年末年始はテレビ番組の特番が目白押し。根っからのテレビっ子な妻が録画機のTVRockを真っ赤っかにする。
録画機が壊れないか?ひやひやもんだ。

先日から、自作機の更新をしている。
この春、故障したマザーボードを修理してみた。
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昔、そうMacintosh Plusとか頻繁に故障した。しかも、修理代が高額(今のMac Proの修理費一律53000円が激安に感じるくらい)なので、安く修理する専門業者もいたくらいだ。
内蔵のCRT部(ブラウン管チューブ)を駆動する高圧電流を発生する電源部の故障は、リペア本が画面調整用フロッピーディスク付きで売られていて、リペアパーツも通販で売っていて自分で交換修理、給料の高い先輩のMacを修理して小遣いをもらったり、使い古した(壊れた)Macを代価にももらうとか、そういう時代だった。

今でも、iMac G5の電源部とか地雷必中だったので、リペアパーツキットが売られていたはず。ジャンクのiMacを買ってきて、不具合のある液晶パネルを交換しちゃおうなんていう強者も。

今頃になって、親にiPhone やMacを買ってもらって喜んでいる高校、大学生諸君!浮かれていないで、ちょっとした修理くらい朝飯前でできる技術を持たないと、中国やタイ、インドネシアの若い連中に全部もっていかれることになるぞ。


今のPCの基板は、ロハス仕様で鉛を使わないのでハンダも融点が高く吸引器では取り除けない。ワット数も高いのでなくてはいけない。
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地味に、吸い取ってから、暖めて電解コンデンサ(キャパシタ)を引っこ抜く。引っこ抜いたら、ハンダ吸引器をつかって基板の表にあてて、裏面からコテ先であたためて、吸引して穴につまったハンダを除去する。
それから、新しい電解コンデンサを取り付け。
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表と裏と基板のプリントパターンがあるので、うまい具合にハンダを流さないとダメだし、プリントパターンの細いのがコンマ数ミリで何本も通っているトコロもあり、老眼にはきつい作業。拡大鏡を引っ張り出してみるものの、手が震えて厳しいな。手をアシストする台をそろそろ入れなきゃいけないかな。
フローの良い鉛入りのハンダを使う。
で、組み立ててテスト開始。無事電源が入り、起動はしたが、もう一枚はCMOSが飛んでいるようでBIOSの画面すら出ず、断念。サーバ用にとおもったものの、一度修理したようなものをファイルサーバにするのは、後にトラブルを起こし、マザーボード交換と調製をする手間と時間を考えたら、新品の945系チップセットのを買った方が安くつくと判断し、手頃なものを物色中だ。
 
あと、分解しついでに、同等のマイクロATX機のCPUを中古で買ったE6320をE6300と交換。安くなったDDR2のメモリを1GBメモリ二枚を2GBメモリ二枚に交換したり、電源、CPUのFANの埃を圧搾空気で吹いて綺麗にしたり、といろいろと弄っている。

今、Amazonで注文したビデオカード待ちで、これから週末にかけては、合間をみながら、自作機各種の調製を行う予定だ。とりあえず、Sandy Bridgeのマシンをほったらかしているので、ケースに入れて動くようにしたい。
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秋に作る予定が、冬にずれ込んでしまった(笑)