先日放映されたNHKスペシャルの「アルツハイマー病を食い止めろ」という番組は、なかなかインパクトがあった。
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 アルツハイマーの病態はほぼ解析され、薬の開発がすすんでいる。それ以上に、記憶を司る海馬の廃用萎縮を防ぐため、アルツハイマー病予防方法に、みんなの注目が集まったようだ。

 

 今後、脳の廃用萎縮を防ぐためのキーワードとして、「運動しながら頭を使う」が一般的になるだろう。もう、誰も「運動バカ」とは言わない時代がくるのかもしれない。

 アルツハイマーの治療としての運動プログラムは、専門医の監修の元で病院施設で行わなければならない。
 そこで、家庭で、予防的に簡単にできる仕組みを考えている。
 

 さっそく試しているのが、エアロバイクに乗って、心拍数が60→120回/分の倍になったところで、ニンテンドーDSの「脳トレ」をやる方法だ。

  

 踏み台昇降しながら、ディスプレイに映した学習ソフトをやるというのも、試したものの、踏み台昇降や、室内を歩く、あるいはウオーキングマシーンは、体が大きく上下に動くので、目で追うものは難しい。

 他にも、体を動かしながら、頭を使うソフトは、いくつかあるのでピックアップしておく。

Xbox360とキネクトをもっているのなら、

 

Xbox360とキネクトは、リビングの大きなテレビにつないで使うしかない。ワシの部屋は足の踏み場がなく、試しようがない。

 

Wii Uには、Wii Fit バランスボードとを一緒にした、キットがある。

 

 Wii Fitとの組み合わせも、それなりに広い場所が必要になる。日本の複合住宅(アパートなど)での使用を考慮して、ドタバタするような動きを要求するものは、控えめだったと記憶している。

 このバランスボードをUSBケーブルで外部給電するのを改造するとか、自慢している中学生がいたけど、ドタバタする動きで充電する仕組みを別に考えるというのも、これからは面白いだろうね。しかし、なかなか5Vを貯めるとすれば、やっぱり足こぎしかないか。
 

 どっかのメーカー、たとえば、パナソニックは、自転車から充電池、家電までフルカバーしているんだから、エアロバイク発電機を作ってよ!!

 うちの80歳の父ちゃんには、エアロバイクしながら、新聞を読めと言うところからかな。まだ、自転車が漕げるから。