車のオーディオ(ナビ)の高いのを買って付けている人は、カーオーディオにBluetooth接続で、iPhone 等のスマホやタブレットをつなぐことができるので、そういう人は、ナビのマニュアルを読んでつないで使えば良い。

 ワシの車は、最低グレードの純正ナビなので、外部音声入力端子がAUXだけで、iPhone(iPod touch)、やAndroidスマホへの専用接続ケーブルのオプションすら無かった。
 だから、ワシは、iPhone にいれた音楽や動画をカーオーディオにAUX端子経由で入力して、音楽を聴いている。
 で、BluetoothとAUXをつなぐアダプタが、いろいろ出ていたんだけど、どれもこれも… 酷い物ばかりで、あきらめていた。

 今回、Olasonic完全読本という広告本と付録のBluetoothヘッドホンアンプが付いてきたので、これを車載することにした。奇妙な音になりがちなBluetoothのコーデックの割に、マシなかんじがするので。

 ワシは、ケースに入れるのが苦手で、基板のままで使う。

OlasonicOLA-BT1

 車載する(必要に応じて車にその都度持ち込む)にあたって、基板剥き出しというのはさすがにマズい。

OLA-BT1のコンデンサを低く付け直す。

 基板にBluetoothのアンテナが印刷されているので、金属ケースは使えない。

 手持ちのアクリルケースで、入りそうなのが見つかった。大きさはギリギリ。

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ってか高さが、全然足りない。はてさて、どうしたもんだか?

 そもそも、キャパシタ(電解コンデンサ)が足長に取り付けてある… とりあえず、コンデンサを低めに付け替えてみるか。

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 ハンダ吸引機(HAKKOO 474-51)でハンダを吸って、コンデンサを取り外す。

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 両面の基板なのでスルーホールだし、最近のハンダは鉛が入っていないので融点が高くて、良いハンダ吸引機でないと基板や部品を壊さないように取り外すのは難しい。融点の低いSMDチップを取り外すための除去用ハンダ使って融点を下げて吸引した方がいいことも多い。

  だんだん面倒くさくなってきたので、1000μFの電解コンデンサの3つだけ付け直しに留めた。

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 基板の裏の長い線をニッパーで切って、すこしでも高さを抑えるようにする。

OLA-BT1をケースに入れる。

透明のアクリルケースなんで、基板をあてがって、干渉するところを削って合わせていく…。

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家事の合間に、七転八倒の正味小一時間で…。

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こんなかんじに穴を開けてみた。

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電解コンデンサが干渉して蓋が閉まらないので、電解コンデンサのところに穴を開けた。

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基板の固定は、元々ギリギリなので、はまり込んで動かないんだけど、念のために、付属のアクリル製のネジをケースにセルフタップで固定。ネジ自体は固くケースにハマっているので、ボタンを押したり、microBのUSB端子の抜き差しやステレオミニプラグの抜き差しで基板がグサつく事は無い。 

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テストしてみる。音もちゃんと出ている。ボタン、ステレオミニジャック、microB-USBジャックの抜き差しもとくに問題なし。

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OLA-BT1を車載してテスト開始! 
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 欠点としては、プリウスの起動ボタンを押す度に、このBluetoothヘッドホンアンプOLA-BT1の電源も入れてやる必要があることと、音声を最大にしてやらないとダメだということ。でも…、いままでワシが不便に思っていたことが、解決しそうなかんじだ。
 軽四なみのチャチいボディなので、遮音性が悪く、専用のエコピアタイヤの走行音が酷い車だ。だから音の善し悪しなんて、ただしく評価できないけど、いまで買って試した数千円のカーオーディオ用のBluetoothの接続アダプタと、決して劣ることも無く、むしろ低音が強調されいいかんじに響く。
iPhone(iPod touch)やNexus 7などタブレットの音声出力をカーステレオ(ナビ)のAUXへの入力するときに、動画と音楽の音声の違いが困る問題。
 iPhone (iOS 7.1)の場合で説明しよう。
 ワシは、「ミュージック」と「ビデオ」の「ホームビデオ」を使う。
 音楽「ミュージック」は、Tunes側で音声レベルを一定に保つ設定にしているのと、そもそもiPhoneのDocコネクタやLightningコネクタ経由で出力されるアナログ音声出力(AUX)は、最大出力になるようになっている。
 これは、カーステレオ側のAUX入力にアッテネータ(減衰抵抗)が入っていて、音声出力が最大で入力されたものを減衰することで、アナログ出力のケーブルからノイズが入っても音声信号がノイズに埋もれないように、また入力端子から突発的な大きなノイズでアンプの初段を傷めないように、さらにSN比の向上に期待するためのものだ。
 ところが、Androidスマホやタブレット、iPhone (iPad)の、動画の音声レベルは、音楽の音声レベルより小さくしか出力されない
 つまり、動画の音が小さい。そのため、カーステレオ(ナビ)のボリュームを「ミュージック」では「16」でも、うるさいくらいなのに、動画の音声は「33」の倍にしないと、聞こえない。
 で、動画の音声を車で聴くために、カーステレオ(ナビ)「33」のままにしていて、「ミュージック」で音楽を聴こうと切り替えたら… ドカーンと大きな音で出て、みんながビックリする。ってのを何度も経験している。
 この問題を、OLA-BT1のBluetoothで一括して接続し、スマホやタブレットにつながることで、音の音量をOLA-BT1のボリュームとiPhone 等スマホやタブレット側で調整することで、カーステレオ側のボリュームの調整が少しで済むようになった。
 もちろん、カーステレオとは、ワイヤレスで音声は送れるので、車内のどこでも、スマホやタブレットが持っていける。動画を見たり、音楽を聴くスマホやタブレットをいろいろ使い分けても、音声レベルの違いでビックリすることがないっていうわけ。