クローズアップ現代で、「レジリエンス」をやっていた。
resilience 

 まー、大学時代、超一流のヤツを間近にみて一緒に仕事してって、自分がどんだけダメなのかを思い知らされたわけだけどね。

 超一流なヤツとワシとの決定的な違いは、知能、知識の能力の圧倒的な差もあるけど、あいつらはミトコンドリアの質の違いを見せつけるような「何時間(ヘタすりゃ何日)でも持続する凄まじい集中力」、そして「折れない心」を持っているんだよね。それが、場数を踏めば踏むほど、どんどん増強していく。同じミスを犯さない、次に同じ失敗はしない。「なんちゅう、学習力や!!」と。

 そういうヤツでしか任されない仕事ってのが、世の中には一杯あって、同期や後輩が時々、記者会見で発表していたりするのをみたり、ドキュメント番組に出ていたりするわけだけど。言い訳をさせてもらえば、あいつらは、生きている世界が違うってこだとだな。

  

以下、観逃した人のための、まとめ

子供の頃から、学校での教育の中にレジリエンスを鍛えるカリキュラムを導入することで、

・知識としてスキルとしてレジリエンスを学んでおく必要がある。


心が折れやすい人の傾向


  • 感情の起伏が激しい人。一喜一憂する人はエネルギーを消耗してしまうので、失敗が続くと長続きしない。
  • 自分の過小評価。自尊感情。「こんなの無理」と思っている人。

心が折れない人の傾向


  • 自分が少しずつでも成長していることを見いだせる自己効力感を持っている。
  • 失敗を連発している中でも、「いつかはできるようになる」と楽観製を持っている。

 心が折れない人は「強靱」や「鉄壁」のような「強さ」ではなく、自分の置かれている状況に対して前向きに、不安や恐怖に負けないで、しなやかに(柔軟性を持って)こなしていく力を持っている。

レジリエンスで最も重要なことは、「自分にとって、それが大切かどうかを客観的に考える力。」

感情のコントロール+自尊感情+自己効力感+楽観性+人間関係

レジリエンスを高める方法として


  • 食事のとり方、ブドウ糖が少なくなると感情の起伏が激しくなるので、ブドウ糖を一定に保つ。
  • 運動の重視。全力で走る休むを繰り返すインターバルトレーニングで、体力の限界を乗り越える体験から「自己効力感」を養う。

逆境グラフを書いて、過去の体験を見つめ直し、自信を取り戻す研修。

これから、加速的に衰退していく我が日本国の国民全員に、この「レジリエンス」を培えってことだろうね。