WiDrawer (REX-WIFISD1)は、スマホへの充電機能、特にフルHDの動画(29.97fps、4Mbps)をストリーミング状態で、安定して観ることが出来る点については高い評価をしている。

Wi-Fiの速度も、転送速度がかなり速い部類に入るはず。

AndroidのNexus7にはブラウズできる専用のアプリ(Widrawer)があるものの、Kindle Fire HDはAmazonがアプリの管理をしているため、ダウンロードできない。Kindle Fire HD用のWIDrawerがダウンロードできるようになった。
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Sambaサーバ機能さえあれば、Kindle Fire HDでもES File Explorerを使ってアクセスし、ファイルのやり取りや動画を観る事ができる。

Kindle Fire HD用のWIDrawerが出たので、SambaでES File Explorerを使わなくても良くなった。
操作は、iOSとほとんど同じで、安定性も抜群。つまり、Kindle Fire HDは、マジで使えるようになった。
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実は、マニュアルにはSambaサーバについての明確な記載がないが、smb機能はあるようで、無事アクセスでき、Kindle Fire HDでもREX-WIFISD1が使えることが分かっている。Amazonのレビューで、それを紹介している輩もいるようだが、うまくいかない理由まで言及していない。

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おそらく、ワシが持っているワイヤレスストレージデバイスの中では、もっとも優れた動画再生デバイスとして使えている。
・動画再生で止まることが一番少ない。
・ブラウズしても、すぐに再生をはじめるので、飛ばし観も不安無くできる。
Kindle Fire HDでのアクセスの問題はWIDrawerで解決した。
以下、参考までに。

REX-WIFISD1のSamba機能は不安定だ。
実は、Kindle Fire HD単独でアクセスすると…
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「127.0.0.1」というIPアドレスになっている。これがおかしい原因。
本来、「10.10.10.*」でアクセスしなくてはいけない。
しょうがないので、Retina iPadでアクセスしてみると…
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と正しくIPアドレスが表示され、ルータ(REX-WIFISD1)のアドレスは「10.10.10.254」、DHCPサーバからの割り振りが「10.10.10.1」となっている。複数の端末がアクセスすると「10.10.10.2〜」とナンバリングされていく。

この状態で、Kindle Fire HDで、接続を解除し、再び接続し直して、パスワードを入れると…
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今度は、正しく「10.10.10.1」でアクセスできている。REX-WIFISD1でSamba機能があるのは、分かっていても、この不可思議な現象がある限り、万人に薦められることではないようだ。

おそらく、ファームウエアアップデートで、こういった問題が解決できると思われるのだが、マニュアルに記載がないということは、問題が解決できないので、その機能を削ったと解釈する方が良いのかも知れない。サポートのFAQには、「Samba、WebDAVに対応」と記載があるので、とりあえず、問題は問題として把握できれば、回避する方法は自ずと分かってくる。

ただしく、「10.10.10.*」でアクセスできていれば…
あとは、ES File Explorerでアクセスできるというわけではない。
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smbサーバ機能が不完全なので、スキャンしてもいつまで経っても出てこない。
IPアドレスを指定してログインしなくてはいけない。
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REX-WIFISD1のルータアドレス「10.10.10.254」で、ユーザは「admin」、パスワードは無し。
これで、サーバの登録ができる。
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登録できてしまえば、あとは、いつも通りにアクセスすればよい。
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ビデオプレーヤで観れば良い。レスポンスは良好で、フルHD(29.97fps、4Mbps)の動画が滞りなく観られる。