そういえば、ここ数年で、トッピン、TOPPING(拓品电子)という中国製の安物アンプが注目を浴びている。使っているデジタルアンプやDACのチップが定番のもので、その作りが中国のオリジナルブランドなわりには、まじめに作られているらしい。

あちこちのブログで自慢しているのをみていて・・・
私も我慢できずに、春頃に買ってみていた。
確かに、安かろう悪かろうというチープさがなくて、安くてちゃんとした物作りになっている。そう、日本の物作りの危うさを感じるくらいのインパクトがあると思う。

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で、このTOPPING TP30は、USB経由のDACを内蔵していて、スイッチで、アナログ入力と切り替えることができる。しかも、スイッチのオンオフで、バチッっていうポップノイズがスピーカやヘッドホンに乗らない(OSx86機の電源を切るとバチッってノイズがでるので、デリケートなスピーカを繋いでいる人はUSBに繋いでいるPC本体より先に電源を落とす方がいい)という・・・、安物中華アンプと言われなければ、わかんないくらい、ちゃんとしてんのよ(笑)。

で、TOPPING TP30をMacにつなぐと、ドライバは必要なく、そのまま認識される。
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たとえば自作のOSx86機で、マザーボードのAudioに対応したドライバKextが用意できない場合、手っ取り早く音を出すために、USB接続のオーディオデバイスは不可欠なんだが、その一つとしても使えるということ。

で、実際に、先日作った自作機に、TOPPING TP30をつないで遊んでいたんだが、これにApple Pro Speakersをつないでみたわけだ(笑)。
で、iTunesで、お気に入りの曲を聴いてみた。

PowerMac G4時代の懐かしい音だ。PowerMac G4の轟音がない分、クリアに聞こえていいかんじだ。
で、元々のApple Pro Speakersの特性である、ある程度の音量になると、低音が響いて私好みの音になるのも変わりないので、うれしい。
さらに音量をあげると、ゴンゴンとスピーカ自体が振動して机とヘンに共振するようになるので割れて聞こえるところも、昔のままでいいかんじだ。

アンプ自体はクセのないデジタルアンプで、USB接続なので、ボリュームを全開にしていても、スピーカーからホワイトノイズが聞こえることはない。さらにパワーアンプなのに熱を持たないので置き場所に配慮することもない。
ただし、AUXでアナログ入力にすると、パソコンが山積みの私の書斎では、ノイズを拾ってしまう。それでも、これも他のAVアンプなんかと同じことなんで、気にしていない。

現時点(2010年8月)で、TOPPING TP30の調達コストは、ネットオークションでACアダプタ付きでオク税、振り込み手数料諸々を含めて、9千円弱。
パソコンの音をPassive Speakerで鳴らすという目的で、USBのDACはいらないのであれば、鎌ベイアンプが第一選択だな。安いし。5インチベイに入るし。

2011年5月追記:パソコン机に収まるデスクトップオーディオの安価ヴァージョン機器についての質問があったので追補しておく。

PCケース内にいれると格好はいいんだけどノイズが載るのは避けられない。

ちなみに、TP30はUSB入力→DAC+パワーアンプ。なのでPCからこのアンプを一つかませることで直接パッシブスピーカを鳴らせる。

光デジタル、コアキシャル、USB入力→DAC+ヘッドホンアンプはD2。ラインアウトからパワーアンプとスピーカは別途接続が必要。プリアンプみたいなかんじ?。

光デジタルから変換するには先のD2とかの方がいいかも。って、TOPPINGの小さい、安い、音がいいというメリットがなくなって日本メーカの安いAVアンプの方がいいことになる。

TP31はコアキシャルケーブル、つまり同軸ケーブルによるデジタル入力がUSB入力の代わりに付いている。コアキシャルケーブル出力のソースがある人はいいけどね。

ところが、上海問屋からUSB入力のDACとスピーカを鳴らすパワーアンプのTP30より安い中華の中華をいくパチモンがでてた。これは近いうちに入手予定(笑)

以上追記終わり。

DACは別売で、入出力がいろいろ選べるものでも、6千円しない。

光デジタルでMacから、自作Windows(OSx86)機はUSB、iPhone やiPod のドックからはアナログで、と繋いで、スピーカーやパワーアンプ、あるいはヘッドホンは自分の好みで選ぶってのが、卓上PCオーディオの王道。

既製のアンプ内蔵、パワードスピーカー(Active Speaker)の音に飽きた人が、自分好みの音を探すのには一つくらいはもっていないと。