AmazonのKindle Fire HDは、一般家庭で使われている無線LAN規格をほぼフルカバーしているので、その設定を紹介しよう。
 ただし、WG1800HPのIEEE802.11acに、Kindle Fire HDは対応していない。設定はWR9500Nとほとんど同じなので、コピペで一部差し替えと変更を加えた。

手順は大きく分けて3段階:準備→設定→テスト。
・Kindle Fire HDのMACアドレスをメモる。
・ルータの設定画面をPC等から開く。
・Kindle Fire HDのWi-Fiの設定をする
・ローカル固定IPアドレスの設定にする。
・各バンドで接続テストをする。

それでは、以下説明していく。
まずは、設定画面を表示する。
設定は、左下(右下)のホームアイコンをタップしてホーム画面を表示して、上の ○○さんのKindle(買ったばかりでインターネット経由の認証がない時はMy Kindle)と書かれた上のバーの時計表示あたりを2cm弱横にスワイプ(こする)と設定画面がでてくる。
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Kindle Fire HDのMACアドレスをメモる。
「+ その他」をタップし、「設定」の画面の下から4か5番目にある「端末」をタップ。
「端末」の「概要」をタップすると、
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というかんじで表示され、ここの「Wi-Fi MACアドレス」というのが、無線LANに接続するためのMACアドレスフィルタリングに必要になるので、メモっておく。
Kindle Fire HDの無線LANの接続設定をする。
右から3番目の「ワイヤレス」のアイコンをタップ。ワイヤレスの設定画面になる。
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まだ、一度もWi-Fiが設定されていなくて、インターネットにつながっていないKindle Fire HDは認証ができていない場合は、左上が「My Kindle」のままだ。
ここで、「ネットワークの追加」をタップ。
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うちの無線LANは、SSIDを表示しないステルスのESS-ID(SSIDの隠蔽)設定とMACアドレスアクセス制限になっているので、とりあえずSSIDを直打ち(入力)する。

Safari(WindowsはIE等)で、WG1800HPにアクセスし、右のサイドメニューから「Wi-Fi(無線LAN)設定」の「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」を開く。
まずは、5GHzのオーナーSSIDの「5-a」から、
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これを観ながら、Kindle Fire HDに打ち込んでいく。せっかく、5GHzバンドに対応しているのだから、そっちから設定する。
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暗号キーは長いので「パスワード非表示」のチェックを無しにして、直に観ながら打ち間違えがないか?を何度も確認することをオススメする。

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つながらない。これは、MACアドレスフィルタリング機能というセキュリティが正常に機能しているからだ。

それで、Safari(WindowsだとIE等)で、Aterm WG1800HPの設定画面で、「Wi-Fi(無線LAN)設定」→「MACアドレスフィルタリング」を選択。
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エントリー追加ボタンをおして
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WR9500N(NECのAterm)と同様にWG1800HPでも、直近でアクセスしてきたデバイスのMACアドレスをうっすらと表示してくれている機能があるので、助かる。

 このMACアドレスと、事前にメモったKindle Fire HDのMACアドレスが一致しているのを確認して、上の欄に手打ちして登録。Kindle Fire HDのMACアドレスは英数字の大文字表示の16進だけど、AtermのMACアドレスは英数字が小文字の16進数で区切りはコロンだ。
忘れないように保存ボタンをおして、Atermに反映するように「保存」を何度か押して念を押しておく。

すると、さっそくルータにつながり、Kindle Fire HDは勝手に認証し、右上に買った人の名義名前で、○さんのKindleと表示が変わる。

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しばらくすると、勝手にファームウエアアップデートが始まり、しばらく放置。
気を取り直して、2.4GHz帯(バンド)でオーナーSSIDの「24-g」を「5-a 」と同様に設定をする。
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既にMACアドレスを登録しているので、バンドのセキュリティ(暗号化)キーさえ一致すれば、問題なくつながる。

 なお、WR9500Nでは「セカンダリ」と呼ばれていて、WG1800HPでは「ゲストSSID」と言い換えられている。「ゲストSSID」は、自分のタブレットであれば設定する必要は無い。
 設定してしまうと、意図せずゲストSSID側で接続してしまった場合、ネットワーク分離機能とSSID内分離のセキュリティによってLAN内のDLNAサーバ、smbサーバ、Splashtop2、AirPlay(AirTunes)などがアクセス出来なくなりトラブルの原因になるので、あらかじめ設定自体をしないでおくと、それらのトラブルから回避できる。
ローカル固定IPアドレスにする。
我が家のローカル固定IPアドレス帳を開く。
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ぞれぞれの家庭で、LANに接続する機器の固定IPアドレスの割り振りをメモった表計算ソフトの書類を作っておくべきだ。今回は、クラスCの192.168.0.125にKindle Fire HDを割り当てる。

「ワイヤレス」の一覧で、設定したいバンドのSSIDのところをホールド(指で押さえて長押し)すると、ポップウインドウが開く。
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これの「詳細」を選択。
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「詳細設定」で、「固定IPを使用する」にするにチェックボタンを入れ、上からIPアドレス、ルータのIPアドレス、サブネットマスク、ネームサーバのアドレスを入力し、したの「←」をタップして戻り、「5-a」「24-g」とそれぞれのバンドで同じように詳細設定で、同じように入力する。
Kindle Fire HDをWi-Fiにつないでテストする。
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Kindle Fire HDのWi-Fi(無線LAN)の性能は、Retina iPadよりも高感度のようだ。

この春までは、ご近所の無線LANポイントを次々と拾い表示していた。
 しかし、地域の清掃や各種イベントの時に、それらの家のお父さんたちと話をし、SSIDを非公開設定にしてもらうことで、ズラズラとご近所のSSIDが並ぶことはなくなった。


接続したいバンドをタップしてやると、接続するかどうかを聞いてくるので、「接続」をタップすれば切り替わる。
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Retina iPadに比べると、2.4GHz、5GHzの2バンドの設定がしやすいし、リンク状況も分かりやすい。
距離が遠かったり、障害物がいっぱいあって電波状況がかなり悪いときは、リンク速度が、この2.4GHzでも2Mbpsとかになることもある。