Yupiteruのドライブレコーダー、DRYーFV93WGを買ってみた。
tobiishi

 先日、飛び石を食らってヒビが入ったフロントガラスを交換修理するのに乗じて、貼り付けたドライブレコーダもブラケットを外すのが面倒だったのと、元々調子が悪かったので新調した。

 最近の車って、カーナビのGPSと地デジのフィルムアンテナがフロントガラスに貼ってあるから、その7千円のアンテナも一緒に交換になるんだよね。剥がせないから。

DRYーFV93WGのパッケージはシンプルだった。

DRY-FV93WG
 シガーソケットDCアダプタ、本体、両面粘着シート、取り扱い説明書だけ。

 パソコンで、録画したファイルを閲覧するためのソフトは、同梱の4GBのmicroSDカードをPCで読み込んでインストールするか、ユピテルのサイトからダウンロードして使うという仕組みになっている。
microSD
PCSWというフォルダに、インストールアプリケーションが入っている。 

DRYーFV93WGのブラケットと本体は外せる。

 ドライブレコーダは、フロントガラスにつけるブラケットと本体が外せるようになっている。
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 DRYーFV93WGは、こんな感じで外せる。カメラは水平に設置する必要があるので、フロントガラスの傾斜角に合わせて、動かせるようになっている。ネジで締める構造なので、フロントガラスの内側を拭いたり、激しく結露して、カメラのレンズを拭いたりする時に角度が変わってしまわないようになっている。

DRYーFV93WGのポートやスイッチ類について

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 DRYーFV93WGの底面には、HDMIのminiコネクタが付いている。リセットの穴があいている。
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 正面は、カメラ。カメラのレンズには保護フィルムが貼ってあるので、これを剥がさないとボヤけた画像が映って、ピントが合ってない!初期不良か?なんて、慌てるヤツが絶対何人かおるぞ(笑)。説明書の10ページに、「保護フィルムを使用前に剥がせ」と記載されているのを読め。
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 2.5インチのTFTカラー液晶パネルと操作ボタン。詳しい使い方は、説明書を読めば分かる。
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 取り付けて右側になる方は、右ハンドルの車だと運転者側になるので、DCジャック、microSDカードスロット、記録ボタンがついている。

 DCジャックは、miniUSBジャックで5V。

 前のドラレコが12V(プリウスは14.4V)を本体に入れていたので、DC-DCコンバータからの発熱もあって、かなり熱くなっていた。中華や半島製の安物のドラレコは本体に12Vを入れるのでDC-DCコンバータのノイズと発熱で問題を起こしやすい

 今回、車屋に頼んで、ハーネスのACCからの専用ケーブルをルームミラーのところまで引いてもらった。これで、シガーソケットを消費することも無い。プリウスの電源を入れれば、ドラレコがオンになる。 1時間ほど走って、DRYーFV93WGを触ってみたけど、前のドラレコのように「熱い!」ってことはなく、ほのかに暖かい程度。

 しかも、カーナビのGPSや地デジやラジオにノイズ混入の原因になりがちだった、DC-DCコンバータは運転席のハーネスのところの奥側に収納してあるので、まったく見えないし、遠いところなので、他のGPS搭載の機器に影響は与えない。そもそも、メイドインジャパンだから、ノイズを発生するような安物は使ってないはず。
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 電源ボタンは上部についている。これを短押しで2.5インチのTFT画面をオンオフできる。3秒以上の長押しで、本体の電源を手動でオフにできる。内蔵電池を持っているので、充電が完了すれば、USBからの給電が無くても、録画したファイルを再生してみることができる。

起動するかどうかを電源につないでテストする

リグ用の13.8Vの電源をつないで、テストしてみる。基本操作をチェック。
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画面は明るい。視認性は良い。カメラに写る画面は、デフォでは付けっぱなしになっている。
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共通設定画面で、フリッカーレスを西日本の60Hzに、画面自動オフを1分に設定しておくと良い。
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 加速度センサーの感度調整は、デフォルトで問題はないようだ。前の半島製のは、デフォが糞だったので、いちいち設定をしなければならなかった。これから、使い込んでいくうちに、段差を乗り越えるたびに衝撃を検知しない程度で調整をしていくつもりだ。

取り付けに失敗して、粘着シートがボロボロになった。

 ちょっとねじれて付けてしまったので、剥がそうと思ったら剥がせないので焦った。そんなに押しつけた覚えが無いのに、くっついてしまった。
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 なんとか剥がせたけど、シートがボロボロになった。剥がれたら、別の両面テープで付けることにした。USBのケーブルが刺さっているので、ぽろりと外れても落ちることは無いだろう。一応念のために、テグスでルームミラーにひっかけておくか。

   


専用ビューアソフトは、Windows7と8専用

 Macではnativeに使えないので、VMWare FusionのWindows7で使ってみるか。 
 VMWare Fusion 6を起動し、付属していた4GBのmicroSDカードをリーダを使って、Windows側で読み込んだ。で、Windows 7で、PCSW / setup.exeを実行。
dry-fh
 インストールは簡単で、早い。
で、microSDカードを読み込んで、ユニゾンで表示すると、あたかもMacにnativeなアプリケーションのように、ビューヤソフトが使える。
dry-fhTypeAPCViewer
 Googleのマップに、移動した道順が表示されるし、前使っていた半島製のドラレコよりは、遙かに正確な位置表示と速度表示がでる。3次元の加速度センサーの表示もできるので、事故の時とかにも、参考になりそうなデータが記録されている。
 加速度センサーのグラフは、衝撃検知感度の強弱を自分なりに調整するときに参考になる。今のところ、デフォルトでも十分なようだ。感度をあげると、ちょっとした段差で上書きしない専用フォルダに保存され、microSDカードの容量を知らず知らずのうちに圧迫していくことになる。今は、32GBのmicroSDカードを二枚買って、交互に入れ替えてテストをしている。1時間で8GB、4時間分を記録できる。車旅行の道中全部を録画するには、32GBのmicroSDカードを一日3〜4枚分用意しなければならない。非公式で64GBが使えるらしいが、まぁ、念のためってことで。

常時録画型のドラレコで一番重要なことは、1分ごとに生成される録画ファイルとのつなぎ目で録画されていない空白の時間が無いこと

だ。DRYーFV93WGは、このつなぎ目部分がほとんど感じられないくらい良い具合に切り替わっていることが、ビューヤを見ていて分かった。

Macで見る場合は、vlcで見るくらいしかないのかな

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 microSDカードをリーダを介して、Macでみてみると、一分間のaviファイルが延々と記録されているのがわかる。一つのファイルが103.1MB。録画ファイルは、設定で1080p、720p、VGA、fpsは10、20、30と設定できる。デフォでは、最高品位の録画ファイル1080p HD の30fpsなので、ファイルサイズも、大きい。
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 ドラレコ歴の長いワシとしては、昼間の映りなんでどうでも良くて、夜間の映りを重視する。これは、1920 X 1080の解像度を720に落として、一部ボカシをいれてある。ワシのプリのロービームは4300ケルビンのHIDライトなので、若干青白いが、なかなか良い感じで映っている。この交差点のLEDの信号はちらつかないんだけど、未だに電球の信号も、フリッカレス機能でちらつかずに見える。
 右下にGPSから得た座標と正確な時間が表示されるので、いざと言う時の証拠として非常に有用なものになる。 
 なお、1分ごとのファイルをmicroSDカードに記録するが、そのファイル間のラグは、ほとんどない。Gセンサーがあるので、加速度が大きく変化したときに、上書きしない専用フォルダに一分間分のファイルを保存する機能が働くので、ドラレコとしての機能はすべて有していることになる。
 DRYーFV93WGは、なぜか早々に市場から消えた。ドラレコは、まだまだ未熟な製品なので、更新が早い。配線もワシのように12v、5vの2本をあらかじめ通しておくと良いだろう。プラグの変換や交換は、電子工作でできるし。

友人の評判を聞くと、夜明るく映るDrivePro 200がいいみたいだ。

 1万円ちょいのわりに、動画が綺麗、夜が明るい! 欠点は、GPS受信機能を持っていないので、時計あわせが自動でないことと中国製造であるということくらい。毎日乗る人なら、時計のリセットが起きないので、心配はないだろう。
 ドラレコは、いきなり配線してしまうのではなく、しばらく、フロントガラスやダッシュボードの取り付け位置に普通の両面テープで(落下防止対策を施して)仮着して、様子を見てからにしよう。
 特に問題になりやすいDC-DCコンバータからのノイズが、衝突安全機能用ステレオカメラ、テレビやラジオ、スマホ、レーダー探知機への影響がないことを確認して、配線をしてもらい、フロントガラスに貼り付けることをオススメしたい。


メイドインジャパンにこだわらなければ、安い1万円程度のドライブレコーダを複数取り付け、前方、後方、両サイド、そして車内を撮るということも不可能ではない時代になったってことだな。録画厨としては、いろいろと妄想が膨らむ。