恐ろしいことに、27号が西日本直撃コースになっている。復旧を急ぐ。

 ブルーシートを固定する穴が少なくて、困っている。しょうがないので、ハトメを買ってきて、ブルーシートをロープを通す穴(ハトメ)を増設することにした。

鳩目スターター・キットには、穴開けポンチ、ハトメ金具のオスメス、ハトメをかしめるハトメパンチの3つが入っている。

ハトメセット

 穴開けポンチは別に単品で買うことをオススメしたい。ブルーシートにつけるハトメのサイズは、12mm径が多い。

ハトメ・スターターキットに入っている穴開けポンチは丈が小さく最小限のものなので、耐候性のある厚めの銀色のブルー?シートを穴開けを20個もしていると切れなくなってくる。

穴開けポンチの使い方を紹介。

穴開けポンチ

下敷きに木材の切れ端などをつかって、シートをこれで、トンカチで叩いてシートに穴開けをする。下にコンクリや金属があると、刃が一瞬でだめになるので注意しよう。

穴開けポンチ1 穴開け

 ブルーシートのかわりに、青紙にハトメをしてみる。

ハトメ

ハトメには雌雄があり、ワンペアで使う。

ハトメ向き1

さらに、メス側のリングにも表と裏があるので、まちがえないようにしよう。

ハトメ向き2

これでは、リングの端がこちらを向いて、ロープや手などを傷つけることになる。

ハトメパンチ向き

ハトメパンチの向きを間違えないようにしよう。

ハトメパンチ向き1

逆にしてかしめてしまうと

ハトメのかしめ失敗

まったく、綺麗にカシメられない。

ハトメパンチかしめる

正しく、ハトメの向き、パンチの向きを合わせてかしめるために、1度は練習してみよう。

はとめ完成

これで完成!

ブルーシートに穴を開けてハトメを増やすときの注意について

 すでにシートを被せて、そのシートにハトメを増やすとき、空中で穴をあけるためには、一工夫が必要だ。ポンチを打つための下敷きになる木材は、角材棒にして、それを地面や床にたてて作業すると良い。高い位置での作業になるので、ケガをしないように気を付けよう。

 屋根に上がって、瓦の上でカンカンとやって、瓦を割ってしまい、雨漏りの応急処置のためにブルーシートをかけているのに、なにやってんだか?というパターンも多いから。

 とくに、台風や爆弾低気圧で暴風雨の中での作業は、困難を極めるので、くれぐれも無理をしないで!。 

 鳩目パンチが挟める範囲しか使えないので、ブルーシートの真中あたりに、鳩目金具を付けることは難しい。雄型と雌型が分かれていて、プラのハンマーでカチカチとたたいて使うものを使う。

 カバンや布製の袋などに穴を開けて、紐を通す時にも使えるので、一家に一セットあると便利だ。
 ハトメ以外にも、シートにつけるクリップ(ホールドオン マルチクリップ)も高価ながらある。