「手に付いた魚の臭いをとる洗剤は?」で検索してきた人へ、牛乳石けんのメディッシュハンドソープがおすすめです。
さて、前回の続き。
現物の写真で紹介はモライ・ゲロになるので 文章と道具の紹介だけにする。
とにもかくも、車のシートにぶちまけてしまったゲロや糞尿を速やかに拭き取ることが最重要である。
乾く前に可能な限り拭く、拭き取る。水をかけて拭き取る。キッチンタオルやティッシュは拭き取りに便利なので、前後の座席に一つずつ配備しておく。汚物を拭き取ったら、速やかにポリ袋にいれて飛び散らないようにする。
手袋とマスクは、ノロウイルスなど感染性の高い嘔吐物への対応でも必須なので、車に乗るための、オムツや簡易トイレ、ゲロ用パック、キッチンタオルと一緒にいれておかねばならない。
ラテックス等の手袋は劣化するので、車内に置きっ放しにしないように、家族で遠出するときの携帯パックに、一緒に詰め込んでおくことをオススメする。帰省など本当の遠出には、AEDなど緊急医療パックも搭載する。
ノロウイルスは感染してから数時間後で発症し水鉄砲のような嘔吐を引き起こす。まさに、ゲロの鉄砲魚状態。
ウイルスは非常に感染力が強く、わずかな数でも経口で感染する。症状の重い軽いは、基礎体力で決まるので、免疫力や体力が落ちないように、日頃から鍛錬しておく。
噴霧薬剤は、次亜塩素酸系洗剤(キッチンハイター)を50倍に希釈して使う。0.1%で良いので、1リットルあたり20cc(ミリリットル)をいれればOK。
わざわざ、高い薬液を買う必要はない。塩素系漂白剤なので、色落ちが避けられない。 車のシートはシミだらけになるが、車は消耗品なので、どうでも良い。皮シートはしみこみにくいので拭き取りやすいが、塩素系漂白剤で傷むことがあるので自己責任で。
昔からある、逆性石鹸オスバン(塩化ベンザルコニウム)はウイルスには効かないけど、通常の細菌には有効なので、これも活用する。
しみこんだものについては、車のシートを外して、水洗いが一番有効。業者に頼むと、車内完全に清掃、全シート取り外しの洗浄乾燥と再取り付け、〜10万円くらいでやってくれる。
かといって、車内が汚れる度にやるのは高くつく。
あと、高圧洗浄機は日が当たって弱った繊維のシートに穴が開く。
蒸気のスチームクリーナーは、水をしみこまない素材の上ならいいけど、熱に弱い樹脂や布では害の方が大きくて、あまり使えない。
ちょっと使えるかなと思えたのが、水も吸い込める掃除機。
シートに洗剤を十分しみこませて、掃除機で吸う。温水をしみこませて吸う。これの繰り返しは、有効。
なんとか、自前でできないかと日々研究しているんだが…
臭いを消すのは、いろんな薬剤があるけど、生分解性酵素剤が馬鹿にならない効果があることが分かっている。
バイオ系消臭薬剤。ニオイバスター。
たぶん、主成分は乳酸菌などの好気性菌とその酵素だと思われる。EM菌培養をしてみたらわかると思うけど、甘酸っぱいEM菌酵母と乳酸菌は、嫌気性菌の出す悪臭を分解、菌交代現象で菌叢を変化させ、配水管やコンポスター、肥料の発酵時などの臭い改善に大きく貢献する。
ペットを飼う家や、剣道、足の臭い家族が居る家は、ニオイバスターみたいなのは必携だと思う。
剣道部の部室には何本も転がっているはず。スリッパの臭い消しとしても有効なので、塾とか、催し会場とかのスリッパの臭い対策にどうぞ。
ただし、塩素系、もしくは酸素系漂白剤で水洗いできるのであれば、それ以上のものはないから、念のために。
こういう脱臭、生分解性の高い、好気性菌、EM菌等の培養技術ってのは、研究しがいがあると思う。ワシも、工作室の一角で卓上プラントをつくり実験していたが、芳しくないので断念して、工作機械をいれることにしたけど(笑)。
そういえば、コンクリート床にマットレスを敷いて、布団をおいて寝ている人が、たまに居るけど、布団やマットレスが結露で濡れて酷いカビが発生する。
これを改善するのに、ニオイバスターが効くんじゃないかっていうヤツがいた。真菌、カビには、こういうのは、あまり効かない。
ましてや、ファブリーズやリセッシュなんか、気のせい(ケーブルを買えたら音が変わったとかいうのと同じ)レベルのものだ。
テレビCMの効果は絶大で、臭いを消す力が強いイメージを受け付けられているが、バイオ系消臭剤、酵素剤の威力からすれば、たいしたことじゃない。
生化学、細菌学、生物学、化学… 大学で基礎を習った程度でも、それくらいは分かるだろ?
