DIYに便利な折りたたみ式の作業台(ワークベンチ)厳選5つを紹介した記事はこちらをどうぞ。
 秋の工作シリーズ 第一弾。木工作業台の折りたたみ式。みんなガレージにこういう作業台をいくつか持っている。このブラックアンドデッカーの作業台はよく目にするものだったのでワシも前から欲しかった。
PWB600-0 

 オヤジは鉄工所にたのんで作ってもらった作業台を持っているんだけど、一つ80キロなので、あれをワシんちまで運ぶのには、運送代だけで3千円くらいかかる。そもそも、タイヤのホイールを台にしてフレームを組んであるので、丈夫で重くて、鉄工用の万力(バイス)を付けてもビクともしないんだけど、いかんせん、使わない時に収納に困る。

 ってなわけで、前から欲しかったBLACK&DECKER の作業台、ワークメイト Z-WM225も、この際なので買った。

 組み立てて思ったのは…

作業台 ワークメイト Z-WM225は、DIYer必携のアイテムだった! もっと早く買っておくべきだったと後悔するアイテムの一つになった。

 ってことだ。

主要な台部分は既に組み立て済み。

 仕上げは荒いので、折りたたみの台座を動かす時等、取り扱いには軍手などの作業用手袋は必須だ。

Z-WM225 

肝心の説明書は日本語だけど、図と字が小さすぎて、拡大鏡で眺めつつ組み立て作業をした。

Z-WM225説明書 

 組み立てが必要なのは、板の取り付けだけ。一枚の板はハンドルを回して動くようにする。簡易バイスになる仕組みだ。で、このバイスを動かすネジの先にワッシャーをいれるのを忘れないように注意しよう。ネジは逆ネジ。ねじ込める方向に回して確かめよう。

Z-WM225-1

 木の板をネジを使って回して移動させることができるようになっている。樹脂の部品なので、精度も悪いし、強度もないから、バイス機能はあくまでもオマケみたいなものだ。問題は…

Z-WM225ハンドルシャフト

ハンドルをピンで止めるんだけど、この穴の加工精度が悪い。一つは簡単にピンが打ち込めたんだけど、もう一つはどう考えても穴が小さい。そこで、ドリルを使って穴を僅かに拡大してピンを打ち込んだ。

だけど…

Z-WM225-2

1.5mmほど打ち込めず、抜くこともでいないので、すこしカタカタするけど、そのまま使う事にした。飛び出た部分はケガをしないように後でホットボンドみたいな熱可塑性樹脂を軽く盛っておいてやることにした。

Z-MW225の収納性は高い。

 縦85cm、横63cm、奥行き25cmのスペースがあれば収納できる。

Z-WM225-3

折りたたんで立てて置いても自立する。このサイズなら、収納も楽だし、使う時にすぐに使える。

59センチと76センチの二段階の高さにできる。

Z-WM225-4

 足は折りたたみ式になっていて、4つ足を出した時と、折りたたんだ時の二段階の高さになる。

 4つ足を出さない時の低い方の高さが、59cm。4つ足を出したら、76cm。4つ足はクリック感はあるもののロックがかからないので、きちんと足がでているのを確認してから、上の台を折りたたみから立てるようにしないと転倒する。

 小柄な女性なら4つ足を出さない低い状態の方が、ちょうど良い高さになると思う。4つ足を出して、ワシが乗ってもがたつかないので、踏み台としても使える。いままで、脚立二つで板を渡して簡易作業台にして使う等、不安定なことばかりしていた。

 だから、のこぎりで木を切る、削るという作業が嫌で、避けていたけど、道具を充実させることで簡単に心が折れることもなく、楽しくできるってのは、重要なことだと思う。
 特注の作業台を置けない、ワシのような狭いガレージや作業室しかもっていない人には、オススメの工作用作業台として使える。

バイス機能は期待しない方が良い。

 取り外しができる板側と、ネジとハンドルが付いてバイスみたいに動く板の間で、オレンジの樹脂製の爪を使って板を固定できるってんだけど、正直使えない。別途、ちゃんとしたクランプを買った方が良いみたい。幸い、Amazonでも、ペンチクランプをセットで買っている人がいるみたいで、ワシも追加で買うつもりだ。

 カインズに行って良さげなのがあれば買ってきたいが、カインズとか他いろいろなホームセンターに行くと、時間がいくらあっても足りないくらい、あれこれ見て回ることになるので、できれば、家からネットで注文した方が、時間の無駄にならなくて良い。

 

2014年12月から、BOSCH(ボッシュ) ワークベンチ PWB600 がAmazonにて販売されるようになった。
 B&Dのワークメイト Z-WM225とくらべて、本体部分がアルミで軽いということと価格が倍するということだろう。

気がついたら、Amazonで最安値で買えるBOSCHの工具ばっかり買っているので、そのうち買って試してみるつもりだ。買い物リストに入れておく。→ Amazonで購入済み。レビュー記事はこちらから。