今月は、3Dプリンター特集。
回路図、基板作成に、LTspice、EAGLE、業者へ発注するか、CAMで削り出して作る、そして、樹脂をつかって、3Dプリンターで形のあるものを作る という流れは、とまらないみたいだね。
先日、3Dプリンタで拳銃をつくって動画で自慢していた人が捕まっていたんだけど、3Dプリンタの規制を政府が検討し始めた。
昔、オウム真理教というカルト教団が、マハーポーシャというパソコンブランドを立ち上げ秋葉原で暗躍し、信者を勧誘、信者からも金を巻きあげて、その金を使って、工作機械、化学薬品製造機械などを購入。有能な信者を使って、AK47と銃弾の量産化、麻薬や化学兵器のサリンやVXガスまで作って、あちこちでテロを起こし国家転覆を企てた事件があった。あれで、破防法適用にならなかったのが謎なんだけど…。
今回の3Dプリンタの樹脂製の拳銃製造問題。銃弾も無いのに、いきなり逮捕で大々的に報道って、きな臭いものを感じる。
ワシが昔から一貫して主張することの一つに、憲法の改正および、平和なんとかの撤廃、武器の製造と輸出、「ホコタテ商売」で外貨を稼ぐべきであるというのがある。
とくに「タテ」、守りの商売ってのは、水や食料、エネルギーの完全自給を実現するための、バイオ技術、エネルギー循環システム、資源リサイクルシステム、新素材、鉄鋼技術の進展、各種乗り物等、我が日本国の工業技術と科学技術の発展と、人材育成、国益に最大限に寄与できるものだ。これを、妨げるような動きや勢力の台頭があるとしたら、そいつらが、本当に日本人かどうかの識別を強化しなくてはならない。
さて、話はもどって、今月のトランジスタ技術の特集は、3Dプリンタの最新事情の紹介。ずいぶん進化して、安価に個人でも試せる環境が徐々に整っていることを実感できる内容となっている。
ワシ的には、180ページからのArduinoとプリンタシールドとプリンタで、チャートレコーダを作る記事が面白そう。あと、174ページからのヘッドホンアンプの自作記事とかかな。あと、無線LANの大出力版モジュールの話とか。
てかさ、マイコン使って、タイマーは自由自在に作れるし、さらにセンサーからの情報をロジックにいれて、電源ケーブルを切ったらバックアップ電源に切り替えて、オンとかできるでしょ。あと、電話や無線制御も組み入れて、ダミーの起爆装置を爆薬で破壊したら、連携する無線での制御信号が途絶えたらスイッチオンの別の起動装置が稼働っとか、いろいろ作れちゃうわけでしょ。
信管と爆薬さえ手に入れば、かなりインテリジェンスな起爆装置の完成!。
じゃぁ、電子工作でマイコンでいろんな機器を制御したら、作った物を警察が持って帰って、電源のオンオフができるピンに、電源とリレーと信管つけて、起爆装置密造認定! て、ことと変わんないじゃん…。
嫌な時代になってきたよねぇ…。
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