Macで(というわけでもないが)BCLと、三十年前を思い出して懐かしんでいるオッサン向けの趣味を復活できるかどうかということだ。今はPhase 1(第一段階)となる。
  1. RTL2832U&R820T搭載DVB-USBドングルを使ってPCの受信機(RTL-SDR)を構築する。
  2. HF帯の電波を受信するためのアップコンバータを作って、AM〜SWのPC受信機にする。
  3. HF帯等のアンテナを整備する。
  4. ラジオを作る。
  5. RF回路の実験をやる。無線リモコンへの応用。


まずは、SDR# というアプリケーションでやってみた。
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 最近はインストーラがあるので、一発でインストールできる。MacのVMWare Fusion のWindows 7にインストールしてユニティで表示すると、Windowsのアプリケーションなのに、Mac OS Xと一体化して使える。
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 これは、FMを受信している。しかし、アンテナが地デジ用のため、途切れ途切れの音声になっている。FMアンテナをつないでちゃんと聞けるかどうかをテストしていきたい。

 普通のラジオと何が違うのか?を、一言で言えば、

「スペアナでラジオを聞く」ことを自分のPCで実現できる

ことである。非常に高価なスペクトルアナライザをラジオ受信に使うという超贅沢な使い方は、オッサンの夢だった。それを実現するコストが千円のUSBチューナとコンバータが数千円という…。 相対的に、一番お金のかかるのがアンテナになってしまうという…。

 今の、ゆとりな世代にはなんのことか? さっぱりだろうけどね。

 で、去年あたりまでのRTL2832UチップのワンセグTVアダプタは、ファームウエアを書き換えて使うといった面倒なことが必要だった。しかし、最近出回っているRTL2832U&R820T搭載DVB-USBドングルは、専用のドライバをインストールするアプリケーション(Zadig)もSDRソフトに同梱されているので書き換える必要はなく簡単だ。

 とりあえず、使えることが分かったので、とっかかりはできた。

 製作記事や海外で配布はされていたものの入手困難だったHF帯の周波数を聞くための周波数変換コンバータ(HFアップコンバータ)も入手した。基本セット二千円と送料。
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 順次組み立てて、HF帯受信機(AMラジオやSWラジオ)としてRTL-SDRのアプリケーション各種をインストールしてテストしてみたいし、それに合わせてアンテナを整備したりと、いろいろとやっていきたい。
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雑誌の特集記事や書籍がでてきたんだけど、やっぱり、先駆のブロガさんのほうが詳しい
 いつも通り、自分で再構築するためのメモとして、自分なりに参照しやすいカタチ(SG的なまとめ記事)にしていく。
 → MacでnativeのSDRソフトで使う。