家庭菜園用に買った小型耕うん機、MR650RZL。21万5千円で買ったんだから元を取るべく、使い倒してナンボのものなので、さっそく使っている。
 ところが、スロットル全開で耕耘中、何度もエンジンが止まりそうになる…。負荷が大きい?と引き上げてみたら…。

 耕耘ロータリーが草や紐の切れ端、泥で固まってえらいことになっていた。
ロータリーの泥
 
 これが、耕うん機の最たる弱点、欠点である。
家庭用耕耘機のロータリー部の掃除で準備するもの
  • 作業着(ツナギ)
  • 手袋
  • マスク
  • 保護眼鏡。
  • 帽子やタオル(手ぬぐい)で髪を覆う。
  • ヘッドライト
  • 耕うん機を前傾のまま固定する固定用ロープや自作の木工固定治具
  • 先を丸めたラジオペンチ
  • ニッパー
  • 竹べらや樹脂製のスクレイパー
  • サービスクリーパー(寝板)
ロータリーの掃除手順。
  1. 風上から風下にポチ(MR650RZ)の向きを合わせ、前傾させてロープで柱に引っ張り固定する。
  2. リアシート(ゴムのスカート)をめくり、止めねじに穴をひっかけておく。
  3. こびりついた泥をラジオペンチの先で、つっついて剥がしていく。
  4. 絡みついた紐の切れ端や草をラジオペンチで摘まんで引っ張る。
  5. 切れない紐や草の茎は、ニッパーで切ってラジオペンチで引っ張って取る。
ロータリーの泥掃除後
土がまだ湿っていて硬くならないうちにやらないと、乾いてカチカチになったら、手で剥がせなくなる。こびりついた泥と絡まっているものを可及的に除去する。

ロータリーの掃除後
 さっぱりしてきた。

 綺麗にとれたら、さび止めと分離剤の意味も兼ねて、オイルスプレーをかけて車庫に収納。
作業時間は、30分かからない。手で鍬を振って耕す時間と筋肉疲労を考えたら、この程度の掃除は屁でもない。
工具は自分でカスタムしていく予定。
 ラジオペンチやニッパーは100均ので十分だ。ただ、グリップがダメなので持ちやすいものを付けないと、突いたり掴んだりするので、手がいたくなる。
 ラジオペンチの先を少し研磨して、角を取ると塗装をひっかいて剥がすことがない。
ラジオペンチ先 ラジオペンチ先1
 100均のラジオペンチは軟かい鉄なので、カーボランダムポイントで削っても火花も散らないし、簡単に削れる。シリコンポイントで研磨すれば、良い感じに仕上がる。高級なペンチは把持する部分が炭素鋼なので、火花は散るしなかなか削れない。
 かといって、この程度の研磨は、グラインダーでやると削れすぎて短くなってしまう…。

 イメージとしては、鉄筋工が腰に差している、針金の通す隙間をあけるシノーの先端みたいにする。


ピンを外せば、ロータリーが外せる。
同型の三菱農機のMMR600Rは、ロータリーカバーの横が開くので、掃除の時に、ロータリーのピンを外して掃除できる。ヤンマーは、あえて推奨していないのは、着脱時のトラブルを防ぐためなのか?

順次追加していく予定。

バイクのメンテのブログは多々あるけど、家庭用耕耘機のメンテのブログ記事ってのは、無いからね。そこを狙うよ。マネすんなよ。 って、都会のアフィブロガは興味ないジャンルか(笑)
 
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