2012年6月発売のMacBook Airの売値が安くなってきたので、ポータブルのMacの新調を考えている。

2012年のMacから、USB3.0に対応したので、いままでFireWire(IEEE1394b)で接続していた外付けのHDDをUSB3.0に移行する予定にしている。

メイン機の外付けのHDDは絶対に必要だ。

 いままで、NewerTechのHDDドック(NewerTechのQuad Interface SATA HD Docking Solution)を愛用している。

 私の純正Mac Proは純正Apple RAID CardとHDD4つをRAID0で使っているので、Time Machineでのバックアップは必須。4台のHDDのどれか一つでもクラッシュした時点でデータ全損になってしまう(笑)。HDDクラッシュのリスクは単純に4倍、RAIDカードの故障を考えると…。だから、外付けのHDDへ必要最小限のデータだけは常にバックアップがとれるTime Machineは重宝している。Time Machineには何度も何度も何度も助けられている。

 今は、Voyager Q IEEE1394a/b/USB3.0/eSATA-SATAというマルチインターフェイスになって、さらに安くなっている。

 で、今回は、4千円で売っている玄人志向のUSB3.0専用のHDDドックが出たので、買って見た。これは、SATAのバルクのHDD(SSD)を差して使うドック(専用台)で、リムーバルHDDとしてバルクHDDを使う道具だ。動画データなどテラバイト単位のデータを扱うユーザには必携のアイテムだ。

玄立 KURO-DACHI/CLONEは便利だ。

特長は、2つ
・USB3.0のインターフェイスだけなので2スロットなのに4千円と安い。

・duplicate(複製、コピー、クローンとも言う)機能が付いてる。

 USB3.0のSATAインターフェイスだけなら、2千円ほどで中華のパチモンが売られているが、HDDが差し込めるドック型では4千円ってのは、高くない。

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 なんと、外枠がアルミのサンドブラスト仕上げ。差し込み口はプラスチックだが、ゴミ防止の扉のバネに具合も意外と良くて、HDD取り出し用レバーの動きも、変なぐらつきがない。センチュリーのお立ち台やドンヤのパチモンと比べても、値段の割に、ちゃんとしているので、正直びっくりしている。

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 USB3.0のケーブルも付いてくる。あと12VのAC-DCアダプタも付いてくる。DCプラグは我が家の12V独立電源系の標準ジャック(外径5.5mm、内径2.1mm)なのがうれしい。

取説は英語だが、外箱が玄人志向ブランドとは思えない化粧箱だ。箱が取説になっているので、中のペラい取説を英語で読まなくても、箱の使い方をみるだけで使えるはずだ。

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 まだ、USB3.0搭載の新型Macを買っていないので、自作機でいつものようにテスト開始(笑)。

USB3.0は、USBコネクタの中の樹脂が青い。「青い」USBコネクタでつなぐのがルールだ。

 AC-DCアダプタもつないで、背面の小さなスイッチもいれて、USBもつながると、派手に青いLEDが光る。

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 バルクのHDDが刺さっていると、イニシャライズ(初期化)が必要。ディスクユーティリティでさっさと初期化する。

 さて、システムレポートを見てみると…

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480MB/秒のUSB3.0のスーパースピードで接続されている。


 いつものように、動画ファイルのフォルダ1TB弱をコピーしてみる。

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 内蔵のデータ用HDDから、KURO-DACHIに差したHDDにデータをコピーしてみると、70〜110MB/秒でている。これは、SATAのHDDの速度と同じなので、USB3.0部分が律速段階(ボトルネック)になっていない。これなら、1TBも2時間ちょいでコピーできる。

ちなみに、FireWire800は、〜80MB/秒、USB2.0は、〜30MB/秒程度。

 それから、720p/60fpsの非圧縮ファイルが110MB/秒なので、ProResなどのビデオコーデック(ビデオフォーマット)を使えば、楽勝でUSB3.0で接続したHDDに書き込みができるということだ。

つまり、ワシらのような録画厨にとって、

Macでゲームのプレイ動画を720pで録り込むのなら、Thunderboltの高いHDDでなくても、USB3.0の外付けHDDで安く上げることが出来るようになった。

良い時代になったもんだ。

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Mac miniから、LAN経由で録画データを書き込んでみる。うちのイーサネットは115MB/秒が限界なので、それを上限にして、とくに滞ることなく書き込めているので、問題はないだろう。発熱もHDDが剥き出しなので、空冷ということで、とくに風通しが悪くなければ、チムニー効果に期待できそうだ。

KURO-DACHI 玄立のクローン(duplicate、コピー)機能は普通。

 とくに、速い、遅いは無いようだ。

PCからUSB接続のケーブルを外して、スタンドアロンで電源を入れ、Cloneのボタンを長押しする。

コピー元とコピー先の容量が同じか、コピー先が大きくないとダメなのも同じ。マルッっとコピーなので、たとえば、2.5インチのHDDの60GBを240GBの新しい2.5インチのHDDにコピーしても60GBとしてしか認識しない。

とりあえず、パソコン無しで、2TBのHDDをそのまま複製できるのはうれしい。溢れる録画番組ファイルをため込んだ2TBのHDDが毎月一本出る、我が家では、この手のduplicate機能のあるHDD台は重宝している。

残念ながら、Mac OS Xの起動ディスクを、容量の大きなHDDへ丸ごとコピーした場合の、空き領域を割り当てることはできない。

3TBも使えるのがいいね〜。

ただ、うちにある他のHDDドックが2TBまでしか使えないので、2TBにしている。3TBの価格がさらに下がってきたら、3TBを標準にしたい。HDDが2本差せるので2TB2本で、4TB、3TBなら6TBのストレージをMacやPCにつなぐことが出来る。もう、個人レベルでは十分だ。

MacBook Proを買ったので、玄人志向 玄立 KURO-DACHI / CLONE / U3をつないでテストする。