ブロードキャスト

問題なく、ブロードキャスト(配信)ができることを確認した。

こんなに繋がるのなら、ブリッジで使っているWG1600HPも要らないな。

2015年8月7日 

 ファームウエア1.0.9で、いろんなWi-Fiデバイス、DLNAサーバ類、他ネットワークをつかう機器をテストしている。1.0.8で、Eye-Fi cardや、同様に2.4GHz帯でDHCPサーバを使うワイヤレスストレージデバイス等の接続の不安定さがあったが、1.0.9で解決された模様。

 Netatmoとの通信も時々途絶えることがあったが、これも改善されていると期待したい。

 PA-WG2600HPは、起動時間が3分かかることを除けば、高速な転送速度、安定したWi-Fiの電波のつかみ具合も良い、最新の無線ルーターだと思う。そろそろ、素人が買ってもいいんじゃないかなという感じがしている。

で、

2015年9月17日
 DHCPを使う、Eye-Fi、Netatmoのつながりが悪い時がまだある。PA-WG2600HPの再起動で復旧することから、PA-WG2600HPのDHCP絡みの問題であることが分かっている。

2015年10月30日
 ファームウエア1.0.10になっているが、特にかわりもない。不安定?と思うこともあるが、特に最近は、NetatmoやEye-Fiの接続不安定なこともない。 

2015年12月25日
 ファームウエア1.0.11で、子機モードでのバグが修正されているようだ。
 ネームサーバがおかしいと思ったら、プロバイダの障害ということが多かった。
 PA-WG2600HP自体がおかしいということは、ほとんど無い。再起動に時間がかかりすぎるのが、唯一の難点か…。
 
2016年1月25日
 なぜか、5GHz帯のWi-Fiが接続不能になっていた。再起動で復活。5GHz帯に対応しているスマホやタブレット(Nexus 7やFire HD 8) を、2.4GHz帯の隠蔽されたSSIDには登録していないことで気がついた。
 あと、Netatmoが、2.4GHz帯で接続しているのが途絶えていることがある。これも再現性はない。 

今のところ、2016年 1月4日時点での結論として…
  1. 子供に、3DSやPS Vita等の携帯ゲーム機やスマホ、タブレットを貸し与えるのなら、こども安心ネットタイマーで制限をかけられるので、最新のWG1200HSかWG2600HPが良い
  2. 基本設計が同じのAterm WG1200HSの7千円前後が、アンテナ性能の向上を享受でき、コスパ、小ささからも、オススメ。
  3. 既にWR9500NやWG1600HPをルーターとして使っていて何の不満もないのであれば、WG2600HPをブリッジモードで使い、こども安心ネットタイマー機能や最新の802.11acとMU-MIMO対応の機器を買うのを楽しむ。(WR9500NやWG1800HPはルーター機能のみにして、Wi-Fiをオフにする。)

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