※いままで、Wii Uや3DSがネットにつながっていたのに、今日になってエラーでて使えない等で検索してきている人へ。

  1. まず、任天堂のネットワーク障害情報をチェック
  2. 自分のつないでいるプロバイダとNTTならBフレッツの回線障害をサイトでチェック
以上を確認してね。


2018年8月に最新のWi-Fiルーターと3DS のつなぎ方の記事を書き直したので、
https://sundaygamer.net/pa-wg2600hp3-nintendo-3ds/
を参照してください。

 

以下、少し古い内容。

 「3DS、無線LAN、手動設定」で検索してこれたかな?> 某

2012年12月空前の販売台数を誇ったNintendo 3DS。おそらく、どうぶつの森セットで買ってもららったはず。友達がみんな「どうぶつの森」をやっているから、自分もやっていないと話についていけないから。父ちゃん母ちゃんに3DSとどうぶつの森のセットをせびるのは仕方のないこと。


問題は…

Nintendo 3DS(ニンテンドー3DS)をクリスマスに買ってもらったものの、インターネットに接続できないと、お母さん(父ちゃんはPCに疎くてダメ)に子供が泣きつく家庭が増えたようである。ネットにつながらないと、どうぶつの森が100%楽しめない。

任天堂のテクニカルサポートは何時も通話中でつながらない。無線ブロードバンドルータのメーカに聞いても要領を得た回答が得られない。問題は解決しない。


そんな、父ちゃんや母ちゃんたちに、安定してインターネットにつなぐ方法をお教えしよう。

3DSが時々つながらない、PS3やXbox360、Wii Uのオンラインゲームが途中で切れるという症状は、ローカルエリアネットワーク内のIPアドレスの割り振りをDHCPサーバによる自動割り当てにしているためにIPアドレスが重複することが主な原因である

ことが、昔から知られている。ブロードバンドルータの故障や不具合のせいにしている人が、あまりにも多すぎる。


スマホ、ノートPC、iPod touch、そして携帯ゲーム機のDS、3DS、PSP、PSVita、無線LAN(Wi-Fi、ワイファイ)でインターネットにつなぐ機器が、家庭内にあふれるようになった。

価格比較サイトの口コミを見ていても、ブロードバンドルータの不具合が原因と決めつける、勘違いも甚だしいユーザが増えている。

ルータへの接続設定を自動でやるということは、3DSの無線LAN(Wi-Fi)接続が安定しない原因を根本的に回避できない。

去年くらいから、インターネットはガラ携サイトとメールだけだったDQN(情弱)がスマホを手に入れ、インターネットのフルサービスを使うようになり、あたかも自分がパソコン(インターネット)の熟練者のごとく勘違いして傍若無人に振る舞うことで、いろいろとトラブルが急増している。

そういった中の一つでもある。

さて前置きが長くなったな。

Nintendo 3DSやPSVitaなど携帯ゲーム機やiPod touchなどの無線LAN(Wi-Fi)でしかインターネットに繋げられない機器を安定してつなぐ秘訣(コツ)はたった二つ。
・ローカル固定IPアドレスにする。

・そのために、無線LANの設定はマニュアル(手動)で行う。

大まかな手順は三工程。

1)準備

2)3DSでの作業

3)固定IPアドレスへの設定

4)動作テスト

それでは順を追って説明しよう。
3DSのMACアドレスをメモる。
「本体設定」→「インターネット設定」→インターネット接続設定じゃなくて「その他の情報」

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ここの「MACアドレスの確認」をタップして、「Wi-Fi MACアドレスを確認できます」で、たとえばAA-BB-11-22-33-44 (16進法2桁の6つの数字)みたいなのをメモる。MACアドレスとはネットワーク通信機器に割り振られているシリアル番号で重複することがない固有の番号だ。

ブロードバンドルータ(WR9500N)で3DSのMACアドレスを登録する。
うちのブロードバンドルータAterm WR9500Nは、セキュリティを強化するために「SSIDはステルス(ESS-IDステルス)」、「MACアドレスフィルタリング」をオンにしている。(標準設定ではオフになっている。)
Aterm WR9500N(Atermシリーズ)の場合、右のメニューから「無線LAN設定」→「MACアドレスフィルタリング」を選択し、「追加」のボタンを押して、「手動設定」で、さっきメモった3DSのMACアドレスを入力する。

MACアドレスの表記がハイフンとコロンの違いに気をつけて入力。

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一度アクセスしていないと、下にうっすらとMACアドレスが表示されない。

 最初に、3DSを無線LANの自動設定にしてアクセスし、(MACアドレスを登録していないので)接続に失敗するのを確認してから、MACアドレスを入力する場合は、下にMACアドレスがうっすらと表示される。


3DSのインターネット接続を設定する。
ホームの「本体設定」→「インターネット設定」→「インターネット接続設定」

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接続先1に無線LAN(Wi-Fi)で接続する設定をしていく。iPhoneのテザリングで、どこでもインターネットの3DS接続方法は次で。

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こう聞かれたら、「自分で設定する」をタップ。

ナニも考えず、自分で調べようともせず、お任せで設定している「へたれ」ばっかりだから、結局、3DSやiPhone がつながらなくなるという無線LAN(Wi-Fi)のトラブルが急増している。

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まよわず、「手動で設定」をタップ。

「ゆとり」なAOSSとかの自動設定を薦めるのは、単にアクセスを稼ぎたいアフィリエイタくらい。

 昨年、やっと手に入れたご自慢のスマホを使ってググることを覚え(ネットで検索して)た「脱ゆとり」連中は、誰もができる自動設定じゃなくて「3DSを固定IPに手動設定する方法」を求めている。

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ここから、SSID、セキュリティの設定をする。

 まずは、PCのブラウザ(WindowsではIE、MacではSafari等)で、無線LANブロードバンドルータ(例としてWR9500N)にアクセスし、設定画面を観ながら設定を続ける。

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 2.4GHzのbgバンドを使う。3DSは、5GHzのバンドは対応してない。

携帯ゲーム機や古い無線LANのモバイル機器は従来の2.4GHzのbgバンドを使う事になるので、最新のモバイル機器(スマホ、タブレット、ノートPC等)は、できるだけ5GHzのバンドを使うように設定をするべきだ

 まず、SSIDを入力する。我が家はSSIDを表示しないステルス設定(ESS-IDステルス機能オン)なので、あらかじめ設定したSSID(この場合は「bg」)を入れてやる。業者任せの標準設定な家庭ではルータ本体に記載されているSSIDが表示されているはず。意味不明のアルファベット羅列のSSIDが表示されて近所迷惑なのでステルスするのがマナー。

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つぎに、セキュリティ設定。

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我が家は、WPA2-PSK(AES)にしているので、これを選択。

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セキュリティキーを間違えないように入力。

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とりあえず、右下の保存するを押して、接続先1に保存しておこう。

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この時点で、(DHCP自動割り当てのIPアドレスになるので)自動設定のままで無線ブロードバンドルータ(WR9500N)につながる。

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 この時点でつながらないとするなら、

  • SSIDを間違えている
  • ブロードバンドルータ側のMACアドレスフィルタリングのMACアドレス入力を間違えている。
  • ブロードバンドルータ側のMACアドレス登録変更が保存して再起動するなど、設定変更が反映されていない。
  • 暗号キー(セキュリティキー)を間違えて入力している。
等をチェックして接続を試みる。
3DSをローカル固定IPアドレスに設定する。
まず、我が家LANのIPアドレス帳を開いて、空いているIPアドレスを決める。
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 たとえば、クラスCの192.168.0.60〜255までを固定IPアドレスに割り当てるようするとか、自分ちのルータの都合などを考えて、固定IPアドレス帳を表計算ソフトで作ろう。

 それぞれの家庭で、LANのIPアドレス帳を作るしかないんだよ。ネットを検索しても、君んちのLANのIPアドレス帳なんて、あるわけない。

 たとえば、ルータの(LAN側の)IPアドレスが、クラスCの「192.168.11.1」、サブネットマスクは「255.255.255.0(ネットワークプレフィックスは「/24」)」の家庭としよう。

 お母さんのアイポン5sは「192.168.11.11」、お父さんのXperiaは「192.168.11.12」、Nexus 7は、「192.168.11.15」お姉ちゃんのiPod touch5は、「192.168.11.18」。ボクの3DSは、「192.168.11.100」をもらおうかな? ダメダメ! プリンタが、「192.168.11.100」で重複しているから! みたいなカンジで設定する。

「本体設定」→「インターネット設定」→「インターネット接続設定」→「接続1」をタップ

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「設定変更」で、「SSIDとセキュリティ」の右のタブをタップすると

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詳しく設定ができる。

まずは、「IPアドレス」をタップ。

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IPアドレスをルータ側から自動でもらうDHCPサーバに依存するという「自動取得をする」にしては、いけないので、IPアドレス自動取得は「しない」をタップし、「詳細設定」をタップする。

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先ほど、家庭内LANのIPアドレス割り当て帳から、決めたIPアドレスを入力する。消去で全部消してから、192.168.0.107と入力する。

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サブネットマスクは、

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定番の255.255.255.0をいれる。

ゲートウエイはルータのアドレス。192.168.0.1。

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ルータによっては192.168.1.1とかになっている。任意で変えられるので、都会だと変えて置いた方がいいかもしれん。

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入力間違いがないかをチェックして、「OK」を押すと登録。

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すると、丁寧にDNS(ネームサーバ)をどうするか?と聞いてくれる。

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ここで、「しない」を選択し、「詳細設定」をタップ。

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プライマリDNSを、ルータの192.168.0.1に設定する。セカンダリDNSは設定しなくても、まともなブロードバンドルータならちゃんと外(インターネットWAN側)につないでくれる。ダメな場合は契約しているプロバイダのDNS(のIPアドレス)を指定してやると安定する。

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これで、「OK」をおして、画面にもどって「保存」。

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保存が確認できたら、テストしてみる。

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つながったら、ホームに戻って、ブラウザでインターネットにアクセスできるかテストしてみよう。

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最後に…

 3DSのインターネット接続機能を制限し、悪意のある大人からの誘いや犯罪被害に遭わないように親の完全管理下で使わせることが重要である。特に小中学生の女の子の親御さんは注意を!!

 ワシは、3DS、PSVita、PSP、iPhone (iPod touch、iPad)、Androidタブレット各種は、「充電および保守」ということで、家族分を一括して管理している。我が家には、最新のゲーム機、PC、ソフトは「ワシから借りて使うことはできるが、所有することはできない」というルールがある。

 たいした知識も持たず、勉強もせず、ネットに自由につながる端末、ゲーム機を買い与え、深夜こっそりと寝ずに遊ぶような野放図にしている家庭のガキが、将来どうなろうが、知ったこっちゃない。

 だが、我が子だけは、将来ニートなど役立たずにならないためにも、インターネットへの接続ができる端末、ゲーム機、パソコンを自室に持ち込めないように、家庭内ネットワーク(LAN)の管理も含めて、監視と管理をしている。

 子供本人は、ゲームで遊ぶというより、友達との話題についていければよいので、プレイ動画をみるだけでいいやという傾向になっている。「父ちゃん、次をやって録画しといてよ。あとで観るから」みたいな。