夏になると、PCの何台かが故障する。先日から、初代Mac Proの調子が悪い。

 症状は、
・突然再起動する。
・システムレポート…のメモリで、ライザーカードBの3と4スロットが認識していない。
の2点。
 これの原因は、メモリ。

さっそく、埃を取りがてらにみてみると…
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4番目のスロットのDIMMに異常があると赤いLEDが点灯している。もし、致命的なメモリの故障なら、電源ボタンの下の白色LEDが点滅してMac Proは起動しない。
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ライザーカードを引っこ抜き、FB-DIMMのペア3と4の1GBのメモリを差し替えてみる。汚いのでエアで埃を飛ばしておく。
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DIMM4のLEDが点灯していたのが、DIMM3で点灯したので、FM-DIMMは一つだけ故障しているってことになる。しかし、2つでペアなので、これでは使えない。外して、中の見える範囲で埃を飛ばして元に戻した。ヤフオク!で、探すか。

 ちなみに、Mac Proってのは、4つのPCIスロットがあって、ビデオカードが最大で4枚させる。
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 初代Mac Proの純正ビデオカードGeForce7300GTと純正のNVIDIA GeForce 8800GT 512MB PCI Express for 初代 Mac Proってのを買って付けて、Apple RAIDカードをつけていたんだけど、発熱が凄すぎて、今は、スッカスカ。このGF8800GTは、AT互換機用が1万円ちょいの時代に4万とかぼったくりも酷いもんだった。

 初代Mac Pro MA356J/Aは、Mac OS XのLionまでしかアップグレードできないけど、Lionなら、普通のAT互換機用のビデオカードがそのまま差して使える。
 OSx86ユーザならお馴染みのクロシコのカードで十分だ。6千円くらいで買える。

純正の場合、起動時に表示が出来るけど、普通のAT互換機用のビデオカードはMac Proが起動してしまわないと表示がでないから、精神衛生上良くない。
 
もう、Mac Proの初期型は、アイドルで120ワットなのに、現行のMac miniやMacBook Airの一番安いのにも劣る性能なので、ごついアルミケースの金属代だけの価値しかない。かつての、PowerMac G5と同じになってしまった。
 ケースだけにして、マイクロATXの取り付けが出来るように改造してしまえば、それなりの価値がまた生まれるんだけど、金属加工が大変なんで。