昔から、オゾンに勝る消臭殺菌効果のあるものはない。 しかし、オゾンの発生装置とオゾンの管理が非常に難しく一般人では扱えない。オゾンの持つ酸化還元能力は強力だ。発がん性物質でもあり、樹脂はボロボロになり、金属ですら白金でなければ腐食してしまう。オール白金で作るわけにはいかないので…。
あと、車のエアコンのニオイが気になる人は、フィルターを毎年交換しているのかな?ワシは、毎年3月に新品のフィルターと交換している。
敷き布団と床の間にできる、結露によるカビ対策は、次のエントリーで。
さて、前回の続き。
現物の写真で紹介はモライ・ゲロになるので 文章と道具の紹介だけにする。
とにもかくも、車のシートにぶちまけてしまったゲロや糞尿を速やかに拭き取ることが最重要である。
乾く前に可能な限り拭く、拭き取る。水をかけて拭き取る。キッチンタオルやティッシュは拭き取りに便利なので、前後の座席に一つずつ配備しておく。汚物を拭き取ったら、速やかにポリ袋にいれて飛び散らないようにする。
手袋とマスクは、ノロウイルスなど感染性の高い嘔吐物への対応でも必須なので、車に乗るための、オムツや簡易トイレ、ゲロ用パック、キッチンタオルと一緒にいれておかねばならない。
ラテックス等の手袋は劣化するので、車内に置きっ放しにしないように、家族で遠出するときの携帯パックに、一緒に詰め込んでおくことをオススメする。帰省など本当の遠出には、AEDなど緊急医療パックも搭載する。
ノロウイルスは感染してから数時間後で発症し水鉄砲のような嘔吐を引き起こす。まさに、ゲロの鉄砲魚状態。
ウイルスは非常に感染力が強く、わずかな数でも経口で感染する。症状の重い軽いは、基礎体力で決まるので、免疫力や体力が落ちないように、日頃から鍛錬しておく。
噴霧薬剤は、次亜塩素酸系洗剤(キッチンハイター)を50倍に希釈して使う。0.1%で良いので、1リットルあたり20cc(ミリリットル)をいれればOK。
わざわざ、高い薬液を買う必要はない。塩素系漂白剤なので、色落ちが避けられない。 車のシートはシミだらけになるが、車は消耗品なので、どうでも良い。皮シートはしみこみにくいので拭き取りやすいが、塩素系漂白剤で傷むことがあるので自己責任で。
昔からある、逆性石鹸オスバン(塩化ベンザルコニウム)はウイルスには効かないけど、通常の細菌には有効なので、これも活用する。
しみこんだものについては、車のシートを外して、水洗いが一番有効。業者に頼むと、車内完全に清掃、全シート取り外しの洗浄乾燥と再取り付け、〜10万円くらいでやってくれる。
かといって、車内が汚れる度にやるのは高くつく。
あと、高圧洗浄機は日が当たって弱った繊維のシートに穴が開く。
蒸気のスチームクリーナーは、水をしみこまない素材の上ならいいけど、熱に弱い樹脂や布では害の方が大きくて、あまり使えない。
ちょっと使えるかなと思えたのが、水も吸い込める掃除機。
シートに洗剤を十分しみこませて、掃除機で吸う。温水をしみこませて吸う。これの繰り返しは、有効。
なんとか、自前でできないかと日々研究しているんだが…
臭いを消すのは、いろんな薬剤があるけど、生分解性酵素剤が馬鹿にならない効果があることが分かっている。
バイオ系消臭薬剤。ニオイバスター。
たぶん、主成分は乳酸菌などの好気性菌とその酵素だと思われる。EM菌培養をしてみたらわかると思うけど、甘酸っぱいEM菌酵母と乳酸菌は、嫌気性菌の出す悪臭を分解、菌交代現象で菌叢を変化させ、配水管やコンポスター、肥料の発酵時などの臭い改善に大きく貢献する。
ペットを飼う家や、剣道、足の臭い家族が居る家は、ニオイバスターみたいなのは必携だと思う。
剣道部の部室には何本も転がっているはず。スリッパの臭い消しとしても有効なので、塾とか、催し会場とかのスリッパの臭い対策にどうぞ。
ただし、塩素系、もしくは酸素系漂白剤で水洗いできるのであれば、それ以上のものはないから、念のために。
こういう脱臭、生分解性の高い、好気性菌、EM菌等の培養技術ってのは、研究しがいがあると思う。ワシも、工作室の一角で卓上プラントをつくり実験していたが、芳しくないので断念して、工作機械をいれることにしたけど(笑)。
そういえば、コンクリート床にマットレスを敷いて、布団をおいて寝ている人が、たまに居るけど、布団やマットレスが結露で濡れて酷いカビが発生する。
これを改善するのに、ニオイバスターが効くんじゃないかっていうヤツがいた。真菌、カビには、こういうのは、あまり効かない。
ましてや、ファブリーズやリセッシュなんか、気のせい(ケーブルを買えたら音が変わったとかいうのと同じ)レベルのものだ。
テレビCMの効果は絶大で、臭いを消す力が強いイメージを受け付けられているが、バイオ系消臭剤、酵素剤の威力からすれば、たいしたことじゃない。
生化学、細菌学、生物学、化学… 大学で基礎を習った程度でも、それくらいは分かるだろ?
昔から、オゾンに勝る消臭殺菌効果のあるものはない。 しかし、オゾンの発生装置とオゾンの管理が非常に難しく一般人では扱えない。オゾンの持つ酸化還元能力は強力だ。発がん性物質でもあり、樹脂はボロボロになり、金属ですら白金でなければ腐食してしまう。オール白金で作るわけにはいかないので…。
あと、車のエアコンのニオイが気になる人は、フィルターを毎年交換しているのかな?ワシは、毎年3月に新品のフィルターと交換している。
敷き布団と床の間にできる、結露によるカビ対策は、次のエントリーで。
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