連休ってのは、家で静かに本を読んだり、ゲームしたり、勉強の予習復習、他興味を持った分野を時間をかけて勉強する時でもある。大渋滞の中、人混みの中に、わざわざ疲れに行く必要は無い。

 しかし、本物だけは見せてやりたいのが心情でもある。
hondajet
 
 いやー、日本の自動車会社ホンダの子会社、ホンダエアクラフトカンパニーのHondaJetのお披露目、JAPANツアーに当選したので、早朝暗いうちから車を出して、かっ飛ばして、行ってきた。

 とりあえず、飛ぶのを間近で見てみろ という演出で、
 格納倉庫前のパイロンで囲った閲覧場所に、みんな集められる。電源車が来てコードを繋いでエンジン始動。目の前でエンジンがかかったら、みんなの前をくるりと半周して見せてくれてから、すぐそこの滑走路までいく。

 見た目どおりの、ずんぐりぷっくりな機体なのに、目の前の草のはえた滑走路をチョロッっと走っただけで離陸した瞬間、ワシら観客は、「おーっ(マジで飛んだ)」と言うどよめきが起きた。
 
HondaJet-1
 目の前をローアプローチ、地上から15m程度で飛び抜けるんだけど、ジェットエンジンの音が静かなのはビックリするぞ!!
 米軍の戦闘機が上空数百メートルを通過しただけで、古い家屋が倒壊したり、ガラスが… とか、苦情がでるのとは、比べ物にならない静粛性!!

 そこらの金持ちのセスナのプロペラエンジンの方がうるさくて、邪魔だった。あと、しまじろう ロビンソンヘリ がうるさいのなんのって。

 ホンダは、機体とエンジン両方を日本政府の援助無しで30年かけて独自に開発、完成させたのが凄いんだよね。
HondaJet2
 藤野道格さんも来てたよ。一緒に記念写真してもらった。JAXA、ホンダエアクラフト、三菱重工… 東大工学部がデフォか。
 うちのぼんくらは無理だな(笑)。
 こういうのを作ろうと思うと、どんだけ勉強せなあかんのか? 実感できるでしょ。

エンジン担当のお兄ちゃんが説明に来てた。
hf120
 一言で言えば、肉厚のチクワのエンジンを作っちゃだめなんだよ。
 ジェットエンジンは、筒状の三層構造に分かれる。タービン本体、それを冷やし、風量を増やす空冷層、そしてタービンエンジンを制御するための燃料ポンプ他諸々の機械をつけた外層。
 一番外の機械がいっぱい付いたガワをどんだけ薄くするか? ってのが、軽量化、空気抵抗を減らす意味で大切なことなんだよね。
 高い信頼性で実用化されているジェットエンジンを作っているメーカーは、海外に数社しかない。そのうちのGEは、ホンダと技術提携することで、このガワの薄い小さくて軽いジェットエンジンを作った。

 ジュラルミンじゃなくて、炭素繊維強化プラスチックでつくるためには、巨大な加熱加圧釜が必要。その釜の中に一体化したボディ主要部分をいれて作る。ボディの剛性と気密性が良いから、最高高度は1万3千メートルまで上昇できる。空気が薄くて抵抗の少ないところを飛べるから旅客機並。
 エンジンが主翼の上に付いている「凹」の骨構造で、本当に強化されているフレーム部分は主翼に組み込まれている。
 だから、ずんぐりむっくりのボディ自体は主翼の上に乗っかるだけ。室内は見せてもらえなかったけど、もらったパンフレットをみると、パイロット2人、室内常務員1人、客の4人が乗れる広さとトイレ付き、さらに貨物室まであって、このサイズ!!

 朝の1回のデモフライトだけで、あとは風と雨のため中止。パイロットの2人とはハイタッチするわ、一緒に イエイ! 写真で、記念撮影するわでラッキーだった。