Blackmagic DesignのH.264 Pro Recorderは、ハードウエアエンコーダを内蔵しているので、USB2.0の接続で、録画ファイルをパソコンへ転送できる。他のキャプチャーデバイスは、ThunderboltかUSB3.0の高速な転送が必要だ。

Blackmagic DesignのH.264 Pro Recorderを2年使って利点は?

  • USB2.0接続なので、USB3.0を持っていないMacでも使える。
  • 生成する録画ファイルのフォーマットは、.mp4ファイルのため、HDDを圧迫しない。
  • ProResコーデックを必要としない。
  • その結果、十万円以上する高価なThunderbolt接続のRAIDストレージを必要としない。

Blackmagic DesignのH.264 Pro Recorderの欠点は?

  • HDMIキャプチャー時のHDMIの掴みが??で、リンクが安定しない。
  • 電源は、USBとAC-DCアダプタからの供給で、Mac本体の電源とは別に両方をオンオフする必要がある。
  • 入出力を設定で弄れないので、入力で、音声はアナログ、HDMIは映像のみという設定ができない。
  • 発売当時3万円だったのが、今では5万円と高い。

詳しいことは、昔書いた記事を参照のこと。

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 前から、熱を持つキャプチャー・デバイスをディスプレイの後に置くのは、かなり問題があったので、今回、風通しの良いトコロへ置くことにした。

ProRecorder 

 HDMIキャプチャーは良く壊れるH.264 ProRecorderも故障で交換してもらったことを教訓に、使わない時は電源が入らないように、USB側と12VのAC-DCアダプタ側両方の電源をオンオフにできるように、USB切り替え機とACタップのスイッチをオンオフするようにした。

 

 この自作PCは、我が家で最も長く起動している、エンコード、ファイルサーバなどの兼用なので、ずっと付けっぱなしだからね。

いつも通り、ドライバをインストールする。

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さっそく起動して、H.264 ProRecorderを認識出来ることを確認した。

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ビットレートは、PS4の録画が720p/29.97fps、7.67Mbpsであることから、それに準じた物にすれば良いはず。

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 ビットレートを上げても、HDDの容量を無駄に食うだけで、あまり意味が無い。最高画質の8Mbps(1MB/秒)も、5Mpbsもぱっと見た目では、違いが分からない。