運動不足を解消するのに便利なエアロバイク。リビングに一台というより、事務所に一台。福利厚生の経費で落とせる健康マッサージ椅子と同等の扱いだ。

 このエアロバイクの負荷は、熱に変換される。これを発電機にして発電すればいいんじゃないかと誰もが思うはずだ。ワシも十年くらい前に、いろいろと検討したことがあるが、コスト面と発電機の重さと効率の悪さで断念した。
 で、既存のエアロバイクを改造し、販売やレンタルをしている業者が昔からある。NHKのEテレの番組、大化学実験でも使われた。 
 いきなり20万出して買うのはアレなんで…、とあるイベントでレンタルしたことがあるんだけど…。
やっぱり、ペダルが重い。こんなに発電するのってキツいことなのか!を実感するには良いと思う。でも、さすがに20万は出せないと思った。経費で落として買おうと思ったが、妻の許可が下りなかった。
 負荷のかかるペダルと発電機周りの作りが丈夫で、効率の良い駆動機構でなくては耐久性がない。

 こういうのは、ダメ。こんな値段でまともなモノが作れるわけがない。最低でも10万円はかかる。だけど、20万は高い。
 あと、簡単な充電ができるアルインコのエアロバイクがあるが、中途半端だ。

十万円以下で、12Vの直流を出力する機能に特化して、エアロバイクを作って欲しい。工具メーカとコラボでバッテリーパックに充電するのでも良い。

んでもって、こういうので出力して、使う。もちろん、バッテリーパックを直接使う、電化製品がでてくれば最高!

こういうのって、Panasonicが一番得意なんじゃないのかな? バッテリーから、家電から、全部自分ところでできるでしょ。これ、システム化して作ったら、マジで売れるよ! 
ワシらオッサンホイホイ!

 問題は、発電機のコギングトルクという回りにくさの軽減。これは、滋賀の平松っていう大工の爺さんが発明した平松式発電機で解決できるはずだ。滋賀と言えばオムロンとか、メーカ工場がいっぱいあるから、発電機につける電源システムからなんから、諸々を速く製品化してくれ!!。
三菱重工や東芝、日立とかは、ガスタービン用のでかい発電機を作ればいいんだろうけど、ちっちゃいのも作って欲しい。日本全国地方の自動車部品の下請けに、この発電機の開発と製造を振り分けて欲しい。発電機を8個連結してちょっとずつ位相をずらしてっていう技術は、日本人ならではの得意分野だ。

 あれから、東北の大震災と福島原発のメルトスルーで、電力不足から、この手の製品が一気に花開くと思ったんだけど、未だに大手メーカや日本の機械メーカ製のちゃんとしたモノがでてこない。
 2014年、アメリカの携帯形足こぎ発電機が日本でも販売されるようになったものの、AC100Vで0.2Aと非常に非力である。


 とくに、いろんなパチモンを自社開発するアイリスオオヤマには期待してたんだけどな。
自転車や車用のリチウム電池まで何でも作れるパナソニック、二輪を作れるホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハ 円高でボロボロになってたからな〜。
 エアロバイク発電機を十万円くらいで作れば、バカ売れしそうな商品なのにね。

で、DIYの一流ブロガのoink!さんが、自転車で発電機を回す実験に挑戦中だ。
完全自作でいくってのが、すばらしい。


テコキ じゃない、手こぎ 手回しの発電機付きラジオとかは、子供の教育向けとしてもオススメだ。
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もう、これも十年くらいなるけど、ニッカド電池を交換すればまだ現役。ただ、音が悪い。シャリシャリという防滴スピーカの音が悪すぎる。現行の手回しラジオの方がだいぶマシ。徐々に改良されている。スマホも充電するラジオ新製品ICF-B88も発表されている。やっぱ、SONYのラジオはデフォでしょ。