Nexus 7は、Kindle Fire HDと同様に一般家庭で使われている無線LAN規格をほぼフルカバーしている。

 なお、どこかの口コミ掲示板でWR9500NやWG1800HPで、ステルスSSIDやMACアドレスフィルタリングの設定をしているとNexus 7がアクセス出来ないと言うヤツがいるようだが、すくなくともワシの環境下では、Wi-Fiにまったく問題は起きていない。レスポンスも安定性も良い。
 ローミングしているWG1800HPの中の一つへの接続で、一番最初にSSIDとキーを入力して接続した時、DHCPの割り当てが起きなくてつながらない現象に出くわした。念のために、SSID、暗号キーを入れ直し、固定IPアドレスと、ルータのIPアドレスを指定するといった一連の手動設定をしたところ、つながった。以後、問題なく使えている。
 Wi-Fiのつながりが悪いと感じたら、スペクトルアナライザで2.4GHzバンド、5GHzバンドの電波干渉がおきていないかを調べた方が良いだろう。

 ただし、WG1800HPのIEEE802.11acに、Kindle Fire HDと同様にNexus 7も対応していない。設定はWR9500NもWG1800HPもほぼ同じなので、WR9500Nでの接続で説明する。
Nexus 7を箱から取り出し起動して一番にやることは、Wi-Fiに接続することだ。

その手順は、Nexus 7の指示に従っていく。
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 まずは、Wi-Fiに接続する。ワシのAterm WR9500N、WG1800HPのどちらも、SSIDはステルスで、MACアドレスフィルタリングをオンにしているため、いきなり無線LANに接続はできない。
 Nexus 7が自動で検索しても、SSIDはステルスなので表示されない。左下の「+」をタップして、手動でSSIDを入力し、アクセスを試みる。
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まずは、2.4GHz帯で、SSIDは「bg」、セキュリティと暗号キーは、Safari等のブラウザでAtermの設定画面をみながら設定する。
で、一度アクセスを試みるが、アクセスを拒否される。というのは、MACアドレスフィルタリングのために、まだ未登録のNexus 7は接続できない。
 そこで、AtermのMACアドレスフィルタリングの設定で、
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アクセスしてきた端末のMACアドレスをうっすらと表示してくれる機能があるので、それでMACアドレスを入力し、WR9500Nに登録する。

 Nexus 7の箱には、シリアル番号は記載されているが、MACアドレスの記載がないので、箱から取り出して、MACアドレスフィルタリングのある無線基地にアクセスすることができない。
 ワシのAtermは、ブラウザの設定画面でアクセスしてきている端末のMACアドレスを表示できる機能があったから、できたことなので、もし、こういう機能の無い無線LAN基地を使っているのなら、一旦フィルタリングをオフにして接続しNexus 7をWi-Fiでインターネットに接続しホーム画面の設定が選択できるようにしてからMACアドレスを確認する、という一手間がかかる。


Wi-Fiに接続すると、
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Googleのアカウントに登録するかどうかを聞いてくる。
 アカウントにログインすると、内部時計が自動で合うと思っていた。ちなみに、起動時のタイムスタンプは、スナップショットをみると2034年1月7日だから、製造されて動き始めたのが2034年1月1日なのかもしれない。さらに、グーグルアカウントに接続しないで、なんの設定もせず遊んでいると、Nexus 7の時計は2079年、2080年と随分未来になってしまう。どうやら、スクリーンショットのバグのようでファイルの生成時間がデタラメの時刻になってしまうようだ。

 ネットに接続できたら、早めにGoogleアカウントにログインし、
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ホーム画面から設定を開いて時間帯を日本に設定できているかどうかを確かめよう。

 

さて、気を取り直して、

手順は大きく分けて3段階:準備→設定→テスト。
・Nexus 7のMACアドレスをメモる。
・ルータの設定画面をPC等から開く。
・Nexus 7のWi-Fiの設定をする
・ローカル固定IPアドレスの設定にする。
・各バンドで接続テストをする。

それでは、以下説明していく。
まずは、設定画面を表示する。
 設定は、ホーム画面の設定というアイコンをタップする。
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最初、この画面にたどり着くのに、すこし時間がかかった。けど、すぐに慣れる。
Nexus 7のMACアドレスをメモる。
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「設定」の一番下にある「タブレット情報」の「端末の状態」を開くと、そこにMACアドレスやシリアル番号がわかるので、MACアドレスフィルタリングを使うユーザはメモる。
 それにしても、こういう情報へたどり着く階層が深い。→「Wi-Fi」の右上の「…」をタップしてプルダウンメニューの「詳細設定」からも行ける。

Nexus 7の無線LANの接続設定をする。
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「設定」の一番上に「Wi-Fi」があるので、それをタップすると味気ないWi-Fiの登録画面がでる。
で、まだ固定IPアドレスにしていないSSID(ここでは「bg」)を長押しすると、
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「ネットワークを変更」で、
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「詳細オプション」をチェックいれると、固定IPアドレスが設定できるようになる。
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プロキシマルサーバは、普通の家庭のLANにはないので無視して、「DHCP」を「静的」に変更する。
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あとは、自分の家庭内LANの固定IPアドレス・リストをみて、
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 空いたアドレスを決めて、打ち込んでいく。今回は、192.168.0.164としてみた。ネットワークプレフィックス長というのは、デフォの24で良い。ゲートウエイとDNS1(ネームサーバ)は、ルータのIPアドレスにすることが多い。ワシのAtermは、それで良い。ネームサーバに関しては、インターネット上のプロバイダのネームサーバ等のIPアドレスを指定してやると、ページの切り替わりが速く確実になることがある。


Atermの設定画面を観ながら、Nexus 7に打ち込んでいく。5GHzバンドに対応しているのだから、それも入力する。
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暗号キーは長いので「パスワードを表示する」のチェックを無しにして、直に観ながら打ち間違えがないか?を何度も確認することをオススメする。



 なお、WR9500Nでは「セカンダリ」と呼ばれていて、WG1800HPでは「ゲストSSID」と言い換えられている。「ゲストSSID」は、自分のタブレットであれば設定する必要は無い。
 設定してしまうと、意図せずゲストSSID側で接続してしまった場合、ネットワーク分離機能とSSID内分離のセキュリティによってLAN内のDLNAサーバ、smbサーバ、Splashtop2、AirPlay(AirTunes)などがアクセス出来なくなりトラブルの原因になるので、あらかじめ設定自体をしないでおくと、それらのトラブルから回避できる